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掴み心地は至高の域。Logicool Anywhereマウス。

 前回記事でAppleのM1 Macbook Pro 13インチ(MBP)を購入したことを紹介しました。そこで次に必要と考えたのはマウスです。MBPのトラックパッドは使いやすい部類に入ると思いますが、それでもまだマウスには敵いません。

 以前から使用していたLogicoolのAnywhere 2でいいかなと思っていましたが、古いためなのか、MBPにBluetooth接続できませんでした。LogicoolのUnifying レシーバーを使えば接続できたのかもしれませんが、MBPの接続端子はUSB-Cであり、所有しているレシーバーが接続できません。また、変換アダプタを使用したとしても、2つしかないUSB端子をマウスで埋めてしまうのはいかがなものかと思い、新たにマウスを購入することにしました。

 Mac用マウスで真っ先に思い浮かぶのはApple純正マウスであるMagic Mouseです。純正ならではの一体感のあるデザインと接続の安定性は魅力的ではありましたが、1つネガティブな点がありました。

 私はMBPの購入前にもMagic Mouseを使用したことがありました。Magic Mouseはトラックパッド代わりにも使用できる便利なマウスなのですが、薄いがゆえに、ある程度使用していると、そこらのマウスと比較して手首の痛みが早くやってきます。肝心の使い心地がよくないため、今回は選択肢から外しました。

 そこで、次に検討したのは以前から使用しているLogicoolのAnywhere マウスです。Anywhere シリーズのマウスは、私の拳の中に非常にフィットしており、実は初代、2代目と、2機種を続けて購入しています。そこで、Macへの対応を調べたところ、Mac専用であるAnywhere マウスがあるとのこと。色はホワイトとシルバーのツートンカラー。デザイン的にも申し分ありません。そこで、それ以上は検討することなく、MX Anywhere 3 for Macを購入しました。

MX Anywhere 3 for Macのスペックは次表のとおりです。

  • USBケーブル:C to C

  • 本体カラー:ペイルグレー

  • センサー:Darkfieldセンサー:200~4000dpiボタン6 個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック)

  • ホイール:6 個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック)

  • バッテリー:500mAh(1回のフル充電で最大70日使用可)

  • ワイヤレス動作距離:約10メートル

  • サイズ:34.4 × 65 × 100.5mm、99g

 バッテリーはUSB-Cによる充電式です。そのため、無線だけでなくMBPから充電しつつ有線で使用することも可能です。

USB-Cの挿入口

 マウスには左右ボタン以外に、クリック可能なスクロールホイール、モードシフトボタン、進むボタン、戻るボタンを搭載しています。これらのボタンを駆使することで様々な操作ができるようになっています。ただ、Anywhere 2の機能にあった左右チルトはなくなってしまったようです。元々そんなに使う機能ではなかったのですが、削られてしまったのは残念ですね。

 「進む」・「戻る」ボタンはブラウザで前の画面に進んだり、戻ったりすることができます。モードシフトボタンはMagSpeed電磁気スクロールをラチェットモードフリースピンモードを切り替えできるボタンとなっています。ラチェットモードはスクロールで正確性を求め時、フリースピンモードは滑らかにスクロールする時に使います。そのため、状況に合わせてモードを切り替え可能です。

 マウスの裏面には電源の他、接続選択用ボタンがあります。最近のLogicoolの製品と同じ機能で3つの親機と接続できます。私の場合は、MBPとiPadにつないでいます。ボタンを押すだけで切り替えできるので非常に便利です。

Anywhere 3 for Macの裏面

 購入前にネットで調べた際には、親機との接続が前触れなく切れるというレビューもちらほらと認められましたが、私が使用する範囲の限りでは接続が切れたことは一度もなく非常に安定しています。作業環境に依存するのでしょうか?

 マウスの付属ソフトウェアLogi Optionsを使用することで、ソフトウェアごとにボタンのカスタマイズもできます。私の場合はFinderではミッションコントロールと検索ボタン、Safariではタブを開くボタン、Pagesではコピーとペースト機能をホイールボタンとモードシフトボタンに割り当てています。

Logi Optionsのマウス設定画面

 そして、肝心の持ち心地とはいうと、これまでのAnywhereマウスと同様に絶妙な収まり感。重さもAnywhere 2とさほど変わらず、コンセプトは見事に維持されています。毎日のように使用していますが、長時間使用でも疲れることはありません。

 これまで愛用してきたAnywhere、Anywhere 2は、別のPCに接続して今も現役で使用しています。今回購入したMX Anywhere 3 for Macも、長い間活躍してくれそうです。

左から初代Anywhere、Anywhere 2、Anywhere 3 for Mac

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