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美容の観点から人々の歴史を考察、美容考古学研究所が活動報告書Vol.4を発表。/国際文化学園

 学校法人 国際文化学園(平野 徹理事長)が運営する美容考古学研究所(村田孝子所長)は、研究の活動報告として「美容考古学研究報告 Vol.4」が完成したことを公表した。

 同研究所が取り組む「美容考古学」とは、先史時代から近現代までのライフヒストリーを、髪型・化粧など美容の観点から考察する独自のアカデミー。現在は、縄文時代の土偶の髪型について、サンプル収集と検証、およびヘアスタイルの再現を試みている。

 第4回の発表では、冒頭、同研究所・村田孝子所長が「黒髪と縮毛」をテーマに日本人女性の髪質とストレート毛への憧れについて解説。連載の縄文エッセイ第4話、土偶ライターである文筆家・譽田亜紀子氏が「孤立は想像力を豊かにするか」を発表した。

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 ゲスト考察には日本のステージメイクアップの草分けの一人である清水 悌氏に依頼し、「人間はなぜ化粧をするのか①『魔除け』としての化粧」をテーマとした講話が、聞き書き形式でまとめられている。

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 締め括りは、村田所長の冒頭文を受けて、主任研修員の篠原博昭主任研究員が、「縄文人と縮毛」と題した特集記事にまとめた。

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