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鷹が誇る日本一のショートストップ ~今宮健太選手について~

■はじめに

福岡に住むホークスファンのまゆかずと申します。

私がホークスのファンになったのは2000年のこと。
当時転勤族だった親の都合で福岡に引っ越してきました。

それまで巨人ファンだった自分が初めてダイエーホークス(当時)の試合を福岡ドーム(当時)で見た時、初めて球場でプロ野球を観戦した事に感動し一瞬でホークスのファンになりました。

それから20年たった今でもホークスのファンとして、6月19日から開幕するプロ野球を待ち遠しくしています。

■九州には日本一のショートがいる

現在、NPBで最も有名なショートと言えば、ジャイアンツの坂本勇人選手だと思います。
次点でライオンズの源田壮亮選手の名前が挙げられることでしょう。

2人も昨年行われたプレミア12に日本代表として選ばれて、素晴らしい活躍をされました。

ただ、その2人がいようとも日本一のショートストップは「今宮健太」選手であると私は信じてやみません。

■彼との出会い

私が今宮選手を知ったのは彼が高校3年生の時、夏の甲子園で花巻東高校との試合でした。

当時私はプロ注目の菊池雄星投手(現シアトル・マリナーズ)がどのような投球をするのか?という興味でその試合を観戦していました。

試合は途中、菊池投手が腰の違和感により降板
終盤は打撃戦となり、花巻東高校は9回の表に1アウト3塁の勝ち越しのチャンスを作ります。

しかし、急遽登板した今宮選手がもの凄いボールを投げ、2者連続三振に斬って取ったのでした。
その球速は対戦相手の菊池雄星投手の最速154km/hと並ぶ大会最速記録でした。

※今宮選手の登板シーンは5:43~

この場面は当時何度も見返しましたがここ10数年の甲子園で一番の衝撃を受けました。

後のインタビューで当時のことを聞かれた今宮選手が、それまで投げていた後輩を負け投手にしたくないという思いが爆発してこうなった話していましたが、後輩を大事にする兄貴分な今宮選手の一面が見て取れるシーンでした。

次の回に勝ち越し打を打たれてしまい今宮選手の最後の夏は終わってしまいましたが、私はこの時から今宮選手に取り込まれてしまったのでした。

■地元ソフトバンクホークスへの入団

そんな今宮選手がその年のドラフト会議でどの球団に入団するのか、私の一番の注目でした。

結果はご存知の通り、ソフトバンクホークスが1位指名し今宮選手は地元・福岡ソフトバンクホークスに入団することになったのでした。

■野球に対するひたむきな姿勢とリーダーシップ、それが彼の持ち味

今宮選手は28歳という若さながら、常勝ホークスの内野陣・野手の中心人物としてチームを牽引しています。

選手としての持ち味は広い守備範囲、強い地肩、2桁HRも打てるパンチ力、最年少犠打記録も持つなど小技もできる、ここ一番での勝負強さなど、走攻守全てにおいてハイレベルな選手です。

しかし、それ以上に彼の一番スゴい所は、「野球に対するひたむきな姿勢」と「リーダーシップ」です。

今宮選手は今年で29歳になりますが、2017年頃(当時26歳)から野手陣の中心選手としてチームを引っ張ってきました。

「年上だろうと言うべきことは言うが、その分自分もちゃんとしなければいけない。」

2017年オフには長年師弟関係にあった鳥越裕介コーチがマリーンズへ移り、図らずとも2018年は自立の年になりました。

そんな彼の振る舞いは年上の選手にも一目置かれており、川島慶三選手からは…

川島選手「健太は年下だけどさ、野球に対する姿勢がスゴいよね」

年上の選手からもそんな風に思われている今宮選手は、やはり名実共に鷹のチームリーダーに成長したんだと感じます。

■全試合出場、ゴールデングラブ賞の奪取を!

今宮選手はベストナイン、ゴールデングラブを獲得した2017年を最後に怪我の影響で出場試合数が減ってしまっています。

2012年~2017年まで、ほぼフル出場していた疲労などが影響しているかもしれませんが、ホークスファンとしては今宮選手には、また全試合出場を果たして貰いたいです。

新型コロナウィルスの影響で開幕が遅れましたが、疲労が抜け、怪我が癒える時間ができたことは今宮選手にとってプラスの時間だったのではないのでしょうか?

万全の状態であれば今宮選手はチームを日本一に導いてくれる選手であると信じています。

チームをリーグ優勝・日本一に導いてくれるショートストップ。

それが今宮健太選手が日本一のショートストップであると考える理由です。

■最後に

日本プロ野球のシーズンが120試合ながらも開催できることにファンの1人として喜びを感じています。
私はホークスファンでもあり、パ・リーグ、日本プロ野球のファンでもあります。

プロ野球は日本を元気にしてくれると信じています。

また球場で応援できることを待ち侘びながら、今はテレビの前でチームを、選手達を応援しましょう!!!!


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