世の中で大多数が正しいと思っていることと 真実は違っていることがあります。
読書は まだ自分にとって未知なる世界への導き手です。
京都大学準教授の宮沢孝幸先生のお名前は ツイッターで知ってはいたけれども 書かれた本を読むのは初めてです。
PHP選書からの「ウィルス学者の責任」
ウィルスや研究の話は 私にはよく分からないがp182にある こんな話に宮沢先生の人柄が偲ばれて楽しくなりました。
専門的なことは何も知らない私でも、宮沢先生のウィルスの研究者としての考え方や 組織論についての考え方に とても学べることの多い著作だと思います。
強い組織というのは 仕事の実績が上げられない人も、ニコニコしながら働いている組織
もちろん この言葉に甘えて ダメ出し出されるばかりの仕事をしちゃいけないんですけれども、なんだかホッとします。
こんな人間味が 批判の中で苦しんでも、おかしいと思うものはおかしいと率直に言える心の柔軟さを作っているのかなぁと 思います。