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【M-1】M-1グランプリ2023のラストイヤー漫才師一覧

はじめに


皆さんこんにちは!
昨年のM-1グランプリの決勝戦はご覧になられましたでしょうか?
さや香の正統派漫才、ウエストランドの独特な嘆き漫才、男性ブランコの個性派コント漫才など多種多様な漫才が見られた一方、金属バット、見取り図、阿佐ヶ谷姉妹、ランジャタイ、井下好井などの漫才師が予選敗退でラストイヤーを終えてしまいました。
さて、そんなM-1グランプリですが来年も開催されることは決定しています。なので今回はラストイヤーの漫才師たちを紹介していこうと思います

ラストイヤーとは

ラストイヤーは、M-1グランプリの結成制限によって今年がラストチャンスになった人を指します。
2010年までは結成10年、2015年から現在に至るまでは15年となっております。今年は2008年結成の漫才師がラストイヤーです。
それでは50音順に紹介していきます

ラストイヤーの漫才師一覧

2700

KOC2011で準優勝を果たした2700

2700はツネと八十島からなるコンビ。吉本興業所属。キングオブコントでは2011年に準優勝している。2017年からは約1年ほどザ ツネハッチャンという名義で活動している。M-1には2015年と17年に参加していて、2回戦に進出している。
※追記 ツネが渡米するため脱退したため不参加確定

アイロンヘッド

敗者復活に挑むアイロンヘッド

アイロンヘッドは、ナポリと辻井亮平からなるコンビ。吉本興業所属。
M-1には2007年から出場し続けており、2010年は3回戦進出、2017年には準決勝に進出していて、2018年、2019年、2022年には準々決勝に進出している。
昨年は準々決勝で、ナポリを利用したコント漫才で大爆笑をかっさらったが、今年はどういう漫才をするのか楽しみである。
※準々決勝進出

ありがとう

ありがとうはぁみと細野哲平からなるコンビ。吉本興業所属。新生M-1グランプリには参加しておらず、ぁみは怪談、話芸、細野は振り付け、催眠術と各々別々のジャンルで活動されている。ラストイヤーの今年は参加するのか気になるところだ

イヌコネクション


イヌコネクションは、杉浦元と戸川創太からなるコンビ。杉浦の気持ち悪いキャラと戸川の性格悪いキャラを利用した漫才を披露していて、2023年には芸歴15年以上のお笑いコンテスト「G-1グランプリ」の決勝戦に進出。2018・2021年には3回戦に進出している。
※3回戦敗退


ウエストランド

M-1決勝でのウエストランド。

ウエストランドは河本太と井口浩之からなるコンビ。タイタン所属。2020年、2022年にM-1グランプリの決勝戦に進出し、2020年に9位で敗退したあと、2022年に優勝を果たした。
2010年のパンクブーブー以降優勝者が二冠を狙ってM-1に参加していないため、おそらく参加しないだろう。
※不参加確定

ウーマンラッシュアワー

ウーマンラッシュアワーは、村本大輔と中川パラダイスからなるコンビ。吉本興業所属。THE MANZAI 2013王者。
原発、米軍基地、などの政治・社会問題・時事ネタに触れた風刺ネタを行っている。
M-1では、2009年まで三回戦進出。2010年には準決勝まで進出している。
※追記 不参加


祇園

「お待たせしました木崎です」の掴みでお馴染みの祇園。

祇園は木崎太郎と櫻井健一郎からなるコンビ。2021年のSDGs-1グランプリの王者。吉本興業所属。
2020年には準決勝に進出するも木崎が新型コロナウイルスに感染したことによって敗者復活戦を棄権。ラストイヤーとなる今年はその無念を果たせるか。
※準々決勝進出

がっつきたいか


がっつきたいかは市村雄介とくらっちゃんからなり、SMAに所属しているコンビ。結成自体は2003年で芸歴は20年を超えるベテランだが、トリオが抜けてコンビになった年を1年目としたため、今年がラストイヤーになります。今年の1回戦では、2位通過をして2回戦に進出。どこまでいくか楽しみです。

