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フラワービジネス日記

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花業界について書いているnote無料記事の置き場です。お気軽にご覧ください。
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#花と緑の社会実験室

花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事の魅力に迫る

このnoteは花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事について綴った記事です。実績などの活動記録も残していきますので、随時記事が増えていくという特徴があります。 また、花と緑の社会実験室「soe!」というコミュニティで一定期間活動をしたら、その先に認定させていただくことを構想しています。ボタニカルディレクターという働き方が選択肢の1つとして定着する社会を目指します。 無料部分はどなたでもご覧いただけますので、興味が湧いた方は一度こちらを覗いてみてください。

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2,300

エンタメの可能性

僕が住む長野県においても、桜の花見時期も終わり、これから新緑の季節へと向かいます。 今年はコロナの影響もあまり感じることなく花見を楽しめました。家族で出かけ、子供たちがはしゃいでいる姿がとても嬉しく感じたのと同時に、多くの大人も写真を撮ったり衣装を着て出かけたり、思い思いの花見を楽しんでいる様子がまさに幸せそのものでした。 ここで改めて感じたことは「花はエンタメになる」です。 花はただそこに咲いているだけ。 たったそれだけで多くの人を魅了します。 花から言わせれば、た

切り花消費額の推移

こちらは総務省統計局による切り花消費額(2人以上世帯)のデータです。 花卉園芸新聞にも同じデータが掲載されていて、園芸との比較データが載っていたのですが、なぜか画像添付できず・・ 多分業界関係者であればデータを見なくとも体感として感じていらっしゃる方も多いと思いますが、2000年からこの20年間の切り花の消費額は右肩下がりです。。。具体的には約30%マイナス。。 年間消費額が8,000円を割り込んでいます。 ちなみに園芸は全体的には消費額が下がっているものの、この2年は

GreenSnapさんとのトークセッション

先日、Greensnapさんとのトークセッションを開催しました。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 「花と緑の業界が面白い理由」 というざっくりしたテーマだけを設定して、あとはそれに紐づくお互いが日々実践していることや感じている課題感、そしてこれから仕掛けていきたいことなど、フリートークでお話をさせていただきました。 本当にあっという間の90分で楽しかったです。 澤田さんありがとうございました。 ずーっと話しっぱなしだったので、運営視点から見るとスライド

GreenSnap 公式アカウント開設

花と緑の業界、日本最大級のWebメディア「GreenSnap」。 昨年アプリダウンロード数も250万ダウンロードを突破。今最も花卉園芸業界におけるメディアとして勢いがあるメディアと言っても言い過ぎではないでしょう。 大変遅ればせながら、GreenSnapさんでJOURO公式アカウントを開設しました。 是非フォローしていただけたら嬉しいです。ページはこちら GreenSnapユーザーさんは、当然お花や植物に関心のある方が集まる一大コミュニティ。そこに顔を出させていただくのは

VRにワクワクしています

VRについての説明は不要だと思いますが、似たような言葉としてARとかMRとかありますので、知りたい方はこちらや他にもググればいくらでも出てきますので、そちらをご覧ください。 で、僕の頭の中は「じゃあこうした技術をどうやったら花と緑に活かせるか?」です。 そして、アイデアが出てきたら実験をする場が花と緑の社会実験室「soe!」です。 このオンラインサロンの中で「花とVR」についての話が浮上してきました。 きっかけはオンライン飲み会です。 月1回、サロン内でオンライン飲

みんなでまとまるからこそ可能なギフトのカタチ

only storyの社長がvoicyの社長との対談で話していたことに共感しています。 会社としてどんなイメージでサービス提供しているのか?(間違ってたらごめんなさい)と聞かれた時の回答です。 僕はこれにとても共感しているし、今現在フラワーギフト界隈においてHANAMUKEというサービスを通じて元気玉を放とうとしています。 で、先週の記事でご紹介した通り、先日元気玉をぶち込んできました。 その元気玉は見事に直撃し、相手に感動を与える結果となりましたw 僕はそう感じて

