人を幸福にする政治理念ー自由とは何か 大川隆法党総裁から発信されたもの

講演集は書籍で 発刊されていますが 大手書店に足を運んでも関心がなければ 読むこともないでしょう。

幸福実現党の言っている政策には賛同するが 大川さんが ちょっとねと言われる方は、大川隆法総裁が発信されたものを ご存知なく どうも、教団から離れた息子さんのユーチューブ等を見て 判断しているようにも思われます。

幸福実現党の提唱する 「自由」「民主」「信仰」は、2019年5月に 千葉 幕張メッセで後援された講演内容が 基礎になっています。

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2205

そこで 語られた 政治的な自由についてです。

自由には「国家からの自由」と「国家への自由」の二つの自由がある。

海外で様々な人権弾圧のなかを生きておられる方方、そういところでリーダーをやっておやれる方々は、幸福実現党がやろうとしていることを、少し見ただけで分かります。

国家からの自由

「世界のなかで苦しんでいる国民や人民」と言われるような人たちは、「国家からの自由」の問題で苦しんでいます。「国家が個人個人の自由を抑圧し、その幸福実現の力を制約している」ということで苦しんでいる方々が大勢いるのです。
日本においては「国家からの自由」というところは比較的クリアされて、みなさまの、発言や行動、表現の自由等は 、そうとう護られています。*1

*1 これは2019年5月時点の講演ですのでコロナ蔓延以降 日本の状況も怪しくなってきた感があります。

国家への自由

国家への自由ということになりますと、国家に対して「このように変わっていってほしい」「このようにしてほしい」あるいは「国民に対してこういうところをもっと保障してほしい」「国民の願いをききとどけてほしい」という「積極的な自由」に変わってきます。こちらのほうになると、日本人にもまだまだ足りないものがあるのです。ー中略ーこのような「国家への自由」を中心に考える国は、先進国のほうに分類されることになると思います。

国家からの自由のない国ー言ってみれば先進国に分類されない国として はっきり言えば中華人民共和国があげられるのです。いかに 経済規模が大きく 、軍事力が大きく、サプライチェーンとしての役割が大きくなっていたとしても、現在の中華人民共和国の在り方は、国民や人民にとって政治的な自由のない国です。

「国家からの自由」について はっきり言うとすれば次のようなことです。例えば、たびたび言及している中華人民共和国では、新疆ウィグル自治区やチベット自治区、内モンゴル自治区等は、国を丸ごと中華人民共和国に取られているのです。
これらの地域では、ほとんど「現代における、ある意味での奴隷制度」が現実に行われており、自由な活動等は何もできませんし、国外に脱出することも、国外にいる人たちからアプローチをかけることもできない状況なのです。
中華人民共和国は、残念ながら『共産主義』という名の全体主義に陥っており、さらにその中身を見ると、資本主義的な面をかなり容認してきているので、ファシズム的な面がそうとう強くなってきています。私は、そういう分析をしています。

台湾での説法に言及した箇所では

幸福の科学、幸福実現党としては『自由・民主・信仰を維持している国家が他国から侵略される』というような事態に対しては、十分に国際世論を呼び起こします。

台湾では、このように 語られたようです。

この日本が 自由を守る国としての発信ができる国でなければ、基本的な人権と考えられているものすら 守らない国家が世界の覇権国家としてアジア支配を強めることになるでしょう。

幸福実現党が立党した2009年から 国難は、国家存亡の危機にまで高まっている そのような認識のもとに 幸福実現党の候補者は絶っているのだと思っています。

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