花屋の制限的パラダイム

先日もSNSを見ていたら、知り合いの花屋さんが店を閉めると投稿していた。色々あった上での苦渋の決断(英断と書いていたが)だったと思うが、コメント欄には「花屋って大変だからね〜」「SNSで華やかな部分ばかりがピックアップされて投稿されてるけど、実際はそんなことないからね〜」

このようなコメントが多く寄せられていた。それを見て青木が思ったことは「他の業界でもそれは一緒」です。

決して「花屋が特別」な訳ではないと思っています。確かに、生き物を扱う商売なので、それ故の苦労はあるのも理解できるし、決して楽な商売だとも思っていないけど、それすらも他の商売をされている方と同じだと思っています。


方法を知らない

結論から言うと、その状況を打開していくための方法を知らないんだと思います。これは決してその花屋さんがと言うことではなく、業界全体として今の状況を打破する打開策を未だ打ち出せていないと言うのが現状です。一個人で経営されている花屋さんは、とてもその状況を打破していくことができていません。上流で作られた流れを下流で汲み、商売を営んでいるのが現実で、「文化を創る」とか「花育」とか個人の花屋さんが一人で語ったところで現実は何も変わりません。

結果ジリ貧になっていき、自分と家族や大切な人を守るために「店を閉める」選択をしていきます。

でもこれって、冷たい言い方すれば「独りよがり」です。本当に花屋として花の価値を普及していきたい!って意志があるなら方法論になんてこだわらず、もっと可能性の探求に誠意を傾けたっていいはず。一人でできないならいろんな人巻き込んで実現をより具体的にしていくことだってできるはず。でも、その選択をしない。「うちは〜だから」「この業界って〜だから」本当にこの言葉よく聞くんです。。。

多分、方法を知らないんです。しかもその思考法が習慣になっている。

私が約3年学んでいるアチーブメントの学びの中で、能力開発には5つのステップがあると教わります。(上記参照)

花屋さんの話に当てはめると、「分かる」の段階の【習慣の壁】を突破できない状況です。習慣の壁にぶち当たった時に「で、どうしたらいい?」になる。普段接する人が固定化されているので入ってくる情報も固定化されている。良質な情報との出会いがまだないのかもしれません。。。


人は常に最善を生きている

しかし、それも含めて人はその時最善と思える行動を常に選択しています。周りにできることは「情報提供」のみです。だから私は良質な情報を花屋さんに届けるために先日プロスピーカーになりました。

私自身がこの壁を突破してきました。その体験を惜しみなく花屋さんには伝えていこうと思っています。

習慣の壁、自我の壁を突破してきて今は「分かち合う」ことで花業界に貢献していくと決めています。

無論、これは技術なので一朝一夕で状況が改善されるものではありません。私も3年かかってやっと今のステージに来ています。だからこの情報を手にした花屋さんとは、その時点からこの学びを共にする同志として一緒に活動したいと考えています。

そして、花屋さんの中に存在する【制限的パラダイム】をどんどん突破していく!そして貢献の領域で活動する!そんな花屋さんを全国に増やしたい!

本気でそう考えています。


もっともっとこの業界は良くなる。必ず良くなる。きっと良くなる。