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そこにいる相川奈央という存在~推しを推す理由~


推すのに理由はいるのか


サッカーが好き。野球もラグビーもアメフトもバレーボールも、放送していればハンドボールだってフィールドホッケーだって見る。

競馬が好き。麻雀も将棋もポーカーも。

競技性に魅力を感じれば何でも好きになる筆者が今はアイドルにはまっている。

そんな何でも大好きな筆者の妄言なので軽い気持ちで読んでほしい。


もう少しだけ自分の話をしたいと思う。

ナナニジを軽い気持ちで応援し始めてから何年か経った気がする。当時は計算中を見て、アニメを見て、配信を見て、ゲームをやって。そんな感じの非常にライトなファンと呼べるかどうかの存在だった。

そのうち高辻麗に興味を持ち、河瀬詩を好きになり、そしてやっと本当に推しと呼べる存在と出会った、今は特典会にちょこちょこ参加する程度のレベルの『ナナニジ夏祭り2022』終わりのローモバコラボからの相川奈央推しの一兵卒である。

ただ、ローモバコラボからの推しと言っても、夏祭り、ロードモバイルで劇的な何かがあったということでなく、2022年2月の加入から見せてきたものに、推すに足る理由が十分にあると感じたタイミングがそこだったという説明が正しい。


好きになれば顔も好みになる。
あざといはかわいさの見せ方で、テクニックとして持っていていいスキルの1つ。 
ダンスの上手さで推しを決めるほどダンスに精通もしてない。

そんなアイドルオタクに向いてなさそうで向いていそうな、相川奈央の外に見えやすい特徴にほぼほぼ惹かれることのない筆者が相川奈央推しになった。

当然、そこではない別のところを魅力的だと感じたから。


筆者にとって最初の質問の答えは明確に『YES、必要かつ不可欠』なのである。


理由の根幹が好きという気持ちであることはもちろんなのだが、では彼女の何が好きなのか。
後輩メンバー8人の中でも圧倒的にSNSの更新、配信が少なく、供給とも呼ばれる発信が少ない彼女のどこに筆者が惹かれたのか。
それがこのnoteの内容であり、これを読んでくれたあなたが相川奈央という存在に少しでも興味を持ってくれたらと思って書いている。

中身は多少の事実を元に完全なる主観で捉えた、彼女の本質とはかけ離れているかもしれない妄想満載の記事であるため、最後まで理解に苦しむものである可能性があることにご理解いただきたい。
(こんなキモオタもいるんだなぁ、くらいで見てもらえると非常に助かる。)
注:この記事は書き始めてから公開まで3ヶ月近くあり、休業前と休業後の情報が混じっていることもご了承ください。


このnoteはもう今の時点で相川奈央に強く興味がある、好きであるあなたには読む価値も必要もないので、筆者を信じて『いいね』を押していただき、もし読んだことがなければ下のリンクの記事を読んで、このnoteは読まずにお帰りいただけると嬉しく思う。







相川奈央を推すに足る理由とは何だったのか


最後まで読ませてからがっかりさせるのも不本意なので、まず結論から伝えようと思う。
筆者が推しについての話になった時、以下のように答えている。

戦術理解度の高さ、ポジショニングの良さ、レスポンスの精度を持つ
効率重視のハイポテンシャルなアンカー


アンカーの位置(セントラルミッドフィルダー)


この能力がデジタル声優アイドルとして必要かどうかはさておき、筆者が感じている魅力の中心がここにある。
従来のアイドルに則しているかどうかは関係なく、こういうところを魅力に感じてもいいのではないか、という気持ちでここに綴っている。


この記事は、筆者が感じるこの相川奈央の魅力を伝えることを本質としている。




かわいい。普通にかわいい。客観的に見ても絶対評価であれば『かわいい』でいいと思う。僕は好き。
ただ、かわいいは好みの問題が大きいので、そうでもないと思う人はいるだろうし、メンバーをルックスだけで客観的に市場評価したらグループ内でも上位とは言えないかもしれない。あくまでも好みの問題。

お菓子作りの趣味は腕前という中身もしっかり整っていて、もう少し頻度を上げて発信していけば、かわいらしい一面として認知されるかもしれないが、それで興味を持つのかというとパンチがないので付加価値まで。

特技の鏡文字は比較的珍しいものをチョイスしているとは思うものの、『やってみたら出来た』というまったくエピソードが膨らまない上に、アナログに披露するにはアクリル板や鏡など準備が面倒な上に地味。
(どうせなら自分のサインの鏡文字を精度高く書けるようになってみたら?って伝えてみようかなとも思ってる。)

