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京都ライター塾第9期!第6回目レポ6/6

7月から始まった京都ライター塾が先週9/16(土)ついに最終回を迎えました。最後のテーマは「新規仕事を得るために」。今回もその内容をレポしていきたいと思います。

フリーランスのメリット・デメリット

■メリット

・時間を自分で管理できる
・自宅で作業できる
・会社に依存しない

引き受けたい仕事を選ぶことができるので、自分のペースで働くことができる上に、自宅で仕事ができるので、満員電車などで通勤するストレスがありません。いくつかの案件を並行して引き受けることができるので、どれか一つ仕事がなくなっても他の仕事があったり、また新しく探せば良いという身軽さがあります。

■デメリット

・収入が不安定
・事務作業も自分でしなければならない
・一人で作業する孤独

やはり収入が安定しない点が一番のデメリットと言えます。また、会社員であれば経理部などがやってくれていたような事務作業(請求書・見積書の作成・確定申告などの税処理etc.)を自分でしなければなりません。
ライティング講座やSNSなどでライター同士の横の繋がりをもっておくと、情報交換ができたり、励まし合いながら仕事をすることができるので、大切にしましょう!

新規仕事をとるためにできること

<公式サイト(ブログ)を持つ>

自分が書きたい記事を先に書いてブログなどに公開しておくのがおススメ。
文章を書く練習になるだけでなく、仕事に応募する際に実績代わりに見てもらえることも。編集者は依頼する前に、そのライターはどんな文章が書けるのかレベル感が知りたいので、それが伝わればブログ記事でも立派なアピールになるのだそうです。
また、ブログのURLを送ればどんな人か、どんな文章を書いているのか一発で伝えることができるので、人に紹介してもらいやすくなるというメリットもあります。

<誰かに紹介してもらう>

ライター同士で仕事を紹介し合うことはよくあるそうで、講師の江角さんは実際に紹介案件でいただくお仕事が一番多いのだそうです。

紹介してもらうためのポイントとしては、
・ライター仲間を作る
・こんなことがしたいと発信しておく
・一緒に仕事がしたいと思われる人になる
などが挙げられます。

江角さんが意識されていることとしては、「断る時ほど早く返事をする」ことなのだそう。スケジュールなどが合わずどうしても断らなければならない場合、気まずいしなんとなく返すのが億劫になります・・・しかし、相手のことを考えたら、締め切りがある中で代わりのライターを探す手間もあるのでなるべく早く教えて欲しいですよね。レスポンスを早くしておくことで、「とりあえず、まずあの人に連絡してみるか」と、連絡をもらいやすい人にもなれるのだそうです。

フリーランスではお互いに仕事をしたい相手を選ぶことができるからこそ、一緒に仕事をしたいと思われる人になるというのはとても重要なポイントだと思いました。
礼儀正しいとか、レスポンスが早いとか、おしゃべりが楽しいとか、感じが良いとか・・・総合的な人間力を磨いていかねばと改めて感じました。

見積書を提出する際のポイント

フリーランスで仕事を受注する場合、クライアントから金額を提示される場合もあれば、こちらから見積書を提出するケースもあります。
見積りを算出する際は、自分がする作業・かかる時間・時給はどれくらい欲しいかなどを考慮しましょう。

特に重要なのが自分がする作業は何なのかきちんと確認することです。純粋なライティングだけなのか?お店のリストアップからこちらでするのか?アポ取りは?構成は?写真撮影は?など、案件によって担当業務が異なるので必ず確認するようにしましょう。
下調べにかかる時間を考えても、自分に馴染みのあるテーマであれば多少基礎知識があるので短くすむかもしれませんが、がっちり勉強が必要な分野であれば当然かかる時間も長くなります。
それらを総合的に判断して、納得のいく見積りを提出することがポイントです。

また、最初に決めた作業が、後から追加になった場合は見積りもその分追加で出すという意識を忘れずに!
特によく気が付く優秀な人ほど、良かれと思って先回りしていろいろなことをやってしまい、仕事量が増えてしまうケースもあるのだそう。モチベーションにも関わるので、勝手にやってしまう前に、「これもやっておきましょうか?」と事前に確認した上で、正式に依頼されたら追加の見積りを提示する。フリーランスであれば、こういったお金の交渉をする力はとても重要です。

全6回を受講してみて

2週間に1度のペースで全6回開催された京都ライター塾。
1回約3時間の講座では、毎回「〇〇さんはどうですか?」などと話を振っていただき、全員が何度か発言する機会が与えられます。正直プレッシャーに感じる方もいるかもしれませんが、この緊張感が参加型講座の良いところだと感じました。常に当事者意識をもって、頭フル回転で受けるため吸収度合いが半端なく、本当に刺激的な時間でした。

毎回課題も出るので、本業が忙しい方や子育て中の人にはキツいと感じた方もいるかもしれません。わたしには1歳の息子がいますが、やはり息子の急な体調不良などで時間が思うように取れないと焦ったり、ストレスが溜まったこともありました。
しかし、「課題」があって「締め切り」がなければ、そこで終わってしまっていたのではないかと思うのです。
講座で学んだことをなんとか実践するところまで引っ張りあげてくれたのが課題の存在だったので、忙しくてなかなか時間が取れないと思っている人ほど、こういったきっかけがとても貴重なのではないかと思いました。
そして何より、講師の江角さんが一人一人の提出した課題に真剣に向き合ってくださり、とても丁寧なフィードバックをいただけるので、頑張る価値、本当にあります。

わたし自身、今回の講座を受講している間に業務委託の案件を3つ獲得することができ、ライターとして走り出すところまで連れて来てもらったこの講座には感謝しかありません。これからも、ここでの出会いを大切に、教えていただいたことを活かして頑張っていきたいと思います。

(えずさん、同期のみなさん、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします・・・!)


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