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ノートを書くようになったら「もっと落ち込んだほうがいい?」とすら思うようになった

「毎日を主体的に過ごす手帳・ノート術」をテーマに発信しています。元・教員のsatomiです。

ノートを書くようになったら「もっと落ち込んだほうがいい?」とすら思うようになった

ふざけたタイトルだと思われそうですが、昔の私と、ノートに色々書き出すようになった私を比較した時、こんな風にさえ感じるようになったな…と思うので書いてみました。


どういうことかというと、昔の私はいわゆる「悲劇のヒロイン」になりたがっていたなぁと思うんですね。

嫌なことがあった → すごく辛い!!

この経験は誰しもあると思いますが、私の場合はその後

実は大したことでなくても、悲劇のヒロインのように落ち込む

みたいなフェーズが必ずあったなと笑


お恥ずかしいですが、やっぱり小さい頃から少女漫画やらアニメやらを見ていると

主人公が嫌なことがあってめちゃくちゃ落ち込む

それを見て助けてくれる誰かが現れる

失意の底から引き上げてもらえる


みたいな展開はお約束。

なので、意識的か無意識か、”助けてくれる誰か”が現れることを期待して必要以上に落ち込んでいたなと思います。

というか、解決しよう!っていう方に意識があんまりいってなかったんだと思うんですね。

なので、「辛いことがあったらとことん落ち込むものだ」みたいな、なんとも厄介な固定概念があったように思います。



でも、ノートを書くようになったら「あれ?私の悩みってこれだけ?」って思うことがすごく増えました。

悩みって、第三者が聞くと「なーんだそんなこと?」となることも多いですよね。

本人は辛いけど、他の人に相談したらそっけなく返されて「なんでわかってくれないの!?」となることもしばしば。

もちろん親身になって聞いてくれる方もいますが、そっけない返しをしている人は間接的に「大したことないよ」っていうメッセージを送ってくれている部分もあるのかも。



ノートに自分の今の悩みを書き出すと、この「大したことないじゃん」とか「それってもうこうするしかないよね??」っていう”答え”にあっという間に辿り着いちゃうことがあるんですね。

しかも、自分一人で。

それまでの「悲劇のヒロイン」経験を踏まえると、何だか拍子抜けです。

「なんかもっと頑張って悩まなくちゃいけない気がする…」とすら思う。

それだけ「ものごとを頭の中だけで考えずに書き出して客観視する」ということには大きな効果があるのだと思います。



同じ人でも悩みのレベルは様々。

もちろん全てがすぐに解決する訳ではないです。

ぐるぐると同じように、何度も何度も考えて、それでもなかなか答えがでない。そんなことももちろんあります。

でも、沢山ある悩み事のうちの「大したことない、数日後には”まぁいっか”と思えるレベル」の悩みに関しては、一瞬で解決できちゃうような凄さをノートの習慣は秘めているように感じます。


最後までお読みいただきありがとうございました☆

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