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20年好きでいることの簡単さ


 中島裕翔さん31歳の誕生日を迎えるにあたり、ふと、彼の誕生日をお祝いするのも20回目ということに気づいた。

 もう好きになって20年目に入る、という話を周りにすると、「そんなにずっと1人の人を追いかけられてすごいね」という言葉をもらうことがほとんどだか、思い返してみると、別に苦悩もなく、特段葛藤もなく、気づいたらもう20年が経っただけなのだ。

 私が思うに、オタクの凄さは好きでいる年月だけで測れるものではない。無限に物差しがある分「すごいオタク」像なんて星の数ほどある。今これを読んでくださっているオタクなあなたも、十分すごいオタクだ。

 年月を推していることのメリットは、アイドルとしての彼のほとんどをリアルタイムで追えていたことくらいだ。いや、なんならそれ以外特に私はないかもしれない。

 リアルタイムといっても、供給を即座に追えない日はちょっと日をあけたし、あとあと「この雑誌知らないな?!」なんてこともあった。それでも一気にまとめてみるよりはしっかりと頭に少しずつ刻んできた分、楽だったとすら言えるかもしれない。(夏休みの宿題を初日からコツコツやってきた人のような気持ちだ。)

 そして、「20年も推してるなんて思わなかった」とも思わない。7年くらい経った時に、『あぁ、私はこの人のことをずっと追いかけていくな』と確信したからだ。あとは本当にその時その時で彼に尽くせる時間を精一杯生きて、人間としてもなんとか生きてきた結果、随分と長い時間が過ぎた。

 この道のりが簡単だったのは、私の「好き!と思ったら全身全霊で見届けたい」という習性に、たまたま出会った中島裕翔さんがバッチリとフィットしたからだ。

 好きなもの、はまってるもの、口癖、目指したいものを全部言葉や行動で示してくれる彼は、「見守りたい」「見届けたい」という私のオタク活動の修正にこれ以上なくぴったりな人だ。

 いや、逆を言えば彼がそうやって、どんどん言葉や行動で進んでいってくれた結果、私の好みもそうなったのかもしれない。怖いな。恐ろしい人だ。(このせいでふと見た番組で即座に沼落ち、みたいなことが本当に難しい人生になっている。)


 もう20年たったからには、もう20年見せてくれ!というのが今の私の思いだ。31歳の中島裕翔さんが、どんな道に進んでも、せめて見守れたら嬉しい。もう20年も経てば、最悪それ以外私はいらない。

 どんな道でも、あなたの目指したいと思った道が素敵だと思えるし、それくらい信頼している彼だからこそ、これから10年、20年、その時その時で1番素敵な姿が見れるよう、これからもついていきたい。

 改めて、中島裕翔さん、31歳のお誕生日おめでとうございます。

もう言い過ぎて言うこともなくなってきたけど、私を機難しくてめんどくさい人間にしてくれてありがとうね!!!あなたという存在が基盤にあるおかげで、いい人生になっています。

今年もよろしくね。

2024.08.10

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