あざといに関しては序盤に少し触れたように、筆者はテクニックの1つという認識なので、特徴として言ってしまうのは引き出しを自ら減らす悪手なのではないかという解釈違い。
もともと、友人から言われて「そうなんだー」と思ったくらいのものであると発言していることからも、押し出すポイントとしては違うのでは、という印象。

百面相はライブでパフォーマンスの際に表情での表現に力を入れてるって意味らしく、その表情でのパフォーマンスはファンにも好評みたいなのでぜひ注目してみてください。他人事のように書いていますが、もちろんライブ中ずっと見てますので自分も魅力的なポイントだとは思ってます。が、決定打になるのかと言われると個人的には・・・。

やはり、プロフィールから惹かれるポイントを探すのは難しい。
もちろん、彼女に限った話ではないが。

そんな彼女から筆者が感じる魅力は、他のメンバーと比べても数少ない表に見える、見せる言動の端々から現れる人間性そのものなのである。





ナナニジはいい意味でも悪い意味でも無理をさせない。強制しない。
ただし、規制はする。
それをうまく活かして溶け込んでいるのが相川奈央である。




(アクセサリー)指につけるの嫌いなんですよ。邪魔じゃないですか、作業するのに。だから指にも着けないしブレスレットとかもつけないです。

寝間着はジャージです。スウェットならそのまま外に出られるじゃないですか。

2022/5/4 SHOWROOM

河瀬『(なおてゃんは)頭がいいし、先にこっちやった方が効率的ですよとか教えてくれる』

2022/12/21 河瀬詩SHOWROOM

歌うのは苦手でカラオケの機能もわからないんで、頑張ってお話しますね。

2022/4/12 SHOWROOM

西條『気の抜けたサイダーは5人でのフォーメーションがなくて、どうしようって思ってたら『大丈夫ですよ』ってなおちゃんが言ってくれて、振り入れ始まる30分くらい前にフォーメーション表をバーって書いてくれて。今日の5人のフォーメーションは全部なおちゃんが考えてくれました。』

ANNIVERSARY LIVE 2022 10.23 night

まず、こういった言動から効率重視であることが伺える。そして要領がとてもいい。
無駄なこと、やらなくていいことは無理してやらない。
明確に優先順位をつけ、今やるべきことと今やらなくていいことの線引きをしっかりすることで、苦手なことをうまく避けながら自分の間合いで勝負できる。

もちろん文字にすると逃げの姿勢に感じる部分もあるが、出来ないことを無理にすることはなく、自分が出来る部分、戦える部分で見せよう、と感じるのはごく自然であり、自分の強さ弱さを理解しながら行動を取れるのは長所であると考えられる。
これは自分でやる、これは人に任せる。この判断を精度よく出来るのはとても重要なことである。

そして要領の良さは地頭の良さ、賢さに効率の良さが合わさって出来てくる。
ダンスのフォーメーションをその場で30分で。実戦での組み立てがほぼ初めての状態でこれをやるのは、おそらく取捨の選択がうまくないと出来ない。
100点が、80点が、60点が必要な場面、それぞれのシチュエーションにおいてどこまでの精度でやればいいのか、どこまで手を抜いていいのか、どこを押さえるべきで、それがその場面でどのくらい重要なのか。
こういったポイントの押さえ方がうまいのだろうと考える。
常に100点を出す必要はない。それがわかっていて、何を押さえておけば形に見えるのか。
持ち時間がなくなった1分将棋になっても最善手に近い形を作ることが出来るような能力。
それが相川奈央には感じられるのである。

無駄な動きが少ないことは、『過ぎたるは猶及ばざるが如し』という言葉もあるように、やりすぎないことで、だらだらとさせない、冗長に見せない効果があり、ただ配信量、投稿量が多いだけよりはしっかりした人間に見せやすいというメリットもある。

SHOWROOMも5月を最後に、ここ約1年は一度も配信することもなければ、他のメンバーの配信にお邪魔することもない。これもこの流れであることが想像できる。

基本的にSHOWROOM配信では雑談一辺倒ではなく、テンポを変える(?)何かを一緒に配信内でするべきだと思っているように見え、その選択肢を挙げた時に、カラオケは歌が苦手なので避けたい、他のことは準備するのに時間がかかる。

