21.06.16 タイムライン

60.タイトル
 を毎回最後に書いたらどうなるんだ、という実験を長々としていましたが、特に生産性があるわけでもないし、もうこの縛りやめっぴ。

61.タイムライン
 僕ら世代には普遍的なのでしょうか? かつて僕の周りでは、LINEのタイムラインでわめき散らかす文化がありました。いや、もしかしたら僕が知らないだけでまだその伝統は続いているのかもしれないが。
 文化といってもTwitterのように使うだけなんですけどね。なぜそう表現するのかと言えば、中二、中三あたりのことでしたから、その内容が独特に痛々しかったんです。親にTwitterの利用は許されていないが、どうにか手持ちのカードでインターネット体験をしてみたい。そこで連絡用にインストールしたLINEの世界で騒ぎ立ててみたところ、周りは身内ばかりでお手軽、すげえ! 楽しい! という流れのもと、ノリは日に日に先鋭化し、中二病成分の結晶が見事に表出されていったのでした。感傷に浸る所以です。
#13でも触れためだかボックスにどっぷりハマっていた当時の僕は、なんとLINEの名前そのものを「安心院なじみ」に変え、当然アイコンや一言コメントも安心院なじみ仕様にし、なりきり発言をタイムラインに連投していました。どころか地元の公立中の人たちひしめく小学校同窓グルで「〇〇(本名)? …僕のことは親しみを込めて安心院と呼びなさい。」などと暗黒微笑までし始める始末。『なかったこと』にしたい。 

 僕はギャルが好きです。いつでもギャルを探してる。最近は努力の甲斐あってあるギャルと知り合いになれました。今日日誰も使わないLINEのタイムラインに、自尊心と自意識が絶妙なバランスを織りなしている彼女が、何事もないかのように自分の話を投稿しているのを見て、あの冷房で冷やされたほこり臭い青春に想いを馳せてしまうろじんなのでした。ハッシュタグがない時代で本当によかった。

62.夢
 よく見る夢のパターンってないですか。僕はいくつかあるんですが。
 そのうちの一つが部活と上司です。僕はこう見えて軟式テニス部に所属していました。入部こそ自発的にしたものの、運動神経自体はてんで悪いので、中一から高一まで練習したのにも関わらず、その夏の部内対抗戦で未経験者の中一にぼこぼこにされる有様でした。自己肯定感の低さがにじみ出たこの敬体でnote書いてるやつがスマッシュなんて打てるわけないですね。
 部活はじきにやめました。つまりソフトテニスの記憶は、人生で最初で最後の精神的かつ身体的な受難であるとともに、失敗と逃避の歴史でもあったのでした。上司とは大きな影響を受け今もなお尊敬している前のバイトの上司のことですが、僕はそのバイトもつらくて投げ出してしまっています。
 つまり僕は、自分から始めたことに苦戦し、投げ出したくなってふて寝すると、たいてい夢の中でソフトテニスをしたり上司に会ったりするんですね。

63.今日の一日
 今日も授業を全部休みました。最後に真面目に受けた授業っていつのだろう? 少なくとも5月だ。特に自罰感には苛まれなかったので健全に作業を進めます。が、難航。投げ出したくなってふて寝したら夢の中でソフトテニスをしながら上司を観測し、一時間ほどではっと目覚めたので仕方なくnoteを開いて今にいたります。すみません…(誰に謝ってるのかわからないが)。


ギャルはいつでもDMください

ギャルじゃなくてもいいです

オタクはしなくていいです

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