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2021年OMC世界理美容技術選手権大会の日本開催、全美連が中止を発表

 全美連(全日本美容業生活衛生同業組合連合会、吉井眞人理事長)は、9月26日(日)~28(水)の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜での開催が予定されいた「2021年OMC世界理美容技術選手権大会(OMC WORLD CUP 2021 YOKOHAMA)」の中止決定を、3月31日付で発表した。

 吉井理事長の告知文によると、ワクチン接種が世界的に進んでいる中でも新型コロナウイルスの感染拡大は進んでおり、早急な終息は困難であるとの観点から、OMC(世界理美容機構)本部、および全理連(全国理容連合会)、スポンサー企業と協議を重ねたいたという。

 結果、世界大会に参加する全ての国の選手やモデル、各国関係者と日本国民の健康と安全を最優先し、開催中止の決定に至ったことを説明。今夏開催の東京オリンピック・パラリンピックが、海外からの観客受け入れを見送る判断をしたことも、中止決定に大きく影響したようだ。

 会期中は同市内において、全美連主催の「第49回全日本美容技術選手権大会」をはじめ、全理連の全国大会、全国理容美容教育センター主催の理美容甲子園の同時開催も予定されていたが、いずれも日程や会場が変更される見込み。全美連の全国大会については、会場や開催方法を再検討して開催準備を進めるとの意向が示された。

全美連 吉井眞人理事長の告知文(全美連サイトより)