大人バックパッカー(その4) バンコク実質的な初日。歩いた歩いた歩いた
私の旅は、ただひたすらに歩く。結構真面目な旅師だ。
2022年12月18日、実質的なバンコク1日目。朝7時半に起床し、シャワー。8時にホテルを出る。目的は、これまで足を運んだことがなかった暁の寺「ワット・アルン」。宿泊ホテルのあるスクンビット(日本人が多く住んでいる地域)からひたすら西に歩く。
途中、セブンイレブンで500ミリリットルの水を7バーツ(28円)で購入。乾季なので汗まみれになることもなく、順調に日曜日の朝の散歩を楽しむ。
2時間半後、到着したのはあのカオサン。歩いた距離は約10キロ。アップルウォッチを装着しているため、距離が正確に分かる。
カオサンとは、世界のバックパッカーが集まる聖地として知られるところ。久しぶりに足を踏み入れたが、かつての雰囲気と基本的に同じ。日中だったが、雑然としたにおいが色濃い。
カオサンパレスというホテルの1階で朝食兼ビール×2。トースト2枚にバターといちごジャム、スクランブルエッグ、トマト1枚、キュウリ2枚で90バーツ(360円)、ビールはシャンビアーの小瓶で70バーツ(210円)。
12時過ぎ、トゥクトゥクを拾って、ワット・アルンのこちら側の渡しの場所へ行こうとしたが、トゥクトゥクのドライバーが勝手に、ボートツアーの場所に案内する。50バーツ(200円)+チップで10バーツ(40円)。顔見知りと思われる女性に私を引き渡そうとするが、場所が違うじゃないか、と強烈に抗議。「そこへ行くならあと50バーツだ」と言われ、なんだか騙された気分になるが日本円で200円でもめても仕方ないので、しぶしぶ乗り込む。降りるときは、不愛想を貫いた。
ワット・アルンは川向うにある。
川の渡し賃は5バーツ(20円)。拝観料は100バーツ(400円)で、150CCのペットボトルがインクルードとの表示。無事観光。渡し賃(5バーツ)を払って戻る。船の移動時間は5分もない川幅。こちら側に戻りトイレに入る。5バーツ(20円)を入れるとゲートが開く仕組み。
きょうの観光はこれでおしまい。ホテルに戻るため、市バスを探す。バス停の表示を確認すると、「2」「60」「511」が、適切な路線と分かる。少し待つと「2」が来たので、飛び乗る。エアコンが効いていて気持ちいい。女性の車掌に「どこまで行くのか」と聞かれたことが分かり「スクンビット」。19バーツ(80円)でチケットをもらう。こちらの市バスには、昔の日本のように車掌がいる。日本のように降りる場所でボタンを押す必要はなく、すべての停留所に停車する。
その際に役に立つのが、グーグルマップだ。これさえあれば、今どこを走っているのかが分かって便利。スマホ様様だ。目的地に近づいた停留所で降りる。
タイの昔ながらの定食屋風の飯やで、早めの夕食。17時ごろ。注文はシャンビア大びん(100バーツ)と豚肉とシイタケの炒め物。分厚い、写真付きのメニューがあるので、指差しでOK。地元のタイ人、外国人観光客もチラホラいて、こういう店がおいしい。という思い込み通りの味。
オーダーが届くたびに値段の書かれた名刺大のプラスチックコートされたカードを置いていく。それを持って会計をするという仕組み(大量に頼んで、1枚2枚隠しちゃうような不届き物はいないのだろうか)。
その後、セブンイレブンでビール、剃刀、バナナ、カップヌードル(超辛そう)を買い込み部屋へ。こちらのコンビニは、酒の販売人が決められていて、昼は11時から14時、その後17時から24時までとなっている。一般の商店では普通に売られているから、何のための時間制限なのかは不明。
ちょっと歩き過ぎたか、足の裏が痛い。あすは洗濯をして、散髪に行き、フットマッサージを受け、締め切りの原稿を書き、20日の予定を固めなきゃ。
現在宿泊中のホテルの予約は3泊。20日にチェックアウトして、その後、シェムリアップの世界遺産アンコールワットに行くか、プノンペンでカジノに溺れるか、あるいはカンボジアを飛ばしてベトナム・ホーチミンに行くか、3択で迷いながら、ワールドカップを見る。
本日の出費
セブンイレブンで水 7バーツ
朝食代 240バーツ(チップ10バーツ含む)
トゥクトゥク〆て 110バーツ(チップ10バーツ含む)
渡し賃 10バーツ(往復で)
拝観料 100バーツ
トイレ使用料 5バーツ
バス代 19バーツ
ビールと水代 85バーツ
夕食代 220バーツ
セブンでビールなど 317バーツ
合計 1113バーツ(約4450円)
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