見出し画像

デジタル敗戦?より怖ろしいこと

真夏の夜の悪夢だ……。
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)の電子メールシステムから、不正な通信が外部に発信され、個人情報を含むメールデータの一部が外部に流出した可能性があることがわかった、そうだ。NISCが4日、発表した、ようだ。

昨日、岸田総理の会見を聴いていて、今朝のラジオでNISCの脆弱性を知った。

岸田総理は、コロナ禍でデジタル敗戦?を痛感し、デジタル化についての想いを強固に(頑強に)し、ある意味ショックドクトリン的にでもデジタル化を推進したいようである。

しかし、彼が「そうやりたい」と思うこと、と、国民にも「やらせる」ことは、(独裁国家でない限り)別問題である。

さらにNISCの脆弱性などに見られるように一朝一夕でデジタル化への制度が構築されるわけではない。

積み木たち(→構成要素たち)から成る確りした他人のお城(→他の構築されたシステム)を見ては羨ましがり、当座砂の城を作ろうとする子どものような行為は止めていただきたいものだ。

自国の現状を丁寧に見て欲しいし、反対する人たちの意見を車座で聴くことをお勧めしたい。

三島由紀夫「天人五衰」の慶子の台詞でしめようと思う。

「でも自分の願望が他人の願望と一致し、誰かの思っていたことが、他人のおかげでするすると叶えられることがあると思って?人はそれぞれ目的を持って生きていて、自分のことしか考えないのですよ。」

ここまで読んでくださりありがとうございます。コメントではなく、久々に日記を描いたのでキツい物言いかもしれません。暑い日が続きますね。お互い気をつけていきましょう。では、また、次回。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?