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土偶と、縄文の里・朝日

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縄文の里・朝日で紹介している土偶に関する記事をまとめました。 土偶好きの皆さんに読んでほしいやつです。 土偶をよろしくです。
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#土偶

【おかしな縄文】人面付岩板3

奥三面遺跡群元屋敷遺跡の人面付岩版3岩版とは みなさんは、岩版と聞いて、どんなものを想像するでしょうか? すでに、下記に記しているので、まだの方は、こちらをご覧ください。 奥三面遺跡群元屋敷遺跡からは、顔の表現を持つ岩版が出土しました。 人面付岩版です。 元屋敷遺跡の人面付岩版は、どんなものなのか、紹介していきます。 元屋敷遺跡の人面付岩版3 写真の人面付岩版3は、文様から縄文時代後期後半(約3500年前)のものです。 素材は、頁岩で、自然礫そのままの形を活かして

【おかしな縄文】人面付岩板2

奥三面遺跡群元屋敷遺跡の人面付岩版2岩版とは みなさんは、岩版と聞いて、どんなものを想像するでしょうか? すでに、下記に記しているので、まだの方は、こちらをご覧ください。 奥三面遺跡群元屋敷遺跡からは、顔の表現を持つ岩版が出土しました。 人面付岩版です。 元屋敷遺跡の人面付岩版は、どんなものなのか、紹介していきます。 元屋敷遺跡の人面付岩版2 写真の人面付岩版2は、文様から縄文時代晩期前葉(約3000年前)のものです。 素材は、凝灰質泥岩。高さ13.7cm、幅8.

【おかしな縄文】人面付岩版1

奥三面遺跡群元屋敷遺跡の人面付岩版岩版とは みなさんは、岩版と聞いて、どんなものを想像するでしょうか? 岩ってついてるからゴツゴツしたもの? 版ってなに? 岩で出来た版 そうですよね。縄文の道具って、見た目で名付けられたものが多く、本来の目的にかなったネーミングではないものがありますよね。 岩版とは、縄文時代晩期(約3000年前)の東北地方を中心に、関東甲信越 、東海地方で出土する、小判形、円形、たまご形をした板状の石製品です。左右対称になる文様が表裏に施されています

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土偶たちのうたげ

10月9日は土偶の日

10月9日は土偶の日、「カレーもいいけど、土偶もね」ということで、 縄文の里・朝日で展示している土偶を紹介しながら、元屋敷遺跡の縄文人と土偶のはなしをしていきます。 土偶の日とは 土偶の日とは、縄文ドキドキ会により制定された縄文文化の魅力をアピールする日です。 以下、縄文ドキドキ会さん(https://jomondoki.com/dogu_no_hi/)からの引用です。 毎年10月9日をど(10)ぐう(9)の語呂合わせで「土偶の日」、10月と9月を「土偶/縄文の文化推進

【土偶が楽しい】 『元屋敷・シン・土偶図鑑』 ハ~ト、山形、遮光器、結髪といろいろな土偶大集合!! 縄文土偶1000年の移り変わりが分かる。君も今から土偶博士だ!!

 新潟県最北の村上市、そこにある奥三面遺跡群の元屋敷遺跡からは県内最多である212個体の土偶が出土しました。  この図鑑では、元屋敷遺跡出土土偶を100点ほど厳選して掲載しました。  元屋敷遺跡出土の土偶は、縄文時代後期~晩期(約4000~3000年前)のものでした。ハート形土偶、山形土偶、遮光器土偶、結髪土偶といった土偶が新潟県最北の山の中で熟成され、脈々と受け継がれること、1000年です。元屋敷遺跡の始まりから終わりまで縄文人によりそった土偶。  元屋敷遺跡の土偶は、配石

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