※追記 2回戦敗退

ぐりんぴーす

ぐりんぴーすは牧野太祐と落合隆治からなるコンビ。太田プロダクション所属。M-1には毎年参加しており、牧野が落合に恋愛相談し、「くだらねー!」と一蹴されるも的確なアドバイスをするという漫才を行っている。
2015年、16年、18年に三回戦に進出しているが、それ以降は二回戦敗退を繰り返している。
※追記:不参加表明

コマンダンテ

ytv漫才新人賞を勝ち抜いたコマンダンテ。

コマンダンテは石井輝明と安田邦祐からなるコンビ。吉本興業所属。YTV漫才新人賞2016王者。M-1グランプリでは、2009年に準決勝に進出。その後も2016年~18年、2020年~2022年に準々決勝に進出している。内気なツッコミの石井と内気なボケの安田の淡々としゃべるシュールな漫才が特徴であり、また多様な漫才の「つかみ」を持っているため、どんな面白いネタを持ってくるかが楽しみである。
追記:解散しました。15年間お疲れ様でした。

さらば青春の光

さらば青春の光は森田哲也と東ブクロからなるコンビ。個人事務所ザ・森東所属。決勝戦に上がってくるとするならこのコンビが最有力候補である。キングオブコントは6回決勝戦に進出。また、2012年から4年連続で決勝戦に進出している。
M-1にも参加しており、新M-1では毎年準決勝以上に進出して、敗者復活戦を突破するこそできなかったものの毎年好戦績を残していた。
2016年には決勝戦に進出し、能のネタで大きな反響を呼んだ。
しかし、2018年のM-1グランプリ以降は賞レースに参加していなかったため、今回は参加するのかはまだ決まっていないが、爆笑!ヒットパレードで「能」をリメイクした漫才を披露していたため、もしかしたら参加するかもしれない。
※追記 不参加

ジグザグジギー

ジグザグジギーは池田勝と宮澤聡からなるマセキ芸能社所属のお笑いコンビ。
普段はコントをやっていて漫才を全くしないジグザグジギーだが、ラストイヤーの今年はなんとギリギリで参戦。今年はどんな漫才を披露するのか。

※準々決勝進出


ジェラードン

ジェラードンはアタック西本と海野裕二とかみちぃからなるトリオ。吉本興業所属。KOC2021のファイナリスト。M-1にも参加しているが、2回戦の壁を突破できていない。2018年から不参加のため、ラストイヤーは参加するのだろうか
※追記 不参加

すっぽん大学

三国志のコスプレをしているすっぽん大学

すっぽん大学は、学とウェルカム大助からなるトリオ。トップカラー所属。M-1には2006年と2007年に出場し、3回戦まで進出、ABCお笑いグランプリにも準決勝まで駒を進めている。アメトーークで「地下芸人~どこに行ってもアウェー~」の地下芸人代表として、すっぽん大学の名前が挙げられたりするなど一定の知名度を持っている彼らだが、果たして今回はM-1に参加し、奇抜な漫才を披露してくれるのだろうか
※追記 不参加

ストロングスタイル



ストロングスタイルは伊藤隆と糸賀清和からなるコンビ。ティーライズ所属。漫才協会会員。新M-1には毎年参加しているが毎回二回戦敗退で終わっている。ラストイヤーとなる今年は、その壁を打ち破れるのか

※追記 2回戦敗退

ダブルアート

ダブルアートは真べえとタグからなるコンビ。吉本興業所属。M-1グランプリ2010と2022年に、準々決勝に進出した。ラストイヤーの今年、初のセミファイナリスト入りを果たせるか。
※3回戦敗退

たんぽぽ

たんぽぽは、白鳥久美子と川村エミコからなる日本のお笑いコンビ。ホリプロコムに所属している。『めちゃイケコンビネタNo.1決定戦』優勝。
THEWに2度もセミファイナリストになっている。M-1には参加していないが、果たして今年は参加するのか。
※不参加

