マガジンのカバー画像

フラワービジネス日記

235
花業界について書いているnote無料記事の置き場です。お気軽にご覧ください。
運営しているクリエイター

#HANAMUKE

花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事の魅力に迫る

このnoteは花と緑の企画屋さん「ボタニカルディレクター」というお仕事について綴った記事です。実績などの活動記録も残していきますので、随時記事が増えていくという特徴があります。 また、花と緑の社会実験室「soe!」というコミュニティで一定期間活動をしたら、その先に認定させていただくことを構想しています。ボタニカルディレクターという働き方が選択肢の1つとして定着する社会を目指します。 無料部分はどなたでもご覧いただけますので、興味が湧いた方は一度こちらを覗いてみてください。

有料
2,300

ほら、お客様だって変わってきてるんだよ!

今日はギフトのシーンにおいてもお客様(お花をもらう側)の心境っていうのは変わってきているんだよいうお話についてしたいと思います。 何かお祝いってこというと、贈る側が、もちろん「おめでとうございます」とかお祝いの気持ちを贈るわけですけども、一方でそれに対しては何も言えないみたいな雰囲気もあるじゃないですか。せっかくいただくものだからとか、黙って受け取るしかないと。むしろ黙って受け取りなさいと。それが日本人の心みたいな、そんな感じ。 それについてとやかく言おうものなら「何事だ!

プラットフォーム化して1年経過した現在地

昨年2022年の7月にHANAMUKE for bizとしてフラワーギフトの取りまとめを仕組み化したプラットフォームをリリースして、早1件が経過しました。   一言で言うと、現状「全然まだまだ」っす。。 言葉だけではわかりにくいと思いますので、数字の面でも現在地を共有しておきたいと思います。 数字から見る現在地 これが現在地です。 法人フラワーギフトの平均単価って、おおよそ15,000円前後なので、そこから考えてみても、大体予想の範囲に収まっています。 ただ、実際にご利用

みんなにやさしい仕組み

「今まで打ってきた点と点がつながり始めた」という記事を先週書きました。 ようやくカタチになったHANAMUKE for bizという点と、STEMNという点をつなぐことで1つのやさしい仕組みができあがったんです。 詳細は↑の記事を読んでいただくとして。 今回はその続きの話。 具体的にどうやさしいのか? 結論から言うと 「誰も新たに何かをプラスアルファで負担する必要がない」です。 どういうことか? この仕組みの原資(お金)となっているのはお祝いしたいという方のお祝い金

点と点がつながり始めた

花と緑の企画屋として、情報をインプットしアイデアをメモし、ブラッシュアップし、企画書にし、提案しては却下され、スルーされ、ようやく話が前に進んだと思ったらうまく社会にフィットせず中止になり、、、   でも、それでも確実に前に進んでいる。 そんなことをここ数年繰り返してようやくカタチになってきた2つのサービス(点)がつながり始めた。 このサービスではお客様からお預かりしたお祝い金のうち2%を寄付に充てている。寄付先は花と緑に関する社会貢献活動のみに限定していて、過去には森を

パートナーの力を借りることの重要性

昨年夏にリリースして今メインで力を入れているサービス「HANAMUKE for biz」ですが、認知拡大に苦戦しています。 これは何をやってもそうですが、生み出すだけなら誰でもできる。でもそれをきちんと育て上げることの方が難しいのだと痛感しています。 親が子を産み、そして育てるのと全く同じで商品やサービスも「育てないと育たない」わけです。 その育て方。 今までは自分一人で育てようと頑張っていた気がしてならない。 それが良い悪いという話ではなく、でも自分が育てたいように育って

価値観が多様化しているだけに

価値観の多様化については説明するまでもないですが、 その時代に合わせて提供する商品やサービスも いかに変化させられるか? ただ、それに合わせてたら それこそ商品やサービスが多岐に渡りすぎて現実的ではない。 だから「俺はこう思う!ドヤ!」って主張が 大事かなとは思っているんだけど、 それに対して賛同できないなら買わなきゃいいだけだし、 一方で強烈に共感する人がいるかもしれないし。 いずれにせよ「特徴」「主張」を明確にすることは 多様化している時代だからこそ必要だなーって感じ

