ご存知!?ミョウガって⋯
美味しいですよね。
ミョウガ。
実家の畑では、亡くなった祖父が植えたミョウガが野生化したくさん取れます。
毎年夏、薬味で食べるのはもちろん、味噌汁に入れたり、甘酢漬けにしたり、和え物にしたり、保存用に酢漬けにしたりして楽しんでます。
もちろん独特な風味のため苦手な人もいると思います。
ですが、今回はミョウガを題材にしてみようと思います。
何故ミョウガかと言うと、この写真です。
これは、うちの畑のミョウガの写真。
今年は実家の畑にも行くようになって、
畑の隅の方で大量に生えている草を見つけて(何だこのデカイ葉っぱ)と思い、母に聞いたら「ミョウガだよ、出てるでしょ?」って。
お恥ずかしい話、本当にミョウガがどう生えてるのか知らなかったんです。私。
考えたことも無く、ただ母がとってくるものを食べてたわけで⋯
母に言われて、葉や茎のあたりをじっくり見てもなんにもなって無い。
「どこに?」
「ほら白い花咲いてんじゃん」
と、母が指さす方を見ると⋯
さて、ここでクイズです。
上の写真のどこにミョウガがなっているでしょうか?
⋯⋯⋯
正解は
赤い矢印のところです。
正確には、これはミョウガから咲いた花で、この下にミョウガがあります。
掘り出してみるとこんな感じ
この回りを探したら、花が咲いていない見慣れたミョウガもありました。
というか、ミョウガって蕾を食べてたの!?
それすら知らなかった⋯
母が言うには、花が咲いてしまったミョウガは、風味も落ちるので放置していたらしい。
あぁだから私はミョウガらしいミョウガしか見た事なかったのか。
⋯不思議な植物食べてたのね。
という驚きと、自分の食べることだけ一丁前でミョウガのことを知らなすぎ~⋯
が恥ずかしく、ちょっと調べてみようかと⋯
ミョウガとは⋯
なに!食べているのは日本だけなの?
原産国は中国なのですが、食用にしているのは日本だけ。
その歴史は古くて平安時代の法令集『延喜式』には天皇の食べ物として栽培され漬物にした、という記録が残っているそうです。
ジャパニーズジンジャーといわれるだけあって、地下茎を見ると確かにちょっと生姜に似てます。
宿根性の多年草
なるほど、それで毎年勝手に出てくるのね。
冬になると地上に出ている部分は枯れて、春また芽吹く。
調べて知ったんだけど、柔らかい若い茎も食べれるんですって。
食べたことあります?
⋯これも調べていて知ったんだけど⋯
茎の事を、ミョウガダケ
蕾の事を、花ミョウガ
って言うんですって。
へー⋯知ってました?
物知り博士のつもりは無いけど、自分が食べてる野菜の事は、ちゃんと知ってるつもりだったんだけどなぁ。
こんなとこで自分にガッカリ。
知らなかったの私だけかなぁ⋯
悔しいからも少し深掘り。
と、栄養を摂ると言うよりは、代謝を高める感じでしょうか。
アントシアニンも酢漬けにすると、酢の色が赤くなるので、酢に溶けちゃってるんですね。
風邪予防になるなら、寒い季節に食べたいな。
あと、ミョウガを食べると物忘れをする。
なんて言い伝えもあるようですが、仏教の故事が迷信として広まったみたいです。
名前の由来は諸説あって、大陸からショウガとともに伝わった際、香りの強いショウガを「兄香(せのか)」弱いミョウガを「妹香(めのか)」と呼んだことから、後にショウガ、ミョウガになった⋯など。
日本では、買おうとすると1個¥100位するのかな?
でも自生している地域の農家では、その生命力の高さから雑草扱いされているらしい。
ほっといても、出てくるもんね。
深堀してわかったことは⋯
クセもので、クセが強い、クセになる野菜だってこと。
野菜って、知ってるようで知らないものまだまだあるんだろうな。
さて、今日は味噌汁にでも入れるかな。
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