TEAM BANANA

TEAM BANANAは山田愛実と藤本友美からなる女性コンビ。THE Wには2020年から3年連続で決勝戦に進出。M-1グランプリでも、2019年と2022年に準々決勝に進出している。「女性版のあるあるネタ」を武器にどこまで進められるか。
※追記 山田が当面の間活動休止することを表明。不参加。

チャーミング

チャーミングはチャーミングじろうと野田ちゃんからなるコンビ。SMA所属。2018年に解散したが、2023年に再結成。解散した期間はコンビ歴に含まないというルール上今年が15年目、ラストイヤーとなる。M-1では2017年に準々決勝に、キングオブコントでは2013・2015・2016年に準決勝に進出している実力派。抱きつき漫才をまた目にしたいものだ。
※2回戦敗退


チューチューチュー


チューチューチューはクエとりょうたからなる男女コンビ。SMA所属。結成した年の翌年の2009年に解散したが、1年後に再結成。同年10月には漫才協会に加入。2013年には、結婚して夫婦の漫才コンビとなった。
M-1には毎年参加しているがいずれも三回戦に届かずに敗退している。

※追記 1回戦敗退

ツートライブ

ツートライブは、たかのりと周平魂からなるコンビ。吉本興業所属。
周平魂がごく普通のことを格好つけながら話をしようとする「いきり漫才」を行っており、M-1では、2017年から6年連続で準々決勝に進出している。
ラストイヤーの今年は準々決勝の壁を突破し悲願の決勝進出となるか

どんぐり兄弟

どんぐり兄弟は、あきらとさとるからなるコンビ。松竹芸能に所属している。M-1グランプリでは、2015年に準々決勝に、2016年-2019年、2022年に三回戦に進出している。
※追記 1回戦3位通過。3回戦敗退

ななまがり


ななまがりは森下直人と初瀬寛太からなるコンビ。吉本興業所属。KOC2018、R1ぐらんぷり2020ファイナリスト(R-1は森下のみ)。M-1グランプリでは、2022年に初めて準決勝に進出している。(敗者復活戦は、2010年)
※準々決勝進出


日本エレキテル連合

日本エレキテル連合は橋本小雪と中野聡子からなる女性コンビ。タイタン所属。だめよーだめだめで一躍有名になった。キングオブコント2013、2014のセミファイナリスト。中野が子宮頸がんの治療のため、12月に予定していた単独ライブ「日本エレキテル連合の坊っちゃん」を中止、タイタンを退社しようとしていることからも参加することは厳しいだろう。

ニュークレープ

ニュークレープは、ナターシャ、リーダー、デビからなるトリオ。浅井企画所属。2014年に、おもしろ荘優勝。2016〜2018年のM-1で準々決勝進出。都道府県などを擬人化し、一人で複数の役を入れ替わりで演じてゆくコントを行っているが、今年はそのフォーマットを、どうハネらせるか。

※3回戦敗退

野良レンジャー

野良レンジャーは、首藤将太と竹尾悠兵からなるコンビ。吉本興業所属。M-M-1グランプリでは、2016年・2018年に3回戦に進出しているが、2019年の2回戦敗退以降は不参加。
※不参加

馬鹿よ貴方は

馬鹿よ貴方は は新藤辰巳と平井 "ファラオ" 光からなるコンビ。サンミュージックプロダクション所属。
平井のキャラを利用したシュールな漫才を行っている。
歴代のM-1ファイナリストのなかで唯一最終決戦以外の全ての予選敗退(2015年 決勝戦敗退(8位)、2016年準決勝敗退、2017・2019年、準々決勝敗退、2020年 二回戦敗退、2018・2021年 三回戦敗退、2022年 一回戦敗退)を経験したコンビとしても知られ、中でも昨年の一回戦敗退は大きなインパクトを与えただろう。
さて、今年で最後、昨年の屈辱を晴らすことはできるのか
【追記】1回戦1位通過。3回戦敗退


