奥さんが先に信者になって…

ある精舎の館長さんをされていた方のお話を聞くことがありました。

宗教は弱い人のすがるものだと思っていたその方は、奥さんが幸福の科学の勉強をしだした頃、お前 宗教になんか入るなよと言っておられたそうです。

奥さんは 勉強会と話しておられたのですが、宗教法人になった幸福の科学に 相変わらず通う奥さんとは 何度か 喧嘩もされたらしい。

心配なので集いに参加される奥さんを車で送迎して 決して中には入らないようにして外で待つことが多かったそうです。

外で待たれるご主人を気遣った女性の会員さんたちが コーヒーやお茶を淹れていますので どうか中でお待ちくださいと 何度か誘われるうちに 中で待つことも多くなったとか。

でも 相変わらず、宗教には距離を持たれていたと言います。

そして 阪神淡路大震災。

幸福の科学も 数多く信者さんがボランティアに向かいました。

お前危ないから行くなよ

と釘を刺していたのに、帰ってみると 奥さんはしっかり被災地にボランティアに向かったあとでした。

心配してそのご主人も現地に向かいましたが 奥さんは別の場所でボランティアをされており残念ながら合流はできませんでした。
現地のボランティアには数多くの信者さんも駆けつけて、熱心に動いていたものの 要領が悪く 指揮統制が取れていませんでした。

ご主人は 大手の企業で人事担当をされていて管理職の立場でした。
現場をどう効率的に動かすかという経験や知識がある方だったので いつの間にか
現場を仕切っていて
ボランティアの中核にいらしたそうです。

その 経験から 宗教は弱い人達が頼るものだという 認識がすっかり変わられたと言われました。

そこから、本格的に幸福の科学の学びを深められたようです。

反対されていた方が 出家され 精舎の館長さんまで務められているのでした。

家族一人が 新興宗教に入ると 家族はとても心配するものです。

そして、その宗教が正しいものか 間違ったものであるかは 直ぐにはわかりません。

だから、反対する人の気持ちも分かります。

キリスト教も イエス様が 教えを説かれてた後ローマに国教として認められたのは100年以上も後の事です。

その時間を 人間の立場で考えると やはり耐え忍びの時間がいるのだと思わざるを得ません。

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