他人や社会を批判する自分の目は曇っていないかの点検もいると考えた時のことー正見・正思

ツイッターや ユーチューブで 情報を取ると あまりの世の中のおかしさに怒りが湧くことが多い。

例えば こんな事も。

賃金が下がるなか 物価上昇 

物価が上がれば 当然 消費税もそれにプラス10%される 生活が苦しくなっている庶民にとっては 政権与党のやりました感を出す 10万円や5万円の給付金も 夏の日のソフトクリームのようにあっという間に溶けてしまうのに。

効果よりも リスクが 高いと いう声が 出ているワクチン購入には どれだけ税金を使ったのか。

11兆円にものぼる使途不明金はどこに消えたのか。

消費税をさらに 上げなければならないという声が経済界から出るのは何故か。

(企業負担の 社会保険料が 社会保険料上昇の度に増額しているから 消費税でカバーしてほしいという経済界の意向も一部にあるとは聞いたことがある。)

こういう 情報を見るたびに おかしい!と心が騒ぐのだが 幸福の科学では 凪いだ湖面のような穏やか心の大切さを教えられている。

自分の 社会を見る目が 曇っていては 真実は違って見える。

「真説 八正道」の正見 正思の章 を こんなとき読み返してみる。

「自分は 自分固有の匂い、見方、生き方といったもので、何らかの、゛殻゛をつくってはいないかどうか」ということを点検しなければなりません。
過去の自分の生き方を見てみると、おそらく、普通の人と違った部分、特殊な部分があるでしょう。その特殊な部分については、プラス評価できる面とマイナス評価となる面の両方があるでしょう。いずれにせよ、そうした特殊な部分があったということ自体が、すなわち、自分のものの考え方、生き方において、何らかの゛殻゛をつくっていることは間違いないと思ってよいのです。
自分と他の人とを比べてみて、いちばん変わっていたところはどこであったかを点検することです。

★肉体的なハンディがある場合

★家庭環境が極端に裕福だったり、貧しかったりする場合

★肉親にかかわる不幸があった場合(幼少時における両親の不幸)

★才能や勉学、学歴等に偏りがある場合

こうした、特殊な事情が自分の殻をつくり 神仏の心と対面できるような素直な心を妨げていると言われています。

こうした殻を取り去り プラス面でもマイナス面でも この殻が自分に与えていた影響を取り去りって 素直な純粋な人間としての自分を もう一度考えてみる必要がある  と教えられています。

そして、自分が不幸になった原因を「他人のせい」「環境のせい」にしてはいないか。

「他人のせい」「環境のせい」にする心は自助努力を妨げる

八正道の「正思」において 最も大事なことのひとつが、「環境と他人のせいにしている自分」の発見です。

今の自分は、自分自身の「判断」と「選択」の結果によってそうなっているのではないか。

同じ環境に置かれたとしても、同じ条件下に置かれたとしても、同じ悩みのもとに置かれたとしても、人によって生き方は違う

環境と他人のせいにして生きていくだけで幸福が得られるというのであれば、そもそも幸福の科学の立脚点はありません

こうした 教えがあるなか 世の中のおかしな事を どう考えるか。

ただ 批判するだけではなくて、世の中をよくしていくための 具体的な努力を 私は何をしているのだろうか  とも思えます。

今の日本の政治も 日本人の多くが選んだ結果ですし、政府は何をしてるんだ、ワクチンを早く用意しろといった声もあったことは事実です。

また  消費税を上げなければ 生活できませんよ と 幸福実現党が立党して 街頭で消費税0を訴えたときに 年金世代の女性から叱られたこともあります。消費税を上げなければ年金が貰えなくなる、福祉が削られると 信じていたようです。

こう 考えていくと 一方的に 政府が悪いとか言えなくなって、私たちの心の中にある 楽をして儲けたいとか お金持ちから税金を取って我々庶民に廻して欲しいとか  自分自身の中に潜む 「欲」が 社会をつくっているとも言えるなぁ と思えてくるのです。

自分の心を変えるしかないのよ 

 と同じ教えを学ぶ人生の先輩から たびたび言われていますが いまだ その心境には達しない自分がいます。



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