パーソナルギフトの可能性

誕生日、勤続祝い、記念日、合格祝いなど。 個人間のお祝い=ギフトの場面で日常的にたくさんありますよね。 皆さんはその時、どんな基準でギフトを選んでいますか? 相手の好みがわかっていれば、それに合わせたギフトを選ぶこともあるでしょう。 逆にこだわりがあるであろうからこそ、別のものにすることもあるでしょう。自分が使ってみてよかったトレンドもの。こんな選択もあるでしょう。 全て正解だと思います。 ただ、いろんな方からのお祝いも想像できる場合に、その内容が被ったり相手にとって

オンライン体験学習ツアーinシンガポール終了

コロナの影響によって体験学習の機会が激減している子供達。 大人が一緒になって下を向いていても仕方ない。それならこの状況でできることを考えようと前を向き、企画を立て、クラウドファンディングで支援を募り、見事実現させたのが、運営しているオンラインサロンのメンバーです。 第1弾となった今回の企画。 場所はシンガポール。シンガポールは国として緑化政策に取り組み「クリーン&グリーンシティ」と言われるほどに緑化に力を入れています。 テクノロジーの進化も凄まじく、その技術と緑化を掛け

社会課題解決のきっかけとして

花と緑の社会実験室「soe!」では、第2期生の募集が始まっています。 また1期生のメンバーを中心にいつくかのプロジェクトを動き始めましたが、2期生として参加してくれたメンバーが素晴らしい企画を立ち上げています。 ここから着想を得て、身の回りのちょっとしたこと(スマホの設定とか電球交換とか)をサポートしつつ、お花の定期便を組み合わせるようなサービスです。 まだまだ荒削りな面もありますが、着眼点が素晴らしいと思いました。 このプロジェクトによって解決のきっかけになるかもし

大切な視点

HANAMUKEを展開している中で、とても大切だなぁと思っている視点が、SDGsです。 これだけ世界中で叫ばれている課題ですから、もう無視できない時代になっていますし、その問題をどうやってビジネスの力で解決していくのか?という視点は、現代を生きる僕らの使命でもあるのかもしれません。 そう考えた時にこのHANAMUKEを展開する上でも、やはりそこに貢献していけるような設計にしたいというのが僕の考えです。 展開している中で過去散々このような声を聞きました。 それ自体を否定す

茎の活用の可能性

花の現場では毎日大量の茎が廃棄されています。 その茎に着目して、廃棄せずに活用できる方法がないか考えスタートしているのが、STEMNプロジェクトですが、現在の様子をお伝えします。 残念ながらクラウドファンディングでの実現は叶いませんでしたが、とっても大きな反響をいただきましたので実現すること自体は決定しており、今実現するための準備を諸々進めています。 そんな中こちらの記事を見かけました。 段ボールの価値が見直されている?というか価値が高まっているようです。僕はこの記事を

第2回定例会も無事終了

オンラインサロン 花と緑の社会実験室「soe!」。 2回目となる定例会が先日開催されました。 1回目に比べるとだいぶ緊張も和らぎ、運営側もコミュニティ運営をすることに、すこーしずつ慣れてきた感があります。 今回は新たに何かテーマが立ち上がったとか新メンバーが増えたということではなく、現在の進捗状況の確認や直近で予定されている勉強会やイベントの確認がメインでした。 話がすこーしずつではありますが、具体的になりつつあります。 まだまだ実行段階ではありませんが、こうした形

花と緑の社会実験

「お花は好きなんだけど、花屋さんになりたいわけじゃない」 「今の仕事やりながら、なんか花に関わりたいなー」 「植物好きだから、その植物使ってなんか面白いことできないかなー」 こうした声、聞いたことないでしょうか? (僕はあります) コロナ禍で花や植物に関心を持つ方が増えていると言われています。だとするならば、単に自宅で楽しむだけでなく仕事や活動として花や植物に関わりたい!って方も潜在的に増えているのではないでしょうか? 「花×○○」 こうしたプロジェクトは人の数だ