見出し画像

【和訳・曲紹介】 Ana Mena, Rocco Hunt / "Un beso de improviso"


今日はつい3日前にリリースされた新曲, "Un beso de improviso" を紹介したいと思います。

めちゃくちゃ耳に残るリズムで夏にぴったりな曲です!これぞ情熱の国スペインじゃ!みたいな感じです。笑

そして、僕の和訳曲紹介で初の女性アーティストですね!
Ana Menaの曲は他にもいい曲たくさんあるので後々紹介していきます♪

まずは簡単にAna MenaとRocco Hunt の両者について紹介します。

Ana Mena


Ana Menaはスペイン、アンダルシア州のマラガ出身の歌手兼女優です。

僕自身調べていてびっくりしました。なんと、女優もしていたんです。しかも驚くことに、この見た目でなんと24歳(1997年2月25日生まれ)...
僕の一つ上の先輩です...
この大人っぽさはやはり日本人じゃ勝てないのでしょうか💭

それにしてもこの若さで歌手兼女優としても活動しているなんてすごいですよね。日本でいう大原櫻子や西内まりやみたいな感じですかね??

僕がAna Menaを初めて知ったのは留学中の先輩に教えてもらった"Te deseo lo mejor" を聞いてからなので気になる方は是非聞いてみてください!

いずれこちらのnoteでも紹介したいと思います!!

Rocco Hunt

Rocco Huntはイタリア人ラッパーとして活動しています。彼もこの風貌で26歳と大人な雰囲気ですね。個人的に語学学校の先生に似ていてなぜか親近感を持っています。笑

普段ラップやイタリアの音楽を聞く機会が僕自身ほとんどないので、今回彼の存在を初めて知りました。でも声がすごく気に入りました! 後述しますが、外国人なのにネイティブと遜色ない発音でどちらかというとラテンの方に近い印象を受けました。

他の曲の方でインタビューされていた記事があったのでそれを少し和訳して紹介しますね👇

インタビュアー「Ana はもういくつかイタリア語で曲を歌っているけど、Rocco, あなたにとっては今回が初めてのスペイン語での挑戦だったよね?実際かなり苦労したんじゃない?」

Rocco「翻訳を使いながら発音の練習をしたよ。でもそれより、人々が僕みたいなイタリア語訛りのスペイン語を気に入ってくれて受け入れてくれていいることが嬉しかったね。彼らにとってはその違いが特別に感じて他とのいい差別化になってるみたいだね。あと僕はナポリの近く出身なんだけど、その辺りはスペインの文化や影響を強く受けている場所なんだ。だからスペイン語と似た共通の言葉も多かったから意外とそんなに苦労しなかったよ」

Ana「私も彼のスペイン語のうまさにびっくりしたわ。彼が録音したものをこっちに送ってくれた時はもうほとんど完璧だったから何も彼にいう必要がなかったの」

参照元:YOUNG

こんな風にAna とRoccoは答えていました。

調べてみると今回の曲以外にもかなり2人はコラボしていました。その理由の一つに、イタリアとスペインの音楽をうまく混ぜ合わせた音楽を作って多くの人に楽しんでもらいたいという強い思いがあるそうです。国を超えて音楽が通じ合う、素晴らしい事だと思います!

やはりイタリア語とスペイン語は似ている部分があるので歌うくらいだとそれほど苦労はしないようです。ただ大抵のイタリア人のスペイン語の発音はかなり独特なんですが彼は本当に上手でした。羨ましい!

目閉じればラテンの人かなと思うくらい。。(目開けててもわかりませんが...)

曲紹介・和訳

Un beso de improviso 「急なキス、不意のキス」と訳せますね。

イタリアとスペインらしい夏の陽気な雰囲気の中での恋模様を描いているような曲ですね。不意のキスなんて、、なんかドキドキしますね、青春...😳

そしてラテンポップだとありがちなSEXやドラッグ、スラングなども全く出てこないので健全に男女間を描いているのでありがたいですね。笑 

最初のRoccoのパートで、白い服を着て後ろでギターを弾いているおじちゃんたちがなんとも可愛いのでそこにも注目してみてくださいね。陽気で楽しそうな感じがひしひしと伝わります。

そしてなんと、この曲はスペイン語verとイタリア語verの2つがあります!個人的には意外とイタリア語verの方が好き...この裏切り者!って聞こえてきそうです。。笑

⚠︎1つ目がスペイン語verで2つ目がイタリア語verです。

さてさて、それでは聞いてみましょうか

不意なキスでドキドキしちゃってください

Ana Mena と Rocco Hunt で "Un beso de improviso"

