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探索のきろく

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フィールドワーク。地下、路地裏、洞窟、暗がり、サブカル、メット仕事。
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#鉱山

足尾銅山をゆく(栃木)

2023年6月16日(金) 朝起きて思い出したんです。 あ、そういえば今日は有休をとっているんだった。 予定:あいている 天気:すこぶる快晴 資金:あんまりない、ケド 興味:無尽蔵 さいわいなことに(?)まだ朝の6時半。となれば、この可能性を活かさない手はない。PCのデスクトップにメモしてある「時間ができたら訪問したいリスト」にあがっている足尾銅山へロックオン。東京都内からなんとか日帰りでも行ける距離にあるということは、すでに調査済みだ。 早々に身支度を済ませると、おれ

鯛生金山をゆく2(大分)

大分県が誇る産業遺産、鯛生金山の後半です。 前半はコチラ

鯛生金山をゆく1(大分)

大分県は別府温泉ばかり押していて、もうひとつワールドクラスの観光地があることをお忘れじゃないですかね。なんせ、こっちは鯛生金山のために来たといっても過言ではないというのに、大分県のWebサイトではほとんど触れられていないというね。それこそ宝の山のもちぐされ、まったく何やってんの。よしわかった、観光大使としての任を受けたからには、オレが強引に責任をもってこの場所をご紹介させていただくッ。 ちなみに東京から大分まで新幹線で5時間かかってます。気持ちすでに呼吸が浅い。 と、ここま

マインランド尾去沢をゆく2(秋田)

前回はコチラ しかし、マインランドは広かった。ここに到着したのが11時30分ごろ。そとにでたときは12時10分くらい。時間がなかったのでまっすぐ前だけを見据えて、わき目もふらずに速足で駆け抜けた(何しに来たんだ)けど、そのあいだ誰ともすれ違うことなく。 坑内がふたたび無人になり静寂の戻った今でも、あのマネキンのおにいちゃんはじっとしてるのかな。

マインランド尾去沢をゆく1(秋田)

またまた、PCの最奥部からサルベージされたファイルです。 十数年まえの解像度低めな記憶へ、いざ、アプローチ! 3月のあたま、秋田へ出張に行くことになったとき、おれの頭に浮かんだひとつの計画。マインランド尾去沢にいくしかない。 大雪でも営業しているというたくましい商魂を事前調査によって得ていたので、あとはもうひたすら高速を飛ばして秋田市内から疾走すること3時間30分(ホームページには2時間半って書いてあったけど、どうなってんだよ)、ひたすら夢の世界を信じて白一色のなかをアクセ