攻殻機動隊SAC_2045 シーズン2

ネタバレあり



ずっと待ってた攻殼の続きが、ついにNetflixで公開された。うれしい。

シーズン1は2020年に公開で、そうかもう2年も経ったのか…。内容はぼんやり覚えているものの、よりシーズン2を楽しむために、同じくNetflixで見られるシーズン1の総集編映画を見る。

映像は見覚えがあるものの、組織の関係や人物の思惑など、以前見たときは展開が早すぎてついて行けなかった部分が理解できた。

予習はバッチリ。一時間のお昼休憩を挟んで、いざシーズン2の視聴を開始

感想

映像に関して

・3Dがきれいになった。1見てすぐ2見たからか、動きや奥行きがリアルに近づいたと感じた

・少佐とプリンは目がキラキラ。スタンドアローンと見比べると別人すぎる

・カーチェイスとダムシーンは、映像がハリウッド映画っぽくてかっこいい。

・タチコマの動きが本物の機械っぽい。アニメの誇張された動きの方が可愛さを感じる。

・建物や車は写真みたいで、人物が浮いてる感じがある

ストーリーに関して


・パズとボーマの活躍が見たかった。高速道路のとこだけ?

・情報戦、義体、ロボット、9課メンバの軽口、裏工作、巨大利権を期待していたが、ポストヒューマンがすごすぎるのか、素子達の活躍があまり見られず。
よくわからないけど凄いと思うような、魅せる電脳戦がなかった

・えっ、プリン死んじゃうの?バトーさん慕う理由に泣けた。正直裏切り者かと思ってたので、意外性◎。でもその後の行動は釈然としない。なんでそっちに着くんだ?結局ポストヒューマンなのかも分からんかった。

・ポストヒューマンに騙されてるのか、現実なのか分かりづらい。スタンドアローンを見直すと分かりやすい。

・TVアニメ版は映画を観たときのように、印象に残るような構図だったり、瞬間を切り取って絵みたいに見える場面があったりで好きだったが、そういった部分がリアルな3Dになったせいか、普段よく見る風景みたいな味気ないものに感じた。

・マトリックスのオチそのままは残念。どこかでマトリックスが攻殼をオマージュしてて、今度は逆とあった。おーなるほど。ただその先が知りたかった。

・パルクール眼鏡はどこに連れて行きたかつたのか。あの後全く出てこなかったけど、そもそも見てみぬふりした自分の弱さを最後まで認められずに、全世界巻き込んだだけと感じた。諭せる大人がトグサかなと思ったら有耶無耶に終わってしまった。

・プリンがネットの人格データから現実に蘇ったように、トラウマのセラピーとして復活してもあり?オリジナルは不在で、ほぼ同じダミーが周りに与える影響とか。

・Nポって何だったんだ

・ボクサーやその他残りのポストヒューマン、米帝との関係、9課メンバ等などその後どうなった…

まとめ

気になるところはあったが面白かった。総集編でみたらまた違う感想になるかもしれない。

ありがとうございます