らいかーると

サッカーの面白い分析を心がけますの中の人です。

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最近の記事

「アナリシス・アイ」緊急重版、決定!!記念に本の中身をチラ見せ(・∀・)

というわけで、本を書きました。売れ行きは好調のようです。思っていたよりも書店に置かれていたようで、小学館のパワーは「らいかーると」というわけのわからない名前よりも強いんだな!とよくわかりました。でも、まだ自分は書店で見つけていません(・∀・) さて、売れ行きは好調のようですが、これは「みなさんのおかげです」。本の中身を見ずに予約してくれた方や、本を買って写真付きでつぶやいてくれたり、しっかりと感想を書いてくれたりと、皆様には感謝カンゲキ雨嵐ってやつですね。 というわけで、

    • 「アナリシス・アイ」発売まであとちょっと!「目次」を公開します(・∀・)ってか、もしかしたら今日から店頭にあるかもってさ(*^^*)

      というわけで、本を書きました。予約していただいた皆様にまずは御礼を。本当にありがとうございます。はっきり言って、本を出したご祝儀、今まで世話になったから!で予約いただいたことを本当に感謝します。だって、本の中身は度外視して予約してくれているわけではないですか。本当にありがとうございます。 さて、というわけで、本の中身はどうなっているんだい?となるのが普通なので、こんなことを書いていますよ!ということをつらつらと書いておきます。へー、そうなんや!こんなこと書いてあるんや!くら

      • 「アナリシス・アイ」発売まで1週間!「はじめに」を特別公開します(・∀・)

        というわけで、とうとう発売日間近になってしまいました。 すでに完成済みのようです。 というわけで、、、どんなわけかわかりませんが、「はじめに」を公開します。なお、校正などが入り、実際の本と間違い探しをすると面白いかもしれません。 はじめにサッカーにおいて、最も大事なことはなんだと思いますか? 多くの人にとって、それは「結果」です。サッカーというゲームは、試合終了までに相手のゴールにたくさんボールを入れたほうが勝利するルールとなっています。両チームともに、ゲームの勝利を目

        • 最近に書いていることそのⅡ

          指導者の立場からすると、ピッチで起きていることを何のバイアスもなく、理解できなければ、チームや選手の軌道修正もできません。サッカーは同じ現象が二度と出てこないゲームと言われている一方で、全ての形は相似形で似ているとも言われています。個々のプレーの成功不成功の理由を理解できていれば、同じ失敗を繰り返すことはないでしょうし、成功した形を繰り返すことができるかもしれません。そのためには、成功不成功の理由を知るための術を持たなければいけません。何が上手くいっていて、何が上手くいってい

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        • 森保監督と日本代表
          5本
        • 分析マガジン
          5本

        記事

          最近に書いていること

          最近はこんなことばかり書いています。 列やレーンの移動の目的は、相手に新たな判断を強いることです。相手のボール保持に対して、ボール非保持側は段々と相手のボール保持のルールに慣れていきます。慣れていくと、徐々に判断をしなくなり、自動的に動くようになっていきます。つまり、試合が落ち着いた状態と言えます。よって、その慣れを破壊する手段が移動です。例えば、2バックからの3バックへの変化という最もポピュラーな移動に関しても、その方法は多種多様です。 このような移動は相手に新たな判断

          最近に書いていること

          ベネズエラ戦から振り返る森保監督が率いる日本代表の現在地

          さて、今回はハードディスクから発掘されたベネズエラ戦から色々と考えていきたい。ベネズエラ戦のスタメンは、シュミット・ダニエル、酒井宏樹、吉田、冨安、佐々木、遠藤、柴崎、堂安、中島、南野、大迫と、アジアカップでお馴染みのメンバーが名を連ねていた。中島がいる状態の日本代表ってどんな感じだったかな?と軽い気持ちで試合を眺めることにした。 これは親善試合だ。キリンカップと銘打ったところで、親善試合は親善試合だ。よって、結果よりも大事なことがある。日本からすれば、自分たちのやるべきこ

          ベネズエラ戦から振り返る森保監督が率いる日本代表の現在地

          日本対トルクメニスタンの雑感

          さて、今回はオマーン戦に向けて、トルクメニスタン戦をちゃんと90分で見てみた。 試合の序盤で目立ったプレーは、日本の選手のシンプルな技術ミスであった。主にライン間でのトラップミス。出し手のボールが悪くは見えなかったので、グランドがあまり良くなかったのか、そういう日だったのかもしれない。また、堂安のプレーを仕掛けるタイミングが早すぎて、柴崎、冨安のポジショニングが所定のエリアに間に合わない場面があった。なお、これらの問題は時間の経過とともに、解決していった。たぶん、こういうミ

          日本対トルクメニスタンの雑感

          世界ドラフトの感想戦

          こんにちは。世界ドラフトの言い出しっぺです。まずはご協力いただいた運営の皆様、そして、参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。感謝の気持ちを込めて、当日の心の流れをつらつらと書いてみます。 ・準備編 22人くらいはリストアップしておきました。各ポジションで2人みたいな。このときは自分の好みなどを優先し、どんなサッカーをするか?まではあんまり考えていませんでしたよ。 ・一巡目 最初にアリソンを指名した理由は、ピッチを広く使いたかったからです。横幅に関しては

