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本番直前

オンラインサロンでの出会いから練習試合が組まれました。結局、コロナによって、実現はできませんでしたが、サロンでの出会いから交流があって、練習試合が開催される。こういう交流がオンラインサロンの良さだなと嬉しい気持ちになっております。

これからもメンバーを増やして、みんなでいろんなプロジェクトを進めていきたいなと思っています。

さて、今月のお題は「本番直前」をテーマにしてこの夏の戦い方についてを話したいなと思います。夏の大会に向けて、みなさんに少しでも勝利に近づいてもらうためのヒントを提供できればなと思います。

月の3週目にはトレーニング視点から佐藤さんに「追い込み練習」についてなどをまとめてもらう予定にしていますので、こちらも大いに参考になるかなと思います。僕のほうは、こうしてみては?という提案をしたいと思います。




第1回 捕手の役割を奪う?



第1回目は捕手の役割を奪う、です。
みなさん、相手チームを崩す時、どういう作戦を立てますか。
例えば、投手がそこそこだったり、好投手だったり。

配球の傾向をチェックしたりして、投手を丸裸にしたり、あるいは、盗塁を決めまくって、バッテリーを苛立たせたりなど色々とすると思うんですよね。

そうやって考えて行った時に、高校野球の捕手における役割って、結構、重要だなと感じます。守備を締める扇の要でなくてはいけないです。

投手を盛り立てないといけない、上手くリードしなくてはいけない、盗塁を阻止しなければいけない、ワンバウンドを止めないといけない。みんなをまとめないといけない。

捕手には役割が多すぎるんじゃないかと僕は思うんです。

2019年の夏の大会を見ていたとき、ふと捕手の動きが気になるチームがありました。

米子東高校です。なんと、捕手がサインを出す前に毎回、自軍のベンチを見るのです。僕はそこで「ハッ」と気がつきました。

これ?ひょっとして、バッテリーのサインは監督が決めているんじゃないか、と。

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