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いちばん列車

春の陽を うけて、
風が また うごきだした。

広見線の終点「御嵩駅」|2012年3月 とうさんとぼくと風のたび

町へ かよう いちばん列車が
風に むかって
しゅっぱつする。

広見線の終点「御嵩駅」|2012年3月 とうさんとぼくと風のたび

春、あたたかい風がどこからふいてくるのか知りたくて、父さんとぼくは旅にでた。山をこえ、川をわたり、時には嵐のような風に耐えながら、たどりついた場所。そこに見たものは…? 

風がつくった自然の形、ひとのくらし。風のふいてくるところをたずねる旅から、自然の力を恐れ、自然のめぐみを喜びながら生きてきたひとびとのくらしが浮かびあがります。

ポプラ社
アートのサブスク「Casie」


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