推しの記念すべき誕生日に”ガチ”で挑んだ話|人生ゲーム作ったよ
”推し不在の誕生日会””本人不在の誕生日会”が当たり前になってもう何年か経ったでしょうか?
私も何歳…小学校高学年…中学生くらいから?推しの誕生日にケーキを買うように両親にせがむところから始まりました。
始めて推しの誕生日を本格的にNOTオタクの他人を巻き込んで祝ったのは多分高校2年生。
塾の自習室に自家製ケーキ(黄桃のタルト)とブルーベリーチーズケーキとクッキーを作って持っていき、軽食を買ってポスターを貼り、友人に「中島裕翔君お誕生日おめでとう」と言わせ、お菓子を分け与えるハロウィンより恐ろしいイベントを開催しました。
そこから大学・社会人の間はケーキを作ったり・買ったり・お花を買ったり…時に友人や家族を巻き込みながら、ささやかにお祝いしてきたと思います。
そんな中島裕翔君の誕生日を迎えるのも、中島担になって18回目となりました。(数にするとこわっ)
しかも今年は30歳、30歳こそガチで祝いたいな…
ということで、自分の持てる力を尽くした誕生日会をしましょう!!!となり、実施しました。今回はそのレポートです。
【中島裕翔30歳記念誕生祭:準備編】
・「本人不在の誕生日会」からの脱却
本人不在の誕生日会と言えば、バルーン・たくさんの推しの写真・メンバーカラーのケーキなどが一般的なので、当初はそれにのっとって実施しようとしたのですが…
ある日、脳内で私の推しが
「本人不在の誕生日会!あーw聞いたことある!いやみんなすごいよねー!wみんな風船とかさ、メンバーカラーのケーキとか?自分でやってるんでしょ?すごくない?推しいないのにねwwwいやーありがたいことですよね、毎年毎年(メガトン級の早口)」
と言い始めました。
※推し:中島君は素直なあまのじゃくなので、時たまひん曲がったことを言います。(ちょっと煽り気質がある人です)
彼の名誉のために言うと彼は上記のことは言っていません。なんとなく「めっちゃ言いそう」なだけです。
えっ、じゃあ、中島裕翔さんが「あーw」とか言わないような、ドン引きするくらいのガチなやつ、やらせてもらいますわ?!?!ということで、ここから脳内のひねくれすぎた推し(バイアスかかってます)と私の戦いの日々が始まりました。
中島くん、「ヲタク」を一括りにしがちなので、正直言うと、いや、いろんなオタクがいるからね?!という抵抗でもあります。
・コンセプトを決めよう!
まずは全体的なトーンと会のコンセプトを決めることから始まります。
中島くんのお誕生日らしく、スタイリッシュで、楽しく、オリジナリティやこだわりがあるものにしたいな!と考えたため。全体像からコンテンツに落としていこう!と考えたためです。
トンマナは彼のメンバーカラーの水色…ではなく、敢えて中島くんのバースデーカラーを主軸にしました。(ひん曲がり発想その1)
これに合うグレーと、少し彩度を落としたブルーをサブカラーにおいてカラーパレットを作り、諸々の作成に取り掛かりました。
そして、会全体の構成は、コンテンツ2種と歓談タイム(という名のDVD鑑賞タイム)という構成で、中島君らしく明るくて笑いの絶えない、楽しい会にしよう!と思い、誕生日会コンセプトは「MakeSomeNoise」に!
コンセプトロゴは筆記体風にして英語が好きな中島君らしさをプラスしました。
・ロゴを作ってみよう
そして、ちょっと作ってみたかったのがオリジナルロゴ。先に言うとこのロゴ、作ってよかったです。
中島君の画像からトレースした似顔絵を添えて、ちょっとおしゃれな感じにしました。
青と白(透過背景)の二種類。白は透過して印刷したり製作物に使ったりする用です。
ちなみにロゴなど制作物はCanvaを使っています。Canva生活を満喫するために、iPadをわざわざ買いました。今年は面構えが違います。
このロゴが後で色々なところで使われます!
・友達を招待しよう!
というわけで、記念すべきガチパーティーに招待されたのは中島裕翔くんのファンのお友達!でもなく、Hey!Say!JUMPファンのお友達!でもなくリア友3名。(えーー)
大学生のころはジャニヲタじゃなかったのに、気づけばみんなジャニーズにハマっていた、ゆかいな仲間たちです。
住む場所もバラバラですが、今回はみんなで定期的に集まっているお泊り会(推し活ホカンス会)の1日を、誕生日に当ててもらえることになりました。ありがとう。
今回は4人ということで、次の日の工程なども考えてごく普通にホテル選びをしました。
当初は水色のお部屋…なんかも考えていたのですが、敢えて普通のホテルでやることで、”脱・本人不在の誕生日会”を目指しています。
ここまで書いていて思いますが、中島君がひねくれる分、私もひねくれるわけです。
招待状ももちろん送っています。
早速この時点で、先ほど使ったロゴが活躍!
切手風にロゴをあしらいました!!!かわいい!!!!
