30代を生き抜く指針14選
25歳で読んだ『20代ですべき17のこと』を読んで人生の向き合い方が変わったことを覚えている。
あれから3年経ち29歳、結婚2年目、初転職5カ月目。
人生を大きく変える転換期が30歳目前現在進行形で起きている。
さあ、これから迎える30代をどう生きるか。
少しばかりの参考にとお盆の新幹線で2冊を食い入るように読み切った。
『30代にしておきたい17のこと』本田健(著)
『30代を無駄に生きるな』永松茂久 (著)
『40代にしておきたい17のこと』本田健(著)
心に残ったものを抜粋し30代前半の教訓として14のメモを残す📝
①「思考法」
1,一発大逆転は無い、あるのは積み上げのみであると知る
30代で卒業しないといけないことは、漫画や映画のような一発逆転は起こらない現実を見ることだ。35歳を過ぎて急にお金持ちになる人はいない。
純粋に可能性を信じていた20代から時間や役割の制限から徐々に「ちょっと無理かも」と緩やかに諦めることが増える30代。
人生で得るものは着実に積み上げたものであることを受け入れ、先延ばしにせず今を生きることが大事な気がする。
2,自分ならこうする。常に考える
著名なインフルエンサーの言葉をそのまま受け入れて自分の意見とすることは危険だ。ただ感情を流されて自分がない。意見を聞くことは大事だが
必ず「自分ならどうするだろう?」「自分の周りにいたらなんて声かけるだろう?」と考えよう。
3,3つの才能を掛け算する
現時点で一つの才能でずば抜けていないのであれば、掛け算で勝負しよう。
1点勝負はライバルが多すぎる。
100人に1人の才能も3つ掛け算すれば、100万分の1の才能だ。
4,結局、場数を踏んで失敗する経験を積む
近道は一番の遠回りになる可能性が高い。
手っ取り早く年収を2倍にする方法なんてない。あっても一時的なものだ。
泥臭い下積み時代に経験する数々の失敗という名の場数が自分を強くする。
場数にかなう経験はないと心せよ。
②「自己分析」
5,自分の棚卸しをして現在地を確かめる
ある少年が砂漠で道に迷っていた。
すると通りすがりの旅人が現れ、少年にコンパスと地図を渡し去っていった。
しかし、少年が目的地に辿り着くことはできなかった。
なぜか?少年は現在地がわからなかったから。
自分は何が得意で好きだっけ?
自分は何が不得意で嫌いだっけ?
どんな状態でいたんだっけ?
どんな仲間がいてスキルがあるんだっけ?
まずは自分の現在地を知ることが何よりもまず大事。
6,専門分野を見つける
上記のように掛け算でもいい。
専門的な知識や経験を積み上げたものを把握しておこう。
これが掛け算の元になる。
7,勝ちパターン、負けパターン、後悔、教訓を周囲から分析して吸収する
30年間生きていると社会人経験も3~5年は過ごしただろう。
思い返せばどんな時に上手くいったか?失敗したか?はいくつかパターンを持っているはず。
自分がベストパフォーマンスを出せる状況を分析しよう。
同時に、他の人たちの勝ち負けパターンを分析できるとさらによい。
③「人間関係」
8,自分のポイントとなる分野のメンター(師匠)を持つ
自分が目指したい専門分野のメンターを見つけ教えを乞おう。
(メンターっていうより僕は師匠と呼びたいな)
僕が見つけたい師匠は5人。
・生き方の師匠:いる
・キャリアの師匠:まだいない
・企画の師匠:まだいない
・PMの師匠:まだいない
・お金の師匠:まだいない
…
先人の知恵を得て、恩返しできるようになりたい。
9,人脈の中心になるような行動をとってみる
自分が心許せる人は生涯20人と言われているらしい。
自分が呼びかけて集まってくれる人は何人いるだろうか。
30代は自分の利益もだけど、誰かの役に立てる人でもありたい。
小さくてもいいから自分の大切な人を集める会を自ら開催できるようになろう。
10,仲間が辛い時そばにいる
本では、友人の身内のお葬式に出席するとあったが、それはちょっと図々しいこともあると思う。だけど、大切な人が苦しい時にそばで悩みを聞ける人でありたい。
11,紹介者を飛び越えないよう気をつける
紹介するという行為は、単に人を繋いでいる訳ではない。
その先に紐づく仕事の成果や人生を変えるきっかけを含んでいる。
だからこそ、紹介者をおろそかにする行為は一生信頼関係に傷がつくと思え。丁寧すぎるほどに進捗報告をするぐらいがいい。
12,両親と向き合い、自分の愛し方を見つける
30代はようやく両親と向き合える年代だ。
自分という人間は両親から受け継がれ作られている。
環境で6割、遺伝で4割。幼少期の環境は間違いなく両親が作ってくれたものだ。
両親が自分を産んだのも30代。両親の人格形成や尊敬できるところ、嫌なところをあらためて知ることは自分を知ることになる。
深く知ることで両親への愛も深まるだろう。
④「お金」
13,ライフワークを始める
自分が趣味でもいいからどうしてもやりたいことの準備を始めよう。
僕は、地元近くて別荘事業やゲストハウス事業などに興味があったけど儲からないだろうしと後回しにしていた。趣味の一環で30代からアクションを取ってみる。
14,お金の知識を身につけ、未来の収支を把握する
いったい自分の収支はどうなっているのか、恥ずかしながらかなり適当に管理しているし、細かく管理することはめんどくさくてやりたくない。
最低限、未来の収支と現在の収支を理解し、どれくらい貯金が必要か稼がなきゃいけないかを把握する必要はる。
お金に紐づいて生活のスタイルが決まることからは逃れられない。
できるところからお金を増やす・守るを真剣に考える。
⑤まとめ
全てに共通していることは
30代は現実・将来と真剣に「向き合う」ことが大事であるということ。
差分をしっかり見極め、スタートを切らないと間に合わないことが出てくる年代。
ステータスが多様になり、価値観が合わない仲間と関係が離れていく年代。
急激な一発逆転の可能性は0%。全てはこれまでの積み上げであるとう真理から逃れられない年代。
場数を踏んで失敗と成功に向き合う
周囲の仲間と誠実に向きあう
お金と時間に真剣に向き合う
とにかく向き合わされることが増えるだろう。
⑥ネクストアクション
14の指針を全て網羅することは難しいだろう。
30歳は、太字に注力する。
1,一発大逆転は無い、あるのは積み上げのみであると知る
2,自分ならこうする。常に考える
3,3つの才能を掛け算する
4,結局、場数を踏んで失敗する経験を積む
5,自分の棚卸しをして現在地を確かめる
6,専門分野を見つける
7,勝ちパターン、負けパターン、後悔、教訓を周囲から分析して吸収する
8,自分のポイントとなる分野のメンター(師匠)を持つ
9,人脈の中心になるような行動をとってみる
10,仲間が辛い時そばにいる
11,紹介者を飛び越えないよう気をつける
12,両親と向き合い、自分の愛し方を見つける
13,ライフワークを始める
14,お金の知識を身につけ、未来の収支を把握する
参考
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