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これが本当の「感動ポルノ」だ!18禁の同人アダルトコミック『出会って4光年で合体』が名作過ぎて100光年後の教科書に採用決定

ワタシはnoteが登場した直後からの古参です。当時の同人的なミクロな小世界のサブカル集合体から、イケハヤ系の情報商材の場となったnote暗黒時代を経て、現在のポリコレ的noteの、3期を見てきました。
で、ポリコレ的な正しさを求められる第3期にあって、ほとんど取り上げられてないのが同人アダルトポルノ作品です。
いま、令和最高のサブカル文芸の傑作では?と、Twitterで話題となっているのが、FANZAかdlsiteでしか販売されていないデジタル同人コミック『出会って4光年で合体』(太ったおばさん作)です。
こうしたサブカルな話題作は第一期noteでならTwitterより早く話題になっていたところですが、残念ながら今のnoteでは作品名でのハッシュタグは一つしかありませんでした。
読み終えての感想は、ワタシ自身が日本史好きなエロい日本人で良かったと、心底思いました。
最後のオチも日本人なら「あーっ」ってなるけど、たとえ翻訳されたとしても外国人は、日本の民俗学への高度な知識が無いと理解できないだろうなぁという、超ハイファンタジーなのですが、そもそもロリ漫画だから欧米で絶対販売不可能です。
「君の名は」、「オッドタクシー」、星野之宣のSF漫画が好きな人は絶対ハマります。

太ったおばさんは、作者名です。これもメジャーにはなれないエロ漫画作家名ですね。
太ったおばさん氏、ジャンプに持ち込んで編集者ガチャに当たっていたらチェーンソーマンのクラスになっていたかもしれません。でもジャンプの漫画家になっていたらこの名作は産まれなかったわけで、読者としてはエロ漫画家になってくれた運命に感謝するしかありません。
どれだけすごいかは下のまとめを読むと分かるでしょう。

日本独自の同人エロ漫画というエコシステムが回ってるからこそ誕生した、歴史、民俗学、SFをまたがる約400ページの壮大な物語。国宝「鳥獣戯画」や国宝「地獄草紙」など、日本の絵巻物の系譜につらなる最先端の絵巻物と言っても過言ではありません。
24時間テレビなどの偽善を「感動ポルノ」と呼んで揶揄されてきましたが、本作をもって、「感動ポルノ」という単語は、『出会って4光年で合体』のようなジャンル(SFなどのような)を意味するようになると予言しておきます。レッツアナルビーズ!


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