これから先

#なりたい自分

私は、まだ寿命を考える年齢ではない。そうは言っても、今の会社で働いている以上、あと何年生きられるかわからない。それでも、生きている間は生活費を稼ぐために働く必要がある。

その上で、なりたい自分の姿を考えると、他社から評価される自分になりたい。今、転職活動をするにあたり、自分の経歴や、資格の棚卸しをした。これをさらにベースアップさせたい。仕事の幅がこれ以上増えると、もう過労死まっしぐらだろうから、深みを増すことを狙うべきだろう。

実は、昨年度に入って、一旦転職活動のペースがダウンしていた。労働環境、人間関係がきついので、どこかで腹いせをしないことにはやってられない。その一環が転職活動になっていた。応募を繰り返しても、なかなか面接まで進めない。面接まで進んでも、最終で落ちる。面接に臨む際には、それなりに企業情報を集めたり、志望動機なども練らないといけないので、時間を取られる。ブラックな就業環境から脱出したいがための転職活動が、結果としてさらに時間を削られることになる。全く、何なんだろうな、この循環は。その間、これ以上活動を続けることの意味を見失いそうになる時もあった。年齢、経歴等々、自分にとって、不利な条件が頭に浮かぶ。その結果が、お祈りメールで終わるわけなのだが、もはやそれぐらいでは大したショックも受けない。せいぜい数日間、ため息が増えるくらいのものだ。よく、削られる、という表現をするが、あれは削られるだけのものが残っているから、それが減るのであって、私にはもはやない以上、何も削られようがない。

それでも、今の会社では、どうしても自分の心理的安全性が確保できない。いつ、どのタイミングで足元が他者の悪意によって崩れるかわからない。そして、周囲に味方はいない。何かあれば、自分だけの力で対処するか、或いはそのまま潰されるかのどちらかだ。他社への移転が叶わないのなら、後は資格の取得に取り組んで、少しでも追いつめられない状況を作るくらいしか思いつかない。

そんな風に考えて、資格の勉強を始めてみたが、うまくいかないもので、今度は転職活動が不思議と活性化されてしまった。今の自分の状況から、転職活動と資格の学習の両立はまだできていない。そんな訳で、なりたい自分の第一歩は、「転職活動と資格の学習の両立」だ。

これに加えて、身辺を整理したい。これは公私ともにだ。退職が決まってからロッカーや、デスクを片付けるのでなく、もうとっとと整理するべきだ。自室も同様で、不用品を処分する必要がある。時間がないといういつもの言い訳は置いておき、少しずつでもやっていくべきだ。もともと、ごちゃついた環境は苦手だ。仕事がちょっと忙しくなると、すぐに生活が乱れる。物が少なければ、そもそも乱れようがなくなるはずだ。災害も多いし、いつどうなるかわからないような感覚が抜けないのだから、できるうちにやっておこう。

これらができれば、これから先のなりたい自分は、もう少し心も体も軽やかに生きていけるような気がする。それが私の今の目標だ。

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