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ep58 『Yosemite』豊田さんの山行記録(南西部)より 5/14~15-2024

玄人をも唸らせるMurazakai Totsukawa

 先日ハンモック泊で村境南東部をスルーハイクした橿原市のアウトドアショップYosemite 豊田さん(トヨさん)の山行記録がアップされました。

楽しみにしていました♪

※先ずはこちらの記録を是非ご一読ください!
🔗 http://blog.yosemite-store.com/archives/7231

 今回の山行記録以外に、過去の記事では、あらゆるギアの使い心地やトレイルレース、OMMの奮闘などを見る事が出来ます。

目線が変わると分かる事


①道に迷い易い場所
 今回は2箇所ほどロストがあり、復帰にかなり苦労された模様。

  1箇所目は千丈山から安堵山に向かう尾根への取り付きです。 千丈山は東から見るとベーゴマ状です。山頂から西側はなだらかで、吸い込まれる様な感覚で進んでしまいそうになります。千丈山は山頂から少し引き返し、北に進路を取れば踏み跡が出てきます。

山頂から西に歩き易そうな踏み跡に注意

 2箇所目は蟻ノ越から迫西川、湯之野橋へ下る破線道です。9年前、ここを登って往復した事があります。地図上では迫西川国道425号線は蛇行しており、この破線道は魅力的なショートカットトレイルに見えます。

既にこの橋はありません。破線道に注意⚠️

 筆者が訪れた2015年12月の時点で、吊り橋に穴が空いていて、その後落としてしまった様です。その時の活動日記↓
https://yamap.com/activities/215390

 筆者も後で気付いたのですが、「蟻ノ越手前から十津川温泉まで戻る」と言うトヨさんからのLINE連絡があった時点で、ここは下らない方が良いと伝えるべきでした。ブログ記事を見るに、ここの往復はキツかっただろうと想像します。その後、永遠に続くロードもキツかっただろうと思います。

②水の確保
 今までの探索は全て日帰りで行なっていました。今回は山泊有りの縦走だった事もあり、水の確保を意識させられました。安堵山手前の水情報は大変貴重です。

③山泊の魅力
 前述の通り、山泊有りの縦走は筆者に経験が無く、ここ最近興味が湧いております。軽量の安物テントとダウンの寝袋、調理器具は持っているので、それらを詰め込むザックを手に入れればチャレンジ出来そうです。背負子があるのでそれでも良いでしょうか。。?

 トヨさんの場合、ハンモック泊、ウルトラライトな装備で山行していました。ハンモックは何より軽量な上、木があれば何処でも設置可能です。腰曲がりになって痛く無いのかと思いますが、斜めに横たわると案外フラットになる様です。記事の通り熟睡出来る様なので、テン場などの要素が無い村境上では良い選択肢だと思います。地面の影響を受けないので、渓流沿いなどの岩場が多い場所でも快適に過ごせるそうです。

 山泊となると、ただ行って帰るだけでは無く、良いテン場や水辺を探しつつルート探索しなければなりません。それもまた楽しいでしょう。そして村境の夜はきっと星空が綺麗なはずです。

④エキスパート向けのコース?
 経験豊富なメンバーでさえインパクトを受けるMurazakaiは、『もはやハイキングでは無い』と笑える程。初級者の方にはハードルが高いです。比較的気軽に歩けるセクションを設けるなど、今後の課題も多くあり、メンバーで構想して行きたいです。

 今回の記録共有は多くの情報を得る事が出来、また一歩進む事が出来ました。また次回も楽しみです。

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