母心

母心は、嶋川武秀と関あつしからなるコンビ。漫才協会所属。2014年漫才新人大賞優勝。嶋川が高岡市議会議員として、関が絵本作家として別々の道を歩んでいるが、果たして今回はM-1に参加し、コンビで漫才をするのだろうか。
※不参加

バンビーノ

バンビーノは、石山タオルと藤田ユウキからなるコンビ。吉本興業所属。ダンソンのリズムネタで2014年にブレイクし、その後、2015年のKOCで準優勝を飾った。M-1では、昨年から参加し、三回戦まで進出している。
※追記 1回戦1位通過。準々決勝進出

フォーリンラブ


フォーリンラブはマジメとバービーからなる男女コンビ。ワタナベエンターテイメント所属。「イエス、フォーリンラブ」という締めのセリフはかなり有名だろう。M-1には2019年に三回戦まで進出しているがそれ以降は不参加、ラストイヤーとなる今年もM-1の予選会場で「イエス、フォーリンラブ」を見れるのだろうか。

※追記 不参加

ぺこぱ

ぺこぱは松陰寺大勇とシュウペイからなるコンビ。サンミュージックプロダクション所属。M-1グランプリ2019において、トリでノリ突っ込まない漫才で和牛を抜いて3位になり、最終決戦に進出したことは真新しいと思う。
2020年にも準決勝に進出するも惜しくも敗退、敗者復活もかなわなかった。
さて、ラストイヤーとなる今年、参加するのか否やまだ不明だが、松陰寺の突っ込みで再び会場を沸かしてほしい
※不参加

ヘンダーソン


ヘンダーソンは、中村フーと子安裕樹からなるコンビ。
2015年に石焼き芋のコントで一躍有名になった彼らですが、すぐテレビから消えてしまった。最近は、コント漫才に入る前にツッコミを入れる斬新なスタイルで2021年には準決勝進出。昨年もこのフォーマットで準々決勝で大うけするも敗退。
ラストイヤーで、ミルクボーイのような受け方をして優勝してほしい
※準々決勝進出

ゆんぼだんぷ


ゆんぼだんぷは、カシューナッツと藤原大輔からなるコンビ。100company所属。カシューナッツは連合稽古としてキングオブコント準決勝に、コンビとしては2015年にキングオブコント準決勝に進出し、耳心地いい-1グランプリ優勝。海外でも活動しており、ゴットタレントでは、準決勝に進出している。東京進出後は、漫才はほとんどしていないため、M-1に参加することはないだろう。
※不参加

ラビッツ

ラビッツは、和田良太と神野直也からなるコンビ。吉本興業所属。M-1には、毎年参加するも、三回戦に届かず。
漫才道場にも出演しているため、頑張って、二回戦を突破してほしい
※追記 2回戦敗退

リニア

リニアは、しょうへいと酒井啓太からなるコンビ。プロダクション人力舎所属。2012年~2014年の THE MANZAIの認定漫才師。M-1には、2019・2022に準々決勝進出。しょうへいの提案を酒井が強い語調で否定するものの、だんだん乗り気になって対案を出してゆくという、ノリツッコミ形式の漫才をどこまで活かせるか、気になるところである。
※3回戦敗退

令和喜多みな実

令和喜多みな実は、野村尚平と河野良祐からなるコンビ。旧コンビ名は「プリマ旦那」。プリマ旦那時代に2回準決勝進出。(2009、2010)
現在の名前に改名してからは、3年連続準々決勝進出。
最近は野村が体調不良により劇場の欠場をしており、今年は出ない可能性のほうが高い。
※不参加

まとめ


以上29組が今年の主なラストイヤーでした!
個人的には、ファイナリスト経験のあるさらば青春の光、ぺこぱ、馬鹿よ貴方が参加し、どこまで進められるかが、見どころだと思いました!
ここまで見てくださり、誠にありがとうございました!

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