日記に何を書いたらいいか分からない人へ

日記を書くのは好きですか？嫌いですか？
学生時代、日記や作文の課題を避けて来ましたか？

日記や作文が楽しく、簡単に書けるほんのちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

私の通っていた小学校では毎週決まった曜日に1週間分の日記を提出する課題が1年生の時からありました。
その当時は何を書いたらいいか、どのように書いたらいいのか分からず、毎週のように空白で提出しては、先生に叱られていました。
そんな私ですが、中学生の頃からもう20年以上日記を書き続けています。

私が日記を楽しめるようになったのは、小さなことでも自分にとって「いつか取り出して大切に眺めたいもの」であれば何を書いても構わないのだと気付いたことがきっかけです。

それではそんな「書くこと」をお伝えします。

【天気や季節にまつわること】
「窓の外が暗くなってきたのでふと時計を見たら、まだ16:30だった。ほんの一ヶ月前まではもう少し明るかった時間なのに。確実に秋が深まっていて、あぁ、今年ももう残り少しなんだなぁ」
「スーパーまで買い物に行こうとしたらなんだか金木犀の香りがすることに気付いた。時間もあったので香りを辿ると、今まで知らなかった所に金木犀の木が！来年もこの香りを楽しめるといいな。そういえば幼い頃金木犀の花を集めて香水を作ろうとしたことがあったなぁ」
「近所の家の庭にある柿の木の実が濃い橙色になっているのを見て、ふと『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』を思い出したけど、一体誰の俳句だったかな」
「急に寒くて着るものに困る！今度のお休みに〇〇に洋服を見に行こう。ついでにお茶でもしようかな」
「いよいよ秋！って感じで自販機であったか〜いを買っちゃう」
「とうとうコンビニにおでんと中華まんが並び始めた〜つい買い食いしちゃう。天高く馬肥ゆる秋っていうし仕方ないよね」

【食】
「久し振りにコンビニの飲料棚をじっくり見たんだけどマテ茶があってびっくりした！確か本場は独特な容器と銀のストローで飲むんだよね」
「寒くなってくるとココアが飲みたくなるなぁ。小さい頃お母さんがココアを練ってくれたのを思い出すけど自分のためだけだったらお湯入れるだけのインスタントでいいや。そう考えるとお母さんって優しかったんだなー」
「なんか無性に汁なし担々麺食べたい！来週のどこかで食べに行けるといいな〜。ひとりでゆっくり楽しむのもいいけど友達誘うのもありだな」
「今日食べたコンビニのビリヤニが意外と攻めてて本格的な味で美味しかった。商品が入れ替わる前にもう一度食べておこうかな」
「最近焼肉食べてないなぁ、誰かと一緒に食べる焼き肉が食べたい……」
「来月福岡出張か〜、何食べようかなー。モツ鍋？長浜ラーメン？来月には冬だしフグもいいな〜（言うだけはタダ笑）」

【見かけたもの】
「いつもと違う道を通ったら猫が日向ぼっこしてる場に出くわした！なんかラッキー」
「三店舗連続盛塩してるセブンイレブンを見た。同じオーナー？それともなんか客寄せ以外の理由が…？」
「電車で向かいに座ってた人の使ってたスマホケースめちゃかわだった〜iPhoneの何のやつかなー」
「〇〇さんのバッグ素敵だったな、あぁいうのってどこで見つけるんだろう。明日聞いてみようかな」
「昨日見た〇〇なマスカラやっぱり気になる〜！週末になっても覚えてたら買っちゃう…？」
「〇〇のドラマに出てきたカフェ、職場の近くじゃない？！いつロケしてたんだろう」

【欲しい物】
「〇〇な布団カバー欲しいんだけどいい感じの手触りのものが中々見つからない…無印もニトリも見たけどない…」
「クリスマスの自分用プレゼント何にしよっかな、下半期めちゃ頑張ったしご褒美に〇〇のお財布とか買っちゃう？？」
「来年に向けて〇〇が欲しい！〇〇だったら購入検討！」
「コスメたくさんあるけどクリスマスコフレの特集とか見ちゃうと欲しくなっちゃう…一生かけても使い切れないくらいありそうなのに…」
「そろそろバターがなくなるから次の買い出しの時に忘れないようにしないと！」

日記を書く時は「連想する」
ふと呟きたくなったことを書く
X（twitter）代わりに使う
事実だけを書く
空想を書く
などが有効です。

いつか取り出して眺めた時、その日記は自分にとってかけがえのない輝きをたたえた文章であることでしょう。

気負わずに日記、始めてみませんか？