ちなみに読んでいただけるとわかると思いますが、当日は水色のものを身につけてお越しくださいという友達への宿題を用意しました。
友人たち「みんなが当たり前に水色の服を持っていると思うなよ!?」
あっ、水色の服ってみんな意外と持ってないのか?!と気付かされる瞬間でした。
【中島裕翔30歳記念誕生祭:開場編】
そんなこんなで準備を進め、あとは当日の進行とともにご説明します。
・会場内について
ここも、バルーンとかは買わず、そして私が社会人生活および兼推し生活に忙殺されたこともあり(ガチごめんね)、場内は質素にしました。
ポスターも3種作りました。貼り方が雑なことは置いておいてください。
MakeSomeNoise!のコンセプトロゴをあしらい、ドラム・ヘッドホンなど「音」に関連する画像を使って会に花を添えていただきました。かわいい!
これも思いつきで即席で作成して、ギリギリ人間なので前日入稿、即日印刷の印刷屋さんに受け取りに行きました。
皆さんのお気に入りはどれですか?
・場内アナウンス作ったよ
そして、前日準備日に勢いで作った場内アナウンス。この辺りからコンサートと勘違いし始めています。友人が部屋に入って来たときにこれを流しました。
友人「最初、何が流れてんのかと思ったわ」
以下全文です。(これをエンドレスリピートしてました)
・友人からサプライズプレゼントをもらいました!!
これは私の準備物ではないですが、会場(ホテル)にあとから合流した友人達が、
「ゆうとくん、おたんじょうび、おめでとう!」
と私の推し、シナモンとプリンのぱちるんフィギュアをプレゼントしてくれました。友人、終始ノリノリで愛しかない。
ちなみに本名は会が終わってすぐ「はおちゃん」に変えてごめんね
・友人のお席には来場者特典も
お招きしている立場なので、何かお土産が配れたらな...と思い急遽制作したオリジナルスマホステッカーとアクリルキーホルダーです。
もちろん、友人は中島裕翔君のファンではないので「いらないwww」と言われるかと思いきや
友人A「えっスマホ入れよ」
友人B「キーホルダーや!」
友人C「えっこれランダム?!」
感想がヲタクすぎる。すぐさま後ろのランダムを確認してきゃいきゃい遊んでくれました。本当に、お前たちを招待して、よかったよ…。
・ちなみに…来場者特典がもう1つ
私のもう1人の推し、ZEROBASEONEの記念すべきデビュー作「YOUTH IN THE SHADE」を2形態ずつプレゼントしました!
机の下に忍ばせています。
友人の好みに合わせてメンバーのトレカもプレゼントしました!
・ほかに用意したものはこちら
今回の反省点としては、ご飯に割ける労力がなかったこと!!!!
ウェルカムドリンクとして水色のワインをささやかながら用意しました。いつか飲んでみたかったの。
ワイングラスにはロゴステッカーを貼っています。
テーブルは直前に買った水色とグレーのお皿・フォークなどをホテルに搬入しました。お手拭き用のアルコールを買った時、なんか結婚式でもするのかな...という錯覚に襲われ始めました。
ケーキも用意しました。本当は日比谷のTHE BLUEの水色のケーキを買いたかったのですが、まさかの当日売り切れ、もしかして中島裕翔のオタク、全員あそこで買った!?!?!?!
準備に疲れ果てていたので、ここは普通のケーキをかってホテルに戻りました。(ここでも、意地でもメンバーカラーのバタークリームがあしらわれたセンイルケーキは食べません!という捻くれた意志です。)
中島くん、”食べるなら美味しいケーキが食べたい”って言いそうなので、普通に美味しいそれなりのお値段のケーキを仕入れるに至りました。
【中島裕翔30歳記念誕生祭:開演編】
・オープニングムービー
さあ、いよいよ回が始まります!
場内アナウンスを切り、会場電源を消灯
リア友は自前で持ってきてくれたペンライトをつけてくれました。
(水色のカラーがない人もいるので、そこは水色に近い色を振ってくれました。)
著作権の都合上、載せられなくてとても残念ですが…
ムービーの大元は15周年のドームツアーです。MakeSomeNoiseのロゴを本家みたいに動かして作りました!
そこに歴代の中島君のコンサートの登場ムービーを繋げて、夢の「中島裕翔しか登場しないコンサート」をイメージしました。
ギリギリまで時間がなさすぎて動画はあきらめてたので、2時間くらいでサクッと作れるクオリティでしたが、やはりあってよかったなと思います。エンディングの泣けるムービーが作れず無念です。
さてムービーから開会の挨拶、そしてお食事などの紹介を経て、メインのコンテンツです。
・コンテンツ1:推し顔ビンゴ
ルールは簡単、配った81枚の中島君(8月10日にかけています。)から、私が好きな画像を予想してビンゴを作ってね!!!!という、私が王様すぎるゲームです。
後述する人生ゲームの手直しを前日までしていたので、1日で考えたコンテンツでしたが、これが盛り上がりました。
「裕翔君の話はたくさん聞いてたけど、じょせの好きな裕翔君を意外と知らない」
が総意だったようで。白熱の試合になりました。
ちなみに、同じくJUMPのファンを一緒にやってきた姉は9枚中6枚をすぐ当てれました。すごい。さすがです。
優勝者には水色パッケージのコーヒーセットをプレゼント!
