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大相撲は来場所で新しい横綱の誕生となるのか?

初場所初日までの期間を如何に鍛錬するのか?それが大事です!


和製ヘラクレスという異名をとっていたのが、私の故郷・鹿児島から大関という地位まで上り詰めた霧島(初代)です。

四股名の通り、鹿児島県姶良郡牧園町(現在の霧島市)出身ですね。

霧島は初土俵から史上最も遅い91場所で大関の座をつかんだ苦労人として知られていますが、とにかく入門時は「割り箸」などと揶揄されることもあるほど痩せていたようです。

私も霧島関の入門当時の写真を目にしましたけど、ほんとガリガリ君でしたね。苦笑

でも、徹底した肉体改造に取り組み「和製ヘラクレス」と呼ばれるほどになったんです。

太らない体質の中、100kgもない体重を130kgにすることは並大抵の努力ではなかったんだと思います。

ほんと、まさに苦労人。故郷の誇れる力士の一人ですよ。

現在は東京・墨田区に構える陸奥部屋で親方として後進の指導にあたっていますが、部屋の看板力士が今の霧島(2代目)です。

そうそう、紛らわしいので四股名は「2代目霧島」じゃダメなんですかね。苦笑

その霧島関は、先場所見事に優勝を飾ってくれました。大関で優勝すれば、次の場所では横綱への期待がかかるものです。

でも、どうなんでしょうか?

優勝した場所の前は9勝6敗、更にその前の場所、つまり大関としての最初の場所は怪我の影響もあり6勝7敗2休という成績しか残せていませんからね。

次の場所では誰もが納得できる結果、勝ち星もしかりですが、なにより勝ち方も求められると思います。

だからこそ、次の場所を迎えるまでの期間が大事だと思います。今場所の優勝に酔いしれることなく、しっかりと上を目指して鍛錬することです。

そんな霧島関はモンゴル国ウランバートル市出身です。生活習慣や食事面など、生まれ育った環境とは違う異国の地で力士として出世することは、並大抵のことではないと思います。

この辺り、親方も「まな弟子の頑張る姿」に昔の自身の姿を重ねるような気持ちがあるのかも知れません。

まさに師弟愛。スポーツの力ですね。

師匠の期待に応えるためにも、何より自分自身のためにも、繰り返しになりますが、2024年1月14日初日までの期間を大切に過ごして欲しいですね。

はい、私は新しい横綱誕生に向けて応援しますので。


おまけの一枚は、衆議院第二議員会館でのランチの紹介です。大好きだった回鍋肉定食がメニューから消えたのが残念なんですが、代わりに油淋鶏定食が「早くて旨い」ということで好きになりましたよ。笑

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