【タイ中華甘味】潮州発?!ヌードル入りスイーツ หมี่หวาน
タイの伝統菓子が好きでいろいろ食べていますが、なかでも「こんなのあるんだなぁ」、とびっくりしたのが、ヌードル入りかき氷(หมี่หวาน ミーワーン)。
一般的な麺とは異なり、お菓子用の麺らしいのですが、何が違うのか……?いまいちわかりませんでした。
とはいえ、意外に違和感なく食べられるのは日本にところてんがあるからかも?
バンコクは潮州系華僑が多く潮州系のご飯も多い
中華街の屋台でこの麺スイーツを頼んだとき、シンガポールから来たというお客さんと屋台の店主が、聞いたことのない言葉で話していました。聞けば、中国語の方言、潮州語とのこと。
バンコクの隣、トンブリに都を築いたタクシン王は中国の潮州の血が入っていたそう。そのため、バンコクには潮州系華僑が多いと聞いたことはありましたが、未だに潮州語を話せる子孫がいるんですね。
ちなみに、バンコクでよく見かけるニラおやき(カノムグイチャイขนมกุ้ยช่าย)や、幅広麺のクイチャップ(ก๋วยจั้บ)も潮州系の料理だと聞いたことがあります。多分、このヌードルスイーツも潮州系の甘味なんでしょう。
タクシン王の痕跡は今も色濃く残っているんですね。
ヌードルスイーツのレシピ
砂糖と乾燥竜眼を一緒に茹でておく。
ベジタリアンヌードルを茹でて、冷水にとる。
あとは、よくある中華系の甘味をトッピング。チャオグワイ(仙草ゼリー)、ナツメ、レンコンの甘煮、銀杏、タピオカなど。
竜眼を煮たシロップをかけて、お好みで氷を加えたら完成。
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