          世界ドラフトの感想戦

          徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて、心に映りゆく由無し事をそこはかとなく書きつくれば

          こんにちは。元気ですか?ぼくはいろいろありましたが、元気です。今回は生存証明(笑)のために、更新します。 冷やし中華、はじめました!みたいなノリではじめました。 と、今のところはこんな感じです。ちなみに、上記の感想は、チームの試合を見て、全体を振り返るパターンでした。その他に個人の分析も行ったのですが、それはまだ感想が届いていないのかもしれません。 で、ここからは実際にやってみての感想になります。 最初に感じたことは、わりにあわねえな、です。わりにあわないけれど、この

          徒然なるままに、日暮らし硯に向かいて、心に映りゆく由無し事をそこはかとなく書きつくれば

          【第二回】日本代表のメンバーについて考えてみよう。

          最近のマイブームは「ポジショナルストラなんちゃら」について考えることです。 気がつけば、A代表マッチウィークの時間となりました。欧州が鎖国状態に突入したため、日本代表の試合相手は欧州以外となっております。日本と同様に、対戦国探しに欧州以外の国々も困っているかもしれません。ブラジルやアルゼンチンはどのようなチームを試合をするのでしょうか。 さて、森保NIPPONのメンバー選考について考えていきたいと思います。その前に、4-2-3-1の森保NIPPONに度肝を抜かれました。3

          【第二回】日本代表のメンバーについて考えてみよう。

          【初陣】森保NIPPON対コスタリカ

          さて、日本代表の試合はnoteで更新することにしました。マッチレポのような形で行うときはブログで行うこともあると思います。そんなときは、noteには雑感を書こうかと。マッチレポのブログ形式にすると、肉でも魚でもない試合のときに困ってしまうのです。そんなときに雑感形式でも良いから形に残しておけば、振り返りに使えるかなと考えているわけで。つまり、今回は雑感です。 ーー早速ですが、試合の感想をお願いします。 [442]で試合に臨んだことが最大のサプライズでした。自分は試合を見て

          【初陣】森保NIPPON対コスタリカ

          【第一回】フル代表メンバーの雑感

          というわけで、フル代表のメンバーが発表されました。 ちなみに、けが人が出たので、新顔も増えています。 ケイスケホンダのサーガは本当に終わったんだなと。個人的に経験を伝えるという意味でも、しばらくの間はケイスケホンダを代表に呼んでも面白いかなと。ちょうど暇そうですし。 で、このメンバーをみると、相互理解もなにもないなと。このメンバーでいっせーのーであわせても、他の国から見れば、日本らしいプレーモデルができるのかは、それはそれで興味深いですが。ただ、いわゆるBチームで試合を

          【第一回】フル代表メンバーの雑感

          サッカーを分析しよう、影響された分析方法について

          サッカーを分析しよう、そうしようの第二弾です。 さて、スポナビブログで試合を書きまくっていた我輩ですが、ネットの世界に突入したのは、2006年のワールドカップが終わってからです。で、それまでの我輩は、ネットからサッカーを学ぶ習慣が全くありませんでした。ある意味でゼロからのスタートでした。このときの自分のサッカーの分析方法が何だったのかはよくわかりません。 ただ、当時からサッカーのコーチになるべよ!と考えていた我輩は、ネットの世界をさまようようになっていきます。すると、スペ

          サッカーを分析しよう、影響された分析方法について

          サッカーを分析しよう、そうしよう。

          うーん、これが拡散されるのか!というのはちょっと驚きであった。Twitterは基本的に驚きの連続である。 いや、ど基礎じゃん!みたいな。ただ、「第三勢力」の会議でこんなことに気が付かされた。 【もっとサッカーを理解したい!!!!】 という人が多いって。いや、みんなにとってサッカーは仕事じゃないじゃんって思っちゃうんだけど、映画と音楽とか、お前にとって仕事じゃねえじゃん!と言われると、ぐうの音も出ない正論(・∀・) だから、本当に初期からサッカーをどのように見ているか、

          サッカーを分析しよう、そうしよう。

          恐れることはない 遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ

          ねぇ、秒速5センチなんだって。 さて、強引にマンチェスター・シティのレポを終わらせました。なんてこった。というわけで、新シーズンに向けてスッキリとした心持ちでいます。ただし、ぼくたちのWOWOWさんがリーガの放映権を巡って大苦戦しているようなので、非常に困っています。ぶっちゃけDAZNよりもテレビで見ているほうが多い我輩でした。 うん、すぐ行く。走っていく。 というわけで、今季のサッカーを見て感じたことをつらつらと書こうと思います。 ・プレーモデルがしっかりとすると、

          恐れることはない 遠いものは大きく、近いものは小さく見えるだけのことだ

          サッリとグアルディオラと、ときどきクロップ

          リヴァプールとマンチェスター・シティの試合を、ようやく見ることができた。最終的なスコアも含めて、意外な試合であった。試合前の先入観では、マンチェスター・シティのビルドアップ隊を窒息させるようなクロップのプレッシングが見られるか!と思っていた。しかし、実際には非常にノーマルな試合だった。 この試合(4-3)に限って言えば、リヴァプールのボール保持と4-3-3によるプレッシングが、マンチェスター・シティの上をいったという試合だったと思う。逆に言えば、マンチェスター・シティがボー

          サッリとグアルディオラと、ときどきクロップ