ハイコンテクストとローコンテクスト

どっちが良いとか悪いとか、正しいか正しくないかという話ではなく、違いについて。 ハイコンテクストとローコンテクストという言葉は聞いたことありますか?知っている人は知っているけど、知らない人は知らないか。 ま、言葉自体を覚えることにさほど意味はなく、その中身が大事なので解説しながら僕が日頃している仕事の中でも起きていることについて置き換えてお話しします。 ハイコンテクスト ローコンテクスト 日本は世界トップクラスのハイコンテクストな国 「空気読めよ」 「察して」 「普

大切な視点

HANAMUKEを展開している中で、とても大切だなぁと思っている視点が、SDGsです。 これだけ世界中で叫ばれている課題ですから、もう無視できない時代になっていますし、その問題をどうやってビジネスの力で解決していくのか?という視点は、現代を生きる僕らの使命でもあるのかもしれません。 そう考えた時にこのHANAMUKEを展開する上でも、やはりそこに貢献していけるような設計にしたいというのが僕の考えです。 展開している中で過去散々このような声を聞きました。 それ自体を否定す

胡蝶蘭の課題

胡蝶蘭は綺麗だし、高価な花。 特に白い胡蝶蘭には気品も感じられて、お祝いの場面で贈られるシーンはよく見かけると思いますが、残念ながらその胡蝶蘭が雑に扱われていると感じてならない局面も発生しています。 ニュースはこちら↓ 記事の中では議員さん側に責任があるような書き方になっていますが、文中にもありますが要は「量が多すぎて管理しきれないし、だから周辺にもプレゼントしたんだけど、それでも捌き切れない」という状況が現場で発生しているんです。だとするならば、そのシーンに関わってい

新たな提案をすると届く声

僕は以前からHANAMUKEというサービスの提供を通じて、花贈りの現場で起こる困りごとを解消しようとしています。お花が大量に届いて管理に困ったり、置き場所なかったり、ブランドの雰囲気に合わなかったり、時間を取られたり・・色々と課題が表面化しているのが現状です。ただ、お祝い事なので受け取る側はありがたく頂戴するもの、というどこか同調圧力というか、雰囲気が蔓延しているので、いただいた側の方はそのまま声を出せずにいるのが実情。 なので、その経験をした方が今度はお祝いをする側になっ

わかりやすい説明をするために

こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。 以前から展開しておりますHANAMUKE。 こちらはフラワーギフトにおける新しい提案なのですが、こうした新しい仕組みっていかにわかりやすく、伝わりやすく伝えられるか?ってとても大切です。 だからこそ対象となる人を絞ったり、昨日を絞ったりしていくということもよーくわかってきましたが、その上で口頭や文字だけの説明ではや

嫌われたくないけど、嫌われたら仕方ない

こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。 今、力を入れて展開しているサービスの1つでHANAMUKEがあります。詳細はリンク先をご覧いただきたいのですが、主にBtoBのフラワーギフトにおける困り事を解消し、関わる人みんなが喜ぶための仕組みです。先日も、東京都内のリラクゼーションサロン様の移転祝いでご利用いただき、大変喜んでいただきました。 (納品した様子は

誰も悪くない。仕組みに課題があるだけ

こんにちは。JOURO(ジョウロ)代表の青木です。「虹ノアトリエ」という花業界専門オンラインサロンを運営したり、花と緑に関するサービスの開発提供をしています。 今日、サロンメンバーさんでもありHANAMUKEを導入しているとある花屋さんからこのようなお話を聞きました。 _______________________________ 「先日、小児科の開院祝いで胡蝶蘭をお届けしたんですよ」 「そうしたらバックヤードに置いてくれと言われたので、指示通りバックヤードに行ったら・