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【Zatsu】セカンドライフ計画

ちょっとまじめな話

近ごろ、将来の生活についてちょいちょい考えているんです。さいわい現在は会社勤めなので収入は安定しているんですが、ウチの会社の賃金は業界の中でも安いほうだし、業績もあまり芳しくない。

それでも、会社員としてのメリットは大きいから、当面はこの会社で働くつもりですが、それでもいつかは退職するわけじゃない? それこそ、どんなに長い人でも定年になったら区切りがつくわけだし。一方で少子高齢化は進み、国力は衰退し、おまけに年金も期待できない。

そう考えると、会社員でもセカンドライフは必ず始まるわけで、問題はそれがいつなのか、というだけのこと。定年で切り替える人もいれば、もっと早くから転職・脱サラ(あるいは副業)する人もいる。自分の場合はどうしようかな、と思うわけ。

ただ、セカンドライフはあくまで手段であって、それ自体が目的ではないから、まずはコンセプトをきちんと設計することが大事だと思ってます。いわゆる起業塾とかセミナーとか、なかには有用なのもあるんだろうけれど、まずは自分の中にある知識である程度組み立ててからでもいいと思っているので、思考整理から開始。

趣味ではなく仕事(生活の糧を得る)としてやる以上は、ビジネスとして成立しなければならない。つまり、お金を払ってくれる人、市場マーケットの存在が必要。現在は存在していなくてもいい、将来的に見込まれる市場でもいいんだけれど、見通しが立っていないとただのバクチになってしまうので、ここの見極めは重要だと思うんです。

いや、むしろ現存しない市場のほうがいいのかも。とくに個人で勝負をかけるなら、なおさら。将来の、ニッチな市場をみつけて先行投資していく。そこが勝負所になる。

これから、世の中はどう変わっていくんだろう。それは誰にも分らないんだけれど、過去を観察すればヒントくらいは得られるんじゃないかと思うんだ。たとえばSNSってどうしてこんなに爆発的に広まったんだろうか。黎明期に乱立した動画サイトが次々と消えていくなかでYouTubeがここまで独り勝ちしたのはなぜだろう。そしてTikTokが打ち出したショート動画のコンセプトが大きく支持された理由はどこにあるんだろう、とかさ。


例によってなぐりがきメモ

SNSやYouTubeの背後にあるキーワードって「欲」だと思うんだ。参加型メディアが欲を刺激して、その欲が商機になる。他人に影響を与えたいという欲。人間がいる限り、欲ってなくならないからね。
一方、ショート動画の背後にあるのは「期待感の低下」。過度に期待しないことで不用意な落胆を未然に予防する風潮があるんじゃないかな。経済が右肩上がりで約束された未来図を描けた時代とは異なり、不安定で一歩先も見通せない世の中で、若い世代を中心に自己防衛本能が発達したとしても不思議じゃないよ。再生直後で面白くない動画はキャンセルされる。それは積極的にNG判定を出しているわけじゃなく、「面白くなかった」という体験を回避したいがための行動に過ぎない。初めての人とは薄い関係性しか持たないけど、おなじ趣味の仲間になると途端に濃密な関係になるという最近の傾向とも合致する。不透明な時代にあっては実に合理的なシステムだ。

みたいな事象の背後にある構造と、PEST的な大きな世の中の分析を組み合わせると、次に何が起きるかってなんとなく予測(予想ではなくて予測)できる気がするんだよね。

ということで、まだまだ手探り段階ではありますが、これから定期的にセカンドライフを設計していこうと思います😃