★百人一首解説:051-060
★百人一首解説:051-060
百人一首解説です。
051 藤原実方朝臣から
060 小式部内侍まで
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人工音声でお聴き苦しいですが、
それぞれの和歌にメロディを付けてアレンジしたものをお届けします。(2030年、生ヴォーカルにてDVD発売予定)
──── 目 次 ────
051 藤原実方朝臣:かくとだに
052 藤原道信朝臣:明けぬれば
053 右大将道綱母:なげきつつ
054 儀同三司母:忘れじの
055 大納言公任:滝の音は
056 和泉式部:あらざらむ
057 紫式部:めぐりあひて
058 大弐三位:有馬山
059 赤染衛門:やすらはで
060 小式部内侍:大江山
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051 藤原実方朝臣:かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを
052 藤原道信朝臣:明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほ恨めしき 朝ぼらけかな
053 右大将道綱母:なげきつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る
054 儀同三司母:忘れじの 行末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな
055 大納言公任:滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ
056 和泉式部:あらざらむ この世のほかの 思ひ出に 今ひとたびの 逢ふこともがな
057 紫式部:めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな
058 大弐三位:有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
059 赤染衛門:やすらはで 寝なましものを 小夜更けて かたぶくまでの 月を見しかな
060 小式部内侍:大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみも見ず 天の橋立
《7》に続く
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