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高校野球にリクエスト制度は必要なんだろうか?

大相撲の「物言い」制度に一考の余地あり!


そうか、そんなシーンがあったんだ・・とは、先日幕を閉じた今年の甲子園大会でのワンシーンです。

それは、我が故郷・鹿児島代表の神村学園が初の決勝進出をかけて挑んだ準決勝での出来事です。

山田選手がホームインする際、神村学園のキャッチャーはボールをキャッチし、しっかりとスライディングする選手にタッチしていたようにみえたのですが・・判定はセーフ。仙台育英の勝ち越し点となりました。これで流れをつかんだのか、仙台育英が勝利し、決勝へ。
しかし、この判定に疑問を呈する声も、この試合の視聴者には多いようです。現在は、テレビでのこのときの映像が切り抜かれる形でSNSで拡散され、なかには『誤審だったのではないか』とする声まで出ています。

(Yahooニュース)

まぁ、私はしょうがないことだとは思いますが、当事者にしか持ちえない思いもあるでしょうからね。複雑です。

いずれにしても、改善すべきは改善していく、ということが何よりも大事だと考えています。

ちなみに「甲子園の審判は僅かな謝礼と移動費だけで、ほぼボランティアで審判を務めているから」ということで、審判員を擁護したり、或いはプロ野球のように「審判員」の資格を持った人間が務めるべき、という意見も目にしました。

でも、どうなんでしょうか?

プロ野球に限らず、それぞれのプロ競技には公式審判員がいると思いますが、甲子園大会と言っても高校生の大会ですからね。まさに学生でアマチュア。

サッカーとかラグビー、バレーボールの全国大会とかどうなんでしょうかね?

まぁ、どのスポーツでも際どい判定はあると思いますけどね。

プロ野球ではリクエスト制度がありますが、プロの審判員であっても判定が覆ることが良くありますからね。

従って、高校野球だとリクエストもしづらいでしょうから、審判が「念の為に確認する」ということであれば導入しても良いのかも知れませんが・・まぁ、この辺りは専門家の皆さんに委ねたいと思いますけどね。

ただ、ネット社会だからこそ「誤審だったのでは?」という声がすぐに出回ってしまう時代なので、こういったことは出来るだけ避けたいですよね。特に高校野球は視聴者が多いので。

そう考えると・・

あっ、これは閃きですが、際どい判定には大相撲のような「物言い」が出来る制度、具体的には本部席での待機審判員が「念の為に確認すべし!」という声を発して、ミニター確認する仕組みがあれば良いのかも知れませんね。

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