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母の月!?

コロナの影響で今年の母の日は、例年とは全く異なる様相を呈しています。

「母の日っていつだっけ?笑」
そんな方もいますので、お伝えしておくと毎年5月第2日曜日です。で、今年は5月10日が母の日です。

花業界のみならず、様々な小売業界で母の日商戦に向けPR合戦を繰り広げていますが、花業界にしてみると母の日というのは年間で最も大きなイベントです。「花屋=母の日」というイメージを持っている方も少なからずいらっしゃるのではないかな。

でも、今年の母の日はかなり状況が異なります。
コロナの影響です。

まず、母の日当日含む前後数日はありとあらゆることが一極集中します。



資材
物流
労働時間

これが例年通り起きてしまうと、クラスター発生の危険性が高まる可能性があります。業界としてこれは慎重に扱わなければならない。

また、肝心のお花。母の日といえばカーネーションと考える人はまだまだ多いですが、そのカーネーション。実は輸入に頼っているのも現状。しかしそのカーネーションの輸入がピンチ。

こういった状況が想像できるわけです。
放っておくと花業界が原因で感染者数が増えてしまった・・なんてことも可能性がないとは言えないわけですね。。


そこで、業界のトップの方々が意思決定をしてくださいました。
そうです「母の月」です。

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(プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057186.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000052489.html
(農水大臣記者会見)
https://www.maff.go.jp/j/douga/200424.html
(yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6358073


お客様から見た母の月

・リモートワークでずっと家にいる
・GWも外出できずにずっと家にいる
・だから母の日当日じゃなくてもより安全にお花が届くのであれば、それで良いしその方が特典を受けられる場合もある
・母への感謝の気持ちは常にあるわけなので、問題ない
・当日は当日で電話やWebカメラで直接話をするから、それまでにお花を届けられればいい

花屋さんから見た母の月

・一極集中の緩和によるミスの軽減
・その日のためだけに整える体制づくりからの卒業
・花の価格の適正化
・労働時間の平準化
・忙しすぎて毎年憂鬱になることからの卒業

など、双方にとってメリットもあります。物流会社さんにとっての負担軽減も大きいです。


これら状況を踏まえて業界として母の月をPRしています。
お花のギフトをお考えの皆さま、今年は是非三密防止のためにも母の月にご賛同いただけますと嬉しいです!