もちろん楽しい会なので、景品もささやかながら用意しています。
・コンテンツ2:人生ゲーム
さぁ、これを書きたくてnoteを書いたまであります。
長年中島君のヲタクをやっていて、自然と覚えてきた中島君の半生を、皆と楽しく振り返る方法はないかな…。そんな思い付きから
「人生ゲームを作ろう!」
と今年の頭に思い立ちました。
実際に構想してから10000字インタビュー、過去のインタビュー、そして何より自分の記憶を頼りにコマをあて、(なぜか手書きで)コマを書き…本当に骨が折れて、なんどもくじけそうになりました。(青春漫画…?)
そして苦節数カ月(合間だいぶさぼり)完成したのがこちらです!
中島くんが1993年に誕生してから事務所に入るまで、デビューしてさまざまな場面で活躍する変遷をギュッと閉じ込めています。
中島くんが過去のエピソードとして語った出来事はもちろん、中島くんのヲタクなら忘れないであろうNYC選ばれなかった問題、高1で皆勤賞を取ったこと、初の海外映画祭でレッドカーペットを歩けなかったこと、大好きなスターウォーズの仕事が舞い降りてきたことなど、中島くんの印象的な出来事から、ちょっと思い出したくない?出来事まで30年間を閉じ込めました!
そして人生ゲームのコマを進めるうえで、必要なのはやはりコマ!!今回は作っちゃいました。
2006年初ソロ曲DNAの衣装、2007年デビュー曲お披露目衣装、2018年ベストジーニスト受賞衣装、2023年ベルリン国際映画祭でのタキシード姿がモチーフです。
中島君のオリジナルキャラクター「ゆうじっく」を元に衣装は自分で描き描きしました。
それらを4パターン作り、アクスタ制作アプリACRYにて発注。
アクキーと一緒に発注しました。大体5営業くらいで届いたかな。
さて、今回は人生ゲームらしく、中島君が生まれてから30歳まで、一流のアイドルを目指す!というコンセプトで人生ゲームを作っています。
なので、仮想通貨はJ!Jだよ!Jだし!ふんっ
そして、職業マスに止まると、「職業カード」がもらえて、お仕事の選択肢が増えて単純に給与が上がるよね、というリアルさや、アイドル業のピンチ?!と思われる出来事ではちゃんと「J」をお支払いするリアルさまでついてきます。
さらに中島君の節目で登場する宝物マスにとまるともらえる「宝物カード」も作りました。中島君が、当時宝物です!と言っていた記憶を頼りに作ったので、中島君、勝手にごめんよ。
さらにさらに、より中島君に詳しくなってもらえるよう、クイズマスも用意。一部をご紹介します。
ゲームは白熱、印刷がA3で小さかったので読み上げは私が担当しました。
私「初恋!」
友人A「なんで知ってるのwwwww」
本人が雑誌やテレビで語ったからです!今回不正な情報抜き取りは一切しておりません!
とまぁ、ゲームを進めるにつれて、中島君がどんな幼少期を(まぁ、これは私もエピソードしか知りませんが)、どんなJr時代を、どんなデビューしてからの15年間を過ごしたか、とても楽しく、友達と振り返ることができました。
友人たちの「へ~!」「まじでエリートなんやなぁ」「ここでその出来事がくるんや!」という反応は、自分の頭の中を共有できているようでとても嬉しく、やってよかったなぁ、と思いました!
本当は日本国民の義務教育にしたいくらい、皆さんに知っておいて欲しい、なんならご本人にもやってほしいことなんですけど、当人は「恥ずかしいからwwwwww」と言いそうなので送るのをやめました(そらそうだ)
やってみたい!という方がいれば、原本お送りするのでいつでもご連絡ください。事務所の方は、これをグッズ化したいときは連絡してください。グッズ担当として、雇ってください。
というわけで、物心ついてからの人生のほとんどを中島裕翔くんと歩いてきた私にとって、忘れられない誕生日会になりました。
多々いじっておりますが、中島裕翔くんという、常に努力を怠らない推しに出会え、私自身も感化されてこんなにもいろんなことをできるようになったなんて、あまりにも多くのものをもらっているな。と思います。
半分ユーモアも交えながら裕翔くんの楽しかったこと・つらかったこと・苦しかったことを赤の他人である私が振り返らせてもらえるのは、それだけ裕翔くんが【プラスなこともマイナスなことも力に変えて生きてきた】からに他ならないと、改めて感謝しました。
彼らのデビュー曲にもある「喜び悲しみ受け入れて生きる」とは、まさに彼の人生を象徴するような表現だな…と感じます。
来年も、再来年も、コマがどんどん増えて書ききれないくらい、裕翔くんの芸能生活が充実したものになることを心から願い、応援しています!
反省点も多いので、40歳になったらでっかい会場でも借りてやろうかな!!!!!
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