よって『やらないの流れになる。

あまり得意でなく、非効率かつ時間がない。好んで頻繁にやる理由はなく、むしろやらないのである。
あくまで学業が忙しい、が大元にあった上での見方にはなるが、筆者としては2022年後半から活動休止まで関してはもう、SHOWROOM配信された方が困る、の感覚に至っていたほど。

ではロードモバイルとのコラボの時も同様の流れだったのか。
そこはここまでの話とまったく状況が違う。
ここまでの話は個人の裁量の範囲内の活動であったり、グループ内で完結する内容である。
ロードモバイルコラボは外部企業とのお仕事であり、さすがに同様にはいかない。

筆者がギルドに加入したのは夏祭りが終わって数日経った後という遅い参加なので聞いた話ではあるが、やはり序盤はあまりチャットには現れなかったようである。
それでも筆者がギルドに加入した期間中盤以降はほぼ毎日ギルドチャットに参加して交流している。参加率の悪さに運営から一言あったのかどうかはわからないが、参加頻度が低そうな彼女がほぼ毎日参加していたという事実がある。
そこにはやはり外部企業が絡んだ、自分だけ、自分たちだけでは収まらない体裁が存在し、やるべきだという判断における優先度が高かったのだろうと考えられる。

それが、決まって22時頃からのタイミングで参加し、マネージャーから言われていた通り24時までに離脱する。ルーティンで、かつ無理のない時間での参加というところに現れていたのだろう。

こういう部分でも一貫性の感じられる動きを続けるところが信用に値し、信頼に繋がるのである。



望月『新メンバーでまともな子は』
相川『はい!』
望月『ちげえよ。』

2022/3/31 SHOWROOM

今度はメンバー間の立ち回りの話に移ろうと思う。

新メンバーの中でまともである、という属性を望月りのが即断で否定している。
1人の意見ではあるが、ある程度の否定材料がないと即断はしないはずであり、特にまっすぐ素直に物事を捉えるタイプの望月りのの発言であるのでこの発言の信用度は高いと考えられる。


相川さんはおふざけには入っていかないタイプですか?
『いえ、気分によります。昨日はまおぴんと一緒に"すべてが外転する人の走り方"をやりました。』

Top Yell Neo 2022AUTUMN

麻丘『奈央は普段ツッコミ役まとめ役だけど、びっくりするくらい壊れることがあって、そうなると私より収拾つかなくなるのがギャップでかわいい』

2023/1/26 麻丘真央SHOWROOM

質問:ナナニジの生徒会長を努めるなら副会長は誰にしたいですか?
天城『なおてゃんいいね。なおてゃんいいよ。私はなおてゃんの副会長になりたいけど、副会長がしっかりしてる方がうまく出来るよね。』

2023/2/8 天城サリーのラジオな時間 #56

こういった面から、奇行組ではないが生真面目でもなく、ふざけるところも壊れるところも見せながら、『しっかりした』という評価は崩さず、結果として中心で物事を進められるタイプであることが推測できる。

真面目一辺倒ではおもしろみを感じさせるギャップが少なく、ふざけすぎていても信用に繋がらない。
人見知りが激しく、先輩との顔合わせの日には他のメンバーの後ろに隠れていたような姿を見せながら、加入前の写真や加入直後のツイート、あまり見せないようにしている(?)ピアスホールなどからも伺わせる元々の陽キャの素質が他メンバーに種を蒔き、印象的なエピソードに花開いていく。

くだけた一面を見せながら、ダンスのフォーメーション考案のシーンなど様々な場面で、効率よく要領よく捌く姿は周りへの求心力となり信頼へと繋がる。




自分の間合いでの勝負できる、の点に関しては、夏祭りのMCで河瀬が後輩メンバーの誰かに計算中に関してのエピソードを聞こうとした際に、おそらく自分の話せるエピソードが弱いと自分で認識していて、後ろ手を組んで半歩下がる動きを見せるところや、記録がないので正確ではないが定期公演#2のソロコーナー前MCの『ピース』がテーマのエピソードトークで、順番的に前に並ぶ6人が各々わちゃわちゃと高めのテンションで他愛もないエピソードを披露する中でそのテンションに付き合わず、飼い猫の銀くんとの平和なお話で場を落ち着かせてソロコーナー前のMCを締めるなど。

