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あなたが親になった時子供に100万円渡せますか? 大学生活34日目

はいさい!沖縄の大学生です。

投稿を始めて34日目

今回は前回の「バビロン 大富豪の教え」の続きです。そして「バビロン 大富豪の教え編」最後の記事です。

前回はアルカドに『金貨の袋』と『知恵の袋』を渡され旅に出るバンシルですがそこで2つの苦難にあい、最後は泣き崩れてしまったところで終わりました。

見てない方は前回の

『金貨の袋』と『知恵の袋』がここにある。お前はどっちが大事か?どっちが欲しいか?大学生活33日目

を見てください。


知恵の袋の正体は

バンシルは新しい街で人が往来している中

「僕が一番貧しいんだ」
といって泣き歩いていました。

そこでバンシルはアルカドが言っていたある言葉を思い出します。

「『知恵の袋』は金貨が全部なくなったときにのみ開けろ」

それを思い出し知恵の袋を開けました。

そこには文字が書かれた粘土板が入っていました。

「これはかつて与えた7つ道具をさらに進化させたものだ」

そんなの早く言えよとバンシルは思いながらも読みました。

①収入の10分の1を貯金せよ

③貯めたお金を働かせよ

とここまでは同じことが書かれていましたが次に書かれている3つが協調して書かれていました。

非現実的な利益には目をくらませるな

理解していない商売には手をだすな

そして最後に

黄金の扱いに秀でた者に熱心に耳を傾けよ

バンシルは前の授業とは受け止め方が違いました。
なぜなら、2回も失敗しているからです。前の授業では「あーね、はいはい」という感じでしたが今ではグサッと心に刺さったような感じでした。

バンシルはもう一度ゼロからやり直すことにしました。

バビロニアに戻ってアッシリアという強国で城壁を強化するというバイトをしました。

毎日地道に働いては10分の1をコツコツ貯め

毎日働いてはコツコツ働いて

欲望に優先順位を付けて無駄なものにはお金を使わない。

そうやって1年間一生懸命働いていました。

転機のおとずれ

するとバンシルにある転機が訪れます。
バンシルの働きぶりを見ていたバイトリーダー(上司)がこんなことをバンシルに持ち掛けます。

「お前1年間無茶苦茶頑張っていたな。実は城壁の完成まであと少しなんだ。
そのうえで最後に青銅の門を王が建てようとしている。
しかし、この国に青銅は少ない。
そこで俺たちは出資者を多く募って自分たちでキャラバン。
要するに青銅を掘りに行くそういうグループを作って青銅をたくさん持って帰ってこよう。そういう計画を立てている。
青銅を持ってくるころには間違いなく城壁は完成しているだろう。
そしていざ青銅の門を建てようとしているときにもう一度青銅がないことに気づかされるだろう。
そんなときに王に青銅を持って現れたら王はそれを高値で買うだろう。
そうは思わないか?お前もそのビジネス手伝ってみないか?」

「もし王が買わなかったらどうするんですか?」
とバンシルは質問しました。

青銅

「確かにその懸念はある。だが安心してくれ。もし王が高値で青銅を買わなくても青銅は貴重なためそれ以外の業者が適正な価格で買ってくれるという算段がついている。」

「なるほど、受けません」

とバンシルは言いました。

上司はとても驚きましたがバンシルはそのあとにこう言いました。

「手伝うということはね。逆に僕から提案させてください。その計画僕も計画段階から参加させてもらっていいですか?」

こうしてバンシルはチームの経営メンバーに入ることになりました。

そして

見事青銅を持ち帰り

王に高値で売ることができ

王からの信頼も得て

次のビジネスも任されそのチームは栄えていきました。

全員お金の知識があり、話し合いメリットが少ないもしくはリスクが大きいものには投資はせず、

そのうえで自分の投資プランをだす。

投資プランを出したら他のメンバーがその投資のリスクとか懸念点についてみんなで指摘し合う。

そういう風にしてそのプランに投資しようというのを決めてから投資する

そういうグループでした。

故郷への帰還

それから1年後金貨をパンパンに膨らましてアルカドのもとに帰りました。

3年間の思い出を話した後バンシルは金貨の袋を3つ出します。

「なぜ3つも出したかというと最初に貰った金よりも知恵に価値があることの証明にはなりませんか。最初の貰った袋の3倍も稼ぐことができたんだから金より知恵の方が価値があることの証明になるはずです」

アルカドは

「合格だ。その金はいらん。その金の代わりにお前からはyesという言葉をいただきたい。ともにバビロニアを繁栄させよう」

バンシルは

「Yes」

といいこの物語の前編が終わりました。

そのあとの物語は

アッシリアが攻めて来たり

もう一度大きなピンチを迎え

お金が手に入った後実際に人は幸せになれるのか?

