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土偶の髪型を現代風に再現「美容考古学研究報告Vol2」を発行 美容考古学研究所

 国際文化理容美容専門学校渋谷校・国分寺校の母体である国際文化学園(平野 徹理事長)が昨年12月に設立した、美容考古学研究所(村田孝子所長)は、髪型・化粧の歴史的検証し、美容文化を考察する研究機関。その取りかかりとして、「縄文時代の土偶の髪型に関する研究活動」を発足記者会見の場において発表。このほど、同活動報告書のvol.2の資料が公開された。

美容考古学

 美容考古学研究所が取り組む「美容考古学」とは、先史時代から近現代までのライフヒストリーを、髪型・化粧など美容の観点から考察するもの。今回発表の資料では、縄文時代の土偶の髪型について、サンプル収集、検証、そしてヘアスタイルの再現を試みている。専門知識として、土偶作家の田野紀代子氏が土偶製作について解説した寄稿や、土偶ライターとして活躍する譽田亜紀子氏のエッセイ(連載第2回)も掲載。さらに同研究所のレポートとして、日本古来の髪型「ミヅラ」について、土偶の髪型と関連させた特集記事をまとめている。

美容考古学ページ

〈お問い合わせ〉
学校法人 国際文化学園
美容考古学研究所
主任研究員 篠原博昭
shinohara@kokusaibunka.ac.jp