脳内お花畑や不思議ちゃんのようなマイペースではなく、必要な場面で自分のレンジをキープ出来る賢さと立ち回り。

すべて効率の良さと要領の良さが産み出している。

効率の良さ、要領の良さは人をスマートに見せ、物事に向き合うときにより信用、信頼を置かれやすい能力である。
このポテンシャルを見せてくれるが故、忙しく時間がない中で活動が活発でなくても、動けるタイミングで、表からでも裏からでも何かを見せてくれるんじゃないかという期待を持たせるのである。


詩さんは最初から詩さんって感じでした。

2023/3/20 河瀬詩の「したっけ、これから家きちゃう?」第9回

そして筆者が相川奈央を特に高く評価しているのがポジショニングスキルである。

ナナニジにおいて、動きやすいポジション、いやすいポジション、そしてキーマンとなれるポジションをきっちり確保している。

まずは積極的なアタックで今では信頼をしっかり勝ち取っている河瀬詩。
先日、『詩さんは最初から詩さんだった』と発言していることからも加入の段階で河瀬詩を狙いに行っていることは明確である。

ではなぜ、狙われたのが河瀬詩だったのか。

河瀬詩が先輩6人の中で唯一の非初期メンバーであることから、相川を含む後輩8人に比較的近い感覚の立ち位置であり、
ライブで天城サリーとともにMCを任されることが多く、そういった面で運営からも信用されていて、
淡々としたタイプで、あまり積極的に攻撃参加をしない重心が後ろにどっしり置かれたメンバーであることから、センターバックとして非常に安定感の高い存在であることが、先に書いた通りアンカーに適したポテンシャルを持つ相川奈央の性質とマッチしたのではないか、と考えられる。

相川奈央のアンカーのポテンシャルについては後で触れるが、中盤の底にポジションを取るアンカーにとって、前からプレスがかかればボールを捌く先の第一候補はセンターバックであり、そこに安定感のある安心できる先輩がいれば頼りになるし、結びつきは強くなる。

そこまで考えて意図的に狙っていたとは思わないが、元々やらない選択肢を取ることに抵抗がない中で、懐に飛び込みやすい存在が河瀬詩であり、陽キャならではの距離感の近さとやることを強要しないいわば『そこにいることが重要』な姿勢が河瀬側の性質ともマッチしたのでは、という考察している。

だからこそ相川側から見れば、やらないタイプでありながらくっつきに行くのが苦ではなく、河瀬側から見たらそこにいるのが、個人番組の初ゲストの選択肢の筆頭になるのが当たり前、になっているのではないだろうか。


そして次にターゲットになるのが天城サリーである。

最初に狙われた河瀬が守備の要であれば、今度は攻撃の要。
グループ内ではライブや配信などでMCを任されれば、グループ外でもANIPLEX関連を始めに少しずつ存在感を発揮してきている存在。
トークスキルがとても高く、個人でも動ければ、相手が多少難しくても強引に前を向ける。先輩の中では唯一の前への意識が高いメンバーで、ボールを持てば積極的に打ちに行く。
グループでの活動に戻れば他のメンバーがやっても良さそうなことまで背負ってくれて、要するにやってくれるタイプ。
そんな存在を放置する訳なく、もちろんきっちりと捕まえに行く。

やってくれる存在が近くにいることは、やらない、任せる選択肢を取りやすいことに他ならず、突っ込みどころも満載なため、茶々入れであったり、ツッコミ側に回ることも容易で動きやすい。


自分がボールを持った時に、後ろにいてくれる存在、前にいてくれる存在を少ない手数で抑え、かつ先輩後輩の壁を感じさせないポジションに自分を置く。

シンプルに先輩付き合いを考えた際の最適解をド直球で突き進む。

一貫してアンカーとしてポテンシャルの高いポジショニング、立ち回り。
性質と行動の合致に『好き』以外の感情は湧かないのである。


後輩メンバー内で見ると対照的なのが椎名桜月、麻丘真央である。

ツイッターでは全メンバーに矢印を飛ばし、メンバー、ファン、スタッフ全員にそこにいることをアピールしていく方向性の椎名に対し、人に気に入られやすいセオリーに即しながらの少ない行動で効果的に存在を証明していく相川。

常に発信し、目立ち続けることで自分がそこにいることを表現する前者と、日常生活の中で周りに種を蒔くことで自分では無理をせずに、興味深いことは自分以外から発信してもらい、自分からアピールしなくてもそこにいることを表現する後者。

