見出し画像

「やっぱおが」

経営学部マネジメント総合学科 4年
小河原龍太


引退ブログ・・・
バックれようか迷ったけど、関東リーグの最終戦が終わった時、急に書く気になったので書きます。
自分なりに今の気持ちを書いてみたので最後まで読んでいただけると嬉しいです。


19年間のサッカー人生

あっという間だった


なんで始めたかは正直覚えていないし分からない。気づいたらボールに触っていた。

多分兄の影響だろう。


小学生の頃は試合に出れるのが当たり前でサッカーが楽しくて仕方なかった。
この頃は将来の夢を聞かれたら迷いなくプロサッカー選手と答えていた。


中学生でLAVIDAに入り全然試合に出れない日々。勉強もろくにしない。テストの点数はどんどん酷くなり、母には「サッカーなんてやめちまえ」と言われた。

ある日、本当にやめると母に言うと「バカか早く練習行ってこい」と怒られた。

今思えば矛盾しすぎだろと思うけど、あの言葉がなかったらここまでサッカーを続けて来れなかったかもしれない。
ただひたすら努力し続けた。


高校では兄と同じ国際学院に入学した。

1年生の時からAチームにいさせてもらい、色々なことを経験させてもらった。


高2の冬、兄の病気が見つかった。

正直その時はすぐ治るだろうと思っていた。

しかし、どんどん悪化していき治ることはなかった。

選手権3回戦の前日の授業中監督に呼ばれ「兄が危ないから早く病院行ってこい」と言われ病院に行った。

兄はその日のうちに亡くなった。

兄が誰よりも俺のサッカーを応援していたことは後から知った。

次の日の試合
監督はスタメンで使ってくれた。

同点ゴールを決めた。

これがサッカー人生で1番のゴール


3年の時はインターハイ、選手権共に埼玉県ベスト4。

大学のみんなにはくじ運って言われ続けたけど良い3年間だった。



そして城西大学に進学。
大学までは家から片道約2時間乗り換え4回
なんとか無遅刻で乗り切りました。

1年目

コロナでろくに活動も出来ず、練習や試合でも当時の4年生と喧嘩してばかりで大学サッカーこんなもんかと思っていた。
でも同じカテゴリーに同期が多くて楽しくサッカーをしていた。


2年目
環境が一気に変わった。

TOPチームで活動させてもらい、試合にも多く出れた。

「なんであんな奴がTOPで試合出れてるんだ」

っていう声もあったけど、ただがむしゃらに頑張った。

当時の4年生に混ぜて貰って練習後にシュート練習を毎日していた。感謝しかない。

自分が4年になったらこんな人達になりたいと思った。


全然結果が残せなくて調子が上がらなかった時期に、当時キャプテンの竜成くんに「おが、調子が悪くても守備だけはできる」と言われた。
その言葉を自分に言い聞かせた。


その年は埼玉県リーグ優勝。

関東大会3位、プレーオフ勝利
そして2部昇格!

プレーオフはまさかのスタメンで自分が1番ビックリしたけど勝てて本当に良かった。


国体にも参加させてもらった。

充実した1年間だった。


3年目

彩の国カップ2年連続1回戦負け

関東リーグ3部降格

何も出来なかった。
公式戦では1点も決めれず何もかもがダメだった。

思い出したくないからあんまり書きません。許してくださいな。


4年目

サッカー人生の集大成

とにかくサッカーを楽しんだ。

そしてピッチ内、ピッチ外共に行動で示した。


公式戦にはほとんど出場させてもらえた。


彩の国カップの決勝出れなかったのとリーグ戦開幕戦のベンチスタートはさすがに悔しかったけどそれが逆に自分の活力となった。
リーグ戦の開幕戦は途中から出て同点ゴール!4年の意地ですね。
この時から始まった「やっぱおが!」っていう応援めっちゃ好きだった。


スタメンでも途中からでもやることはチームのためにプレーすること。それを1年間貫き通した。自分は武器と言える程の特徴がなかったから、どうすればチームが勝てるか、上手くいくか、とにかく頭を使ってプレーした。

応援してくれている仲間の為に、試合に出れない同期も分までやるしかなかった。


最終的には関東リーグ2部自動昇格

そして関東リーグ3部優勝!

最高の形で終われた。


自分達の代は人数も少なくて捨て代とか言われてたけど、結局結果残しちゃったね。
引退試合もめっちゃ楽しかった。
4年間ありがとう!


そしてなにより19年間もサッカーを続けさせてくれた家族には感謝してもしきれません。

今までありがとう、そしてこれからもよろしくお願いします。

特に母には沢山怒られて、迷惑もかけてきたけど1番近くで支えてくれて、試合もたくさん見に来てくれてありがとう!

天国にいる兄へ

プロにはなれなかったけど大学までやり切ったよ。

こんなにも素晴らしいスポーツに出会わせてくれてありがとう!



最後に
今までサッカーを通してサポートしてくれた皆さん

こんな自分をここまで連れてきてくれてありがとうございました。

最高の19年間でした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?