これは言っちゃいけないことなの?

選挙の後にamebaTVに出演したごぼうの党の奥野さんの動画がバズっている。

「これを言っちゃダメだの」

の発言が的を射ていて、日本のメディアは少なからず、そういう世界だなぁと実感します。

さて、第104回全国高校野球選手権大会が終わりました。
東北勢初制覇を仙台育英が果たしました。

良かったんじゃないでしょうか。

日本の高校野球はこの方向に進むべきといった野球を大会を通して示していたチームだったので、未来は明るい!ってただただ思っていました。

そんな大会の決勝戦の最中、インターバルになると中継局のあたりでおっさんが立ち尽くしていた。このおっさん、何をしているんやろと思ったら、TV中継のゲストを撮影する観客がいるからその妨害をしていたというわけ。

で、それが誰かって言ったら、斎藤佑樹さん。
甲子園でぶっ壊れ、大学でも投げ続けて、プロではほとんど活躍できなかった元選手です。引退試合に投げたボールは、絶望感しか感じないほどボロボロで、子どもに見せてはいけないです。

甲子園で投げ続けるとあーなりますよ

ってメッセージになりますから。

ところが、斎藤さん、この1年、めっちゃ頑張っていたんです。高校野球のイメージ回復のために。朝日新聞やらテレビとくっついて、いやメディアとくっついて。

今大会は始球式を務め、決勝戦は中継のゲストまで呼ばれていた。

彼は仕事だから何も悪くないのですが、

甲子園がぶっ潰した象徴のような選手を呼び出して、過去に何もなかったかのように盛り上がっているって、明らかにおかしいと思うのですが、いかがでしょうか。

完投0の仙台育英が優勝したのも、意味がありますよね。

斎藤さんは高校の頃から客寄せパンダ的な扱いを受け入れてきたと思うんですけど、これからの人生、このままいけるとは思えません。ですので、彼にぜひ、お伝えしておきたいです。

さっさと早実の監督に就任するか、
高校野球の問題点に切り込んだ活動をしていくべきではないでしょうか。
幸い、早稲田大学の同級生の野崎くんといういいパートナーがいると思うので、彼なんかに頼っていけば、何をすべきか見えてくる。

斎藤さんが過去の栄光だけで活動するのではなくて、未来のことを語り出したら、彼はこれからの人生、新境地を見出すことができると思います。

ともかく、これは言っちゃダメなことだと思いますけど、

甲子園が潰した象徴のような元選手を取り上げて盛り上がっているのは異常だなというのが今日のテーマでした。

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