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藤森慎吾さんになりたい人生

(ちょっとnote更新するのにハマってきた。)

オリエンタルラジオ藤森慎吾さん著「PRIDELESS」を読んだ。
藤森さんといえば、2005年にお笑いコンビオリエンタルラジオでデビューし
「あっちゃん、かっこいい!」「キミかわうぃ〜ね!」などの流行語を産み、その軽快でポジティブなキャラクターでお茶の間から愛されてきた。

僕は元々、藤森さんの相方である中田敦彦さんに興味を持ち、中田さんの思考や生き様に触れていた。
中田敦彦さんは僕が欲している勉強したい能力をすべて有しており、恐るべき強烈なエネルギーで自己と社会にアップデートとイノベーションを起こし続けている。僕はそんな中田さんに羨望の眼差しを向けていた。その思考と行動力と爆発的なエネルギーにただひたすらにワクワクしていた。

しかし、ふと思った。そんな中田さんの相方”藤森慎吾さん”という方はどんな人なんだろう。

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そう思っている所にこの「PRIDELESS 受け入れるが正解」が発売された。
タイトルを見てちょっとビックリした。僕自身「プライドを持たない生き方」をなんとなくの信念としてずっと持っていたから。
勝手に急に親近感を覚えた。もしかしたら藤森さんは僕みたいな生き方の大先輩なんじゃないか…?!何かヒントがある気がしてならなかった。

発売日に早速購入して表紙をめくった”そで”の部分にはこう書いてある。

「確固たる自分なんて、いらない。自分を照らしてくれる、周りの方が大切。そんな考えはぼくのなかでぶれないし、これからも変わらないだろう。どうやらぼくは、プライドレスな生き方を貫くことにだけは、プライドを持っているみたいだ。」

相手が居てはじめて自分の存在意義が生まれる。そでから見える、決して卑下ではない心からの謙虚がいきなり気持ちよかった。

読み進むと、自分にとってずっと共感の嵐だった。

「自分には人より秀でたものなんて何もなかった。」
「自分の内側をいくら探しても、圧倒的に情熱を傾けたくなるなにかは見つかりそうにない。」
「信じられるひとを自分でしっかり選んだのなら、あとは相手の姿を見失わないようにしっかりついていく。そんな生き方があったっていいじゃないか。」

あぁ…そうだ…そうなのだ。
自分の中でなんとなくの信念として築いていたものが、この本によって言語化され、解像度が高くなる感覚だった。

ひとは誰しも他人より秀でたものを常に欲していると思う。
ビジネス系の自己啓発本やその類の動画なんかでもよく言われる「自分だけの武器を持て」「人と違うことをやれ」なんて言葉。
そりゃそのとおりだと思う。それがわかりやすく自分の価値になるのだから。

だが、藤森さんは言うならば現代の”勝利の方程式”とも言えるこの思考法と逆行し、空っぽな自分を受け入れることをそのまま武器にした。かっこいい。

藤森さんのそのプライドレスな生き方を形成するまでの経緯が、本著では書かれているが、「穏やかでいたい」というのが心からの願いだと本の中で話す藤森さんが歩んできたその人生は決して穏やかなものではなかった。

芸歴一年目で大ブレイク。華々しくデビューするも。
下積みがない状態で華やかな舞台に上げられてしまったが故に、
右も左もわからずもがき続けるが結果を伴わず、辛酸を舐め続け、売れる時期売れない時期をジェットコースターのように味わいながら多くの人間と関わってきた。


その中で藤森さんは「大いに人の顔色を窺う」という事を肯定するに至った。「顔色を窺う」と聞くと、なんだろう日和見する小心者野郎がすることみたいに思うかもしれないが。藤森さんは「顔色を窺うこと」についてこう書いてある。

「どの仕事現場でも、一緒に仕事するひとたちの顔色を、ぼくはよくよく観察する。その顔色から『ここに集まったひとはぼくにどんなものを求めているのかな?』と読み取って理解しようとする。ぼくにとってはそれが仕事の第一歩。周りの人の顔色が、ぼくにすべてを教えてくれる。」

これこそが藤森慎吾さんという誰からも愛されるスーパースターの原動力だとぼくは思った。

この本のそでに書いてあった、あのワンフレーズへと繋がる。

「確固たる自分なんて、いらない。自分を照らしてくれる、周りの方が大切。」

自分を輝かせてくれる周りのために、つまらない”プライド”なんてかなぐり捨てて、求めてられているものを必死にキャッチしようという純粋な姿勢。打算的かもしれない、ただ打算的の前にリスペクトがある。自分を照らしてくれる周りへのリスペクトが大きな土台としてあった上で、藤森さんの全ての行動が始まっている気がした。そんな人が愛されないわけがない。


この本は藤森さんの性質が滲み出ていて、終始謙虚でやわらかい。非常に読みやすかった。僕の中でとても気持ちよく腹落ちしたこの本を僕は当分の間そばに置いて生きていて迷うことがあったら読んでみようと思った。


藤森さんの、周りに照らされて輝くPRIDELEDSSな生き方で、

僕の人生は今、確実に照らされたから

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