マザーコンプレックスへの対策

母親へ


あなたの息子さんが将来結婚して、その妻に単調な家事ばかりさせないように、いまから躾をしてほしい。
たとえば料理、裁縫、洗濯も教えてあげなさい。
これからの男性は、それくらいのことは自分でできないと、とてもやっていけない。
子どもから離れたところに、自分の生活をちゃんと持つように。
さもないとあなたは、子どものための殉教者になるか、ものすごい教育ママになる。
守る必要のあるルールを設け、守らせる場合には、とりわけ慎重にやってほしい。
女性の側からの男尊女卑的発言は、いっさい耳に入れないように気を付ける。
「うちのボスはパパよ」「男はうちのことなんかやるもんじゃないわ」。
このあなたの男尊女卑的態度は、夫のそれとぴったり符合することになる。

父親へ


隠されたメッセージの発言をすべて中止するだけでなく、夫婦の問題に息子を巻き込まないように気を付ける。
子どもが母親から独立する実験をはじめたら、そんなとき男はどんな気持ちになるか教えてあげる。
さらに、どんな態度を取ったらよいかアドバイスもしてあげる。
息子にあなたの男らしさを示すことは大切だ。
ただし、必要に応じて妻に精神的な支えになってもらい、理解や助力をあおいでも、それはあなたの男らしさを損なうものではない。
人付き合いの基礎を築く。
■参考記事:人付き合いが怖い
どうしても妻以外の別の女性とつきあわねばならなくなった時には、そのことで息子が傷つかないように配慮することが大切(たとえ息子が何かおかしいと感じていても)。

また母親へ

自分たちの性生活の秘密は、どんな内容であっても子どもたちに暴露してはいけない。
また、服装は質素でも品位を重んじること。


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