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【Zatsu】でも、続いていく

たいした人生を送ってきたわけじゃないけど、それでも何となく感じるのは、人生の厳しさって「続いていく」ことなんじゃないか、と思うんだ。

まぁ、自分の場合は試験でコケたことですけど。

いろんなことに全部フタをして、ひたすら一点に全精力を注ぎこんできて、最後の最後で一世一代の打ち上げ花火が不発。
自分が悪いといえばそうなんだけど。
まわりのみんなはちゃんとやっていたといえばそうなんだけど。
でも、このこそばゆさは何なんだろう。

ゲームだったら即リセットボタンだわ。なかったことにして仕切り直し。
でも、現実は「続いていく」んだよね。

「次またがんばればいいよ」と優しく声をかけてくれる人。ありがとう。でも、その人はたぶんおれがどれくらいのものを捨ててきたか、犠牲にしてきたか、見ないふりをしてきたか、たぶん知らない。いや、もちろんそんな犠牲とバーターで何かを手に入れようなんて都合のいい考えは持ち合わせていないけど、気軽に「次」とか言わないでほしいんだ。さっきまでのおれは「次」のことなんて考えていなかったからね。

思ったんだけど、これは自分が本気でこの試験に向き合ってきたからこそ、の落胆なのかもしれない。だとしたら、前向きに受け止める要素もあるかもね。ちょうど、好きだった彼女から別れを切り出されたときみたいな感じ。
まぁ、恋愛関係の場合はたいていそのまま終わるけど(笑)、今回についていえば「チキショー、振り向かせてやる」の原動力にはなるのかも。

それでも、目の前の現実。心のざわめきは簡単には収まらない。

ここまで自分を客観的に眺めることができたなら、あとは感情の波が収まるのを待つだけだ。
時間っていうのはたいしたもんだよ。
感情が暴れるのをなかば楽しみつつ、心がむなしさで満たされるのを味わいつつ、まさにhirobotさんのこの⤵曲みたいなかんじ。

時間が経過していって、また新しい1日が「続いていく」のを見つける。そのころにはもう、今この瞬間の「自分」とは別の「自分」がいるんだろう。

今日のおれはホントなさけない。でも、それを全面的に受け入れて、ここぞとばかりに真正面からジロジロ見て、焼き印のように自分の記憶に刻み付けて、「いまのオマエはこれだよ。来年の今頃はどうなっているかな、ニヤニヤ」とおのれに突き付け、それを希望に変えてこのあとの1年間を過ごしていってやるわ。

やまない雨はない。でも、雨に降られているうちは、これがいつやむのか分からないんだ。寒いし、寂しいし、不安でしょうがないんだけど、もう少しだけ歩きつづけてみようと思う。
雨が明けたとき、たぶん大した感慨もなく「ほぅ」とつぶやく自分が見える。でも、たぶん内心は笑っている😁。それが何となく楽しそうだから、あとnoteの「やってみた」ネタに使えそうだから(笑)、だからもう少し頑張ってみる。

挑戦できるフィールドがあるというのは、幸せなことなのかもね。

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