グループ外への積極性を見せる麻丘を加えると、グループ内へ矢印を飛ばす椎名、自分へ矢印を向けようとする相川、矢印をグループの外へ飛ばそうとする麻丘の構図になり、3人が違う『しっかりさ』を見せることで、それぞれが別ベクトルで信用され、結果として個性が際立つかもしれない。


先輩との関係性では安心であったり、いやすい立ち位置を取りながら独自の方向性を見せ、後輩内では先への期待も込められる関係性を見せてくれていることも1つの魅力だと感じている。


対運営に関しては、後輩メンバーの中でもファンが多いわけではなく、人気のある方とは言えない部分があり、歌もうまいわけでもないことからダンスが見せ場になる曲ならともかく、シングルのジャケットやダンスフォーメーションなどではあまりフォーカスを合わせてもらえるタイプではない。

ただ、地頭の良さ、楽屋等での立ち振舞いを含むメンバー内の関係性などの要素から後輩メンバー内では回しの中心の一角に扱われているようであり、バーチャル定期公演ではステージの裏側を撮影する相川カメラを任されたりもしていることから近いうちに目立った冷遇をされることはなさそうであり、回しの部分に関しても天城河瀬でやっている現況から変化があってもおかしくなく見えるので、楽観は出来ないまでもゆったりと考えて良さそうではないだろうか。


私以外のメンバーはみんな個性的で、1人でもほかの人を喜ばせられる力がある。
でも、自分にはそこまでの個性を見つけられていない。
ただ、個性的で魅力的な他のメンバーのことはよく知っているので、メンバーそれぞれを一番素敵な状態でファンの方にお届けできるような人になりたい。みんなが素敵に見えるように私も頑張りたい。

2023/1/10 entax単独インタビューより意訳

(歌ってみた『M♭』の振り付けについて)
『振り付け考えてね』って言われたんですけど、そういうのあんまり得意なタイプな人間じゃないので、奈央ちゃんに『どうしよう』って言ったら『いいよ。考えてあげる』って、1時間後くらいに奈央ちゃんがお家で踊ってる動画を送ってくれて、それを見て覚えました。

2023/3/27 しぃなもんの祝っていぃんだもん


そして彼女は協調性の塊でもある。

協調とは互いに協力しあうこと。
単に仲良しこよしをやることではなく、問題解決であったり能力向上を目指すことである。

先に挙げたanniversary liveにおけるダンスのフォーメーション作成、さらには椎名桜月誕生日配信の歌ってみた動画における振り付け作成など、自分の請け負える範囲内で自分含むメンバーの利益になる行動を取れる。

褒められたら褒め返すことも、メンバーのダンスの訂正指導も、日常の強めなツッコミも、やるべきタイミングでやる。

最初から自分から積極的に仕掛けることを控え、他のメンバーのサポートに回るつもりな姿勢は少しいただけないが、先の振り付け作成のような、メンバーのことを見えないところからプロデュースしていくシーンがこれからもどんどん見られていくのであれば嬉しいことこの上ない。

いずれはナナニジ全体を操る傀儡師、陰のコマンダーになってグループを闇から統率してほしいとすら思っている。


問題 3kとは何か。
相田『3つ目に書いたものが深層心理の上で大切なものらしいよ。』
西浦そら解答 [お金、権力、気持ち]
小宮『権力が怖いですね』
西浦『3つ目が一番大事っておっしゃってるので!!』

計算中season4 #47

そしてレスポンスもおもしろい。
いや、おもしろいというか、アイドルを感じさせない感覚の近さがある、というのか。
陽キャのため、強いツッコミを厭わず、地頭の良さもあって反射で返せて、時にはスルー出来るハートの強さもある。
先輩相手でも立場は特に気にせず、言っていい相手かどうかだけが判断材料。

言動から滲み出る賢さは相川奈央の強みであり、魅力そのものである。


彼女の今後については、注目していきたいポイントはいろいろあるが、わかりやすいところで言うとここに注目したい。

楽器。ナナニジバンドをやりたいと言ってたこともあれば実際にベースにピアノにやれないことはなく、もし離脱から戻って時間的に余裕ができるなら1つの特技としてアピールできるレベルまで練習して発言の説得力を増していけば、趣味特技としての引っ掛かりにもなれば、何かの機会にナナニジバンドとして披露する機会に繋がるはず。

