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新しい仲間を紹介します!

まだ寒い日もありますが、少しずつ春の温かさを感じるようになりました。学生ハーフマラソン出場組以外は、スピードトレーニングの導入段階に入り、間もなく始まるトラックシーズンへ向けた準備が着々と進んでいます。さらには新入生も加わり、新しいチームづくりへの意欲、期待感が高まっています。
今回はその新たに仲間となった12名の選手をご紹介しましょう!

青木丈侑(東農大二高)
大川翔雅(滋賀学園高)
小澤優翔(上伊那農高)
大場崇義(上伊那農高)
葛城渚(奈良育英高)
小林竜輝(鹿島学園高)
橋本健市(帝京安積高)
福田海未(智弁カレッジ高)
松岡空良(京都外大西高)
正岡優翔(熊本工高)
三宅駿(四国大香川西高)
村木風舞(御殿場西高)

全員、潜在能力が高く、どう伸びてくれるか楽しみな選手ばかりです。5000mの自己ベストを見て新入生の力を判断しているような記事も見られますが、私はそうした考えをあまり持っていません。個性や特性はタイムだけでは測れないですし、ジュニア期の成長速度やこれまでの環境には違いがあります。それゆえ、たとえ現時点でのベストタイムで劣っていても飛躍の可能性を秘めている選手が多くいることを経験的に知っているからです。

これからの4年間、
切磋琢磨して強くなってほしい

今年の新入生は800m、1500mでの活躍が期待できるスピードのある選手が多いことが特徴です。青木は非常に才能豊かで高校時代からインターハイ、国体、全国高校駅伝と大舞台での経験を積んできました。向上心が強く、強くなることに貪欲で、すでにチーム内で存在感を発揮しています。福田もバネがある走りが魅力で中距離はもちろん、駅伝でも実績があり、力を発揮してくれそうです。正岡は足首の強さとレースでの勝負感があり、強さを備えています。三宅はスピードがありながら、距離適性も感じさせる選手で、1年目からハーフマラソン、箱根駅伝までチャレンジできそうです。葛城は身体が細くまだ筋力不足が感じられますが、逆に筋力を高められたらと思うと期待感しかありません。小林竜も軽い走りをしており、今からU20日本選手権での活躍を目指すなど意識が高く、鍛え甲斐のある選手です。村木はフラットな接地の走りが特徴的で、上り坂に自信を持っており、もしかすると「2代目・山の妖精」になれるかもしれません。橋本は安定したフォームで走りますし、新入生の中でただひとり3000mSCの実績があります。小澤は長身でスケールの大きさを感じさせる大器ですし、松岡、大場、大川は中距離から5000mまでマルチに走れる選手なので可能性の広さを感じます。こうして全員を見渡し、どの種目で、いつ、どのように花開くかを考えると本当にワクワクします。12人それぞれに特徴があり、心から期待が持てると感じています。

スピードが魅力の福田は
早速、低酸素トレーニングを開始

すべての選手に個性と長所がありますので、これからの4年間はそれを損なうことなく育てていかなければなりません。ですので指導する私自身の責任も強く感じています。ただ早くも城西大学の特徴でもある低酸素トレーニングに取り組み、適応力を発揮している選手もいて、責任を感じつつも楽しみな気持ちが上回っているというのが正直なところです。
彼らの特性を細かく把握していくのは今後、練習を積み重ねていきながらになります。驚くようなポテンシャルを見せてくれるはずと信じ、前向きかつ、長所を探る指導をしていくつもりです。いずれにせよこの世代が3、4年生になったときには城西大学はその歴史に新たな軌跡を作れるくらいの顔ぶれであることは間違いありません。彼らが加わったことに新2年生以上の選手たちも大いに刺激を受けていて、チーム全体が活性化していることも嬉しく思います。

もっと速く、もっと強く、もっと楽しく!

中距離を主戦場に競技計画を立てていく選手も多くなりそうですが、それ以外の選手も目先の駅伝だけを考えるのではなく、トラックで戦える力を時間をかけて磨いていく方針です。長い距離に対応できる選手は10000mにチャレンジすることを目指し、その先のハーフの可能性を探っていくなど、長所を活かした取り組みを考えています。

1年生で行ったクロカン走では
高い意識での競い合いが見られ、期待感増大

力のある4年生が卒業しますが、その寂しさを忘れさせてくれるくらい元気のいい新入生が揃いました。1年目から関東インカレなどの大舞台に姿を見せてくれる選手もいるでしょうし、U20日本選手権、さらにはシニアの日本選手権に意欲を見せている選手もいます。彼らの成長を今から継続的に注目していただけますと幸いです。2024年度も城西大学へのご声援をよろしくお願いいたします。

大きな夢を持って入学した今の気持ちを忘れずに!

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