〜和訳〜

Ana Mena
Desde Málaga pa'l mundo
マラガから世界へ
(Poeta Urbano)
No sé cómo contarte (oh, oh, oh)
どうやって君に伝えればいいだろうか
Aunque te escriba más de mil canciones
君に曲をいくつも書いたって
Que no estaba en mi mente (oh, oh, oh)
もう分かんなくなっちゃった
Que te encontré entre tanta gente
そして君を人混みの中で見つけた
Ven a buscarme y salgamos de fiesta que ya dormiremos después
迎えにきて一緒にパーティーに出かけよう、寝るのなんてもうあとだ
Y vamos a bailar y a perder la cabeza hasta que nos duelan los pies
足が痛くなるまで踊ってはしゃごうよ

(※)Y te vuelvo a ver, yeh
君に再び会って
El viento del verano te ha traído a mí otra vez
夏の風が君のところにもう一度僕を連れていくんだ
Y no sé por qué, yeh
どうしてだろう
Con solo una mirada todo vuelve a suceder
その眼差しでまた全てが始まるよ
Un beso de improviso (uh, oh)
不意なキス
Te quiero y no lo digo (uh, oh)
愛してる、でもそれは言わないんだ
Y no sé si decirlo, tal vez sea el destino
言うべきか分からないけど、でもこれはきっと運命なんだろう
Es como un déjà vu que se repite sin querer
まるで無意識に繰り返されるデジャブみたいだ
A la orilla del mar y perdemos la noción del tiempo
海岸沿いで時間を忘れて
Y solo quiero besarte, no sé decirte lo que siento
ただ君にキスしたい、僕の気持ちを君に伝えたい
Y en el cielo aparecen estrellas con tu nombre y todo se detiene
空に君という名の星が現れて全て捕らえられてしまうよ

(※) y te vuelvo a ver, yeh
El viento del verano te ha traído a mí otra vez
Y no sé por qué, yeh
Con solo una mirada todo vuelve a suceder
Un beso de improviso (uh, oh)
Te quiero y no lo digo (uh, oh)
Y no sé si decirlo, tal vez sea el destino
Es como un déjà vu que se repite sin querer

No sé si de ti alejarme
君から距離を置くべきだろうか
O ser parte de tu vida
それとも君と一緒になろうか
Todo pasa en un instante
全てが一瞬で過ぎ去っていく
No te vayas todavía
まだ行かないでよ

(※) Y te vuelvo a ver, yeh
El viento del verano te ha traído a mi otra vez
Y no sé por qué, yeh
Con solo una mirada todo vuelve a suceder
Un beso de improviso (uh, oh)
Te quiero y no lo digo (uh, oh)
Y no sé si decirlo, tal vez sea el destino
Es como un déjà vu que se repite sin querer

Ana Mena
(Poeta Urbano)
¡Dímelo, Roccky!
¡Desde Italia con amor!
イタリアから愛を込めて

歌詞引用元:letras
著作権:Ana Mena, Rocco Hunt, Sony music


ほたぺのおまけ

いかがでしたか?? 夏のドライブでテンション上がりそうないいリズムですよね♪

いくつかコメントさせてください!

冒頭のAna Menaが言う「Desde Malága pa´l mundo」「マラガから世界へ」

Roccoが曲の最後に「Desde Italia con amor」「イタリアから愛を込めて」

この2人から両国への愛が伝わりますね。

poeta urbanoとRoccoがよく呟くんですが、文字通りの意味だと「都会の詩」となってしまうんですよね。何か本人にとって大事なワードなのかもしれませんね。

スペインやラテンの歌手もそうなんですが、曲の最初や最後に決まった言葉や自分の名前をよく呟くんですよね。こんな所から日本との違いをまた感じられます。

Es como un déjà vu que se repite sin querer
まるで無意識に繰り返されるデジャブみたいだ

個人的にここの歌詞がお気に入りです。

sin quererで「無意識に、うっかり、思わず」という意味です。僕は無意識にという言葉をチョイスしました。無意識に繰り返されていくデジャブ...深いですね〜。

一応デジャブの定義を載せておきます。

wikipedia参照:既視感(きしかん)は、実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象である。フランス語: "déjà-vu"[† 1]よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 "déjà vu"

私たちがフランス語のまま使っているようにスペイン人もそのまま使います。

僕自身がまだデジャブを味わったことないのでいずれ体験してみたいです。。

ではでは、今回もありがとうございました!

Chao.













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?