というのを考える幸福編というのが待っています。

今回は前編の方にフォーカスを当てたいので読みたい人はぜひ購入して見てください。

この本の最も面白いところは?

「バビロン 大富豪の教え」の記事はこれを合わせて3回書きましたが私が一番面白いなと思ったところがあります。

それはどこだと思いますか?

もしかして黄金を増やす7つ道具だと思いますか?

違います。

この話が不変性を持っている、もしくはインパクトがある部分それは

『金貨の袋』と『知恵の袋』を分け与えたシーンです。

そう。この話は現代にも言われていることです。

村上世彰さんを知っていますか?

堀江さんと村上さんっていうのは日本を揺るがすようないろんな大きなエピソードありましたよね。

その村上世彰さん、一つ有名なエピソードがあります。

実は村上さん、お父さんも投資家でした。そのうえで子供のころ特殊な教育を受けていました。

村上さんは大学生を迎えるときにはすでに億を超える資産を持っていました。なぜか?

小学3年生のとき村上さんが
「もうちょっとお小遣い増やしてよ。」

とお父さんに言いました。

するとお父さんは
「そうか」

と言い部屋に入り戻ってくると札束を目の前にドンっと起きました。それが100万円です。

「これでお小遣いは全部だ。お前が大学生を卒業するまでの小遣い全部を一括で渡す。どうだ。受け取るか?」

そう小学生3年生の村上さんに言いました。

村上さんは受け取ってその100万円で投資を始める。

その投資が大学生までには金額として億を超えていた。
っていうお話なんです。

実は村上さんが本当に頭が良いところは小3のころに計算したんですって。

小3から大学卒業までって13年間、もし中学からの大学生だとしても10年間。

ってことは1年間10万円でしょ。1年10万円ってことは月8000円か9000円くらいじゃないですか。

「安くない?!小3からだったらプラス3年だから月6000円だから安くない?

 大学生とか仕送りとかも貰うよね?安くない?

 大学生に入るまでのお小遣い全額にしてよ」

と村上さんは父親に言いました。

父親は
「あああ、わかったよ。」
としぶしぶ了承しました。

それで村上さんは100万円を受け取りました。

でも、考えてください。そんな小3で100万円を渡されてちゃんと使えます?

僕の小3のころなんてバトルスピリッツっていうカードゲームをお小遣い貰ったらすぐ買いに行ってましたよ。

でも、この話なにかに似ていませんか?

アルカドがバンシルに金貨の袋をバンっと渡したときと似ていませんか?
無茶苦茶似てるんですよ。

小3のころからこれを全部使ったらやばい、増やさなきゃと思うようになるそうです。

みなさんはお小遣いの渡されかたはどんなでしたか?

家の手伝いをしたからお金をもらう。
何かをしたらお金を貰う

いい子にしてたらお金を貰う

労働に対しての対価として必ずお小遣いを家庭で渡されていたともいます。

それって要するに「給料をください。」

お金を貰う

なんか頑張ったんだから「給料をUPしてください。」

お金の交渉をする

これは完全に労働者マインドの育成なんですよ

ところがお金をボンっと渡さして

「あなたはこれでお金を増やしなさい」

ということは労働からお金を生むということではなくお金からお金を生むという

投資家マインドを育てるスタート地点に辿りつけるんですよ。

ポイントは

小さいころからお金からお金を生む

ということを教わることで投資家マインドというのが強烈に備われることを示唆しているということです。

時超えてません?

時も国も超えた不変的な原理

それは

③貯めたお金を働かせよ

という第3原則が実はこの7つ道具の中で一番大事ということを表しているのです。

みんなまず第1原則の

①収入の10分の1を貯金せよ

というのに集中して他の原則のことを忘れがちです。

違います。

最も大事なことは

7つの原則の3番目

③貯めたお金を働かせよ

そして『金貨の袋』と『知恵の袋』

がバビロン大富豪の教えの中核であるということなんです。



これで「バビロン 大富豪の教え」編の終わりです。

今回も見てくれてにへ~で~びる。

これの他にも
「金持ち父さん貧乏父さん」

厚切りジェイソンさんの話をしています。
ぜひ見てください。
http://oshiroドメイン.com/


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