復帰して、時間の余裕ができるのかも含めて未来のことはわからなければ、どれくらいやる気があるのかもわからないので軽く、いつかやってくれたらいいなくらいの感覚で。

『相川奈央』という人間が見せてくれる一本筋の通ったプレースタイルを信用しているので、そんな彼女が今後シンプルにわかりやすく表面に見えてくるプレーを選択した時に、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか期待でしかない。




ここまで長々と想いを綴ってきたが、シンプルにまとめると、

賢さからくる状況判断の良さ、グループ内での立ち位置という名のポジショニング、メンバーの懐に飛び込むという精度高くパスを繋ぐための予備動作、ふざけられツッコミもできるしっかりものというレンジの広さ、そして高い協調性が見せる危機対処能力。

アンカーとして非常に有能であり、まさに筆者の好みそのもの。
消えるけど存在していて、いなくてもそこにいる。
そんな彼女に惹かれるべくして惹かれたのである。





メッシ、ロナウド、ファン・ダイク、ノイアーといったレベルの選手になれば、少しサッカーが好きなら多少どんな選手かくらいはわかる。フォワードもセンターバックもキーパーも攻撃でも守備でも、出番がわかりやすく目立つから目にも留まりやすい。
でもキミッヒもカゼミロも、ワールドクラスの選手でさえ、中盤の底を締める選手は存在的には地味であり目立ちづらい。そして、目立たなければよほど注目しない限りどんなプレーをする選手かなんてわからせることが出来ない。

そして、この記事で記してきた彼女のポテンシャル、プレースタイルに適したポジションはその大衆の目から隠れやすいセントラルハーフであり、アンカーそのものであると感じている。
とても重要なポジションだが、注目して見ていないと見えづらく、試合に出ていたことすら覚えられないこともあるそのポジションに適したスキルとポテンシャルを持つ彼女が輝くには相当の覚悟と決定的な仕事が必要になると考えられる。

ダンスパフォーマンスの面では能力の高さを認められながら、ステージを降りたそれ以外の場面ではファイナルサードに飛び込むことは少なく、一貫性と立ち位置などの巧さは見せつつも地味でポイント稼ぎのようなパンチを打っているのでは周りに見つけてもらえないのである。

だからこそ、学業専念のための一時離脱から戻ってきた彼女が、今年書き初めで書いた『受』を重んじながらも、この1年ずっと後ろにあった重心を積極さを持って前へと踏み出し、ボックストゥボックスで戦える自身のポテンシャルを最大限に活かしながら相川奈央を表現し、不特定多数の誰かの目に留まるような活躍をしてほしいと切に願っている。
誰かの生きがいになったその先を、未来を信じて。



筆者が相川奈央に魅力を感じ、推しになるに至ったポイントを自分の角度から見た感覚で伝えるべく書いてきた。

もちろんここまでで書いたことがすべてではないし、こんな穿った見方をしなくてももっとわかりやすく良さを伝える方法はあるだろう。もっとうまく伝えられる人はいっぱいいると思う。
そういうみんなにわかりやすく、みんなが受け入れやすく魅力を伝えるのは他の皆様にお任せして筆者は自分に正直にこのスポーツ脳のスタイルのままやっていきたいと思う。

そして、筆者にとっては一番重要だった、一番の決め手になっているエピソードについてはあえて記載しないことにした。もしかしたらこのことだけについて触れた短いnoteをいつか投稿するかも。

このnoteは筆者が初めてスポーツ選手以外について書いた長文でもあり、文頭に書いた通り表現もとてもわかりづらい部分もあったと思うが、伝えたい想いが少しでも伝わっていれば嬉しく思う。



このnoteでは本当に相川奈央の魅力を伝えようとしているのか、少しネガティブな表現をしているのではないかと捉えられる部分があるかもしれないが、そういう部分も含めて相川奈央に注目をし、応援したいと思い、今に至っている自分の気持ちを正直に隠すことなく書いている。

それゆえもやもやした気分になったナナニジファン、相川奈央オタクもいるかもしれないが、アイドルを見る目線がちょっとずれてるだけで、このnoteの内容は本当に筆者が相川奈央推しになった原因、理由であるポイントであり、これを伝えることで興味がなかった人が1人でもこれまでと違う目線から興味を持ってくれたら嬉しい、という気持ちであることをご理解いただきたい。

そして、筆者が純粋に相川奈央が大好きでこれからの活躍を願っているファンである、ということだけは信じていただけるとありがたく思う。


河瀬『いざ、表(の舞台)で話すと緊張しいなところもかわいいですね』

2022/12/21 河瀬詩SHOWROOM





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