出稼ぎの父と雪です上野駅

ネットサーフィンでメモのため。

「小鳥来る」の句が〈出稼ぎの父と雪来る上野駅〉と〈桜ひとくくりに活ければ 日の丸〉の間に並べられていることはその批判に基づくのだろうか。

出稼ぎの父と雪来る上野駅〉は、実際に私は、見たことがない。
写真集『上野駅の幕間』(本橋成一・著)にあるいち場面だ。
上野駅に東北から列車にこびり付くように雪が積もっている列車が到着した。
春とはいえ東北から出稼ぎの父の列車に運ばれて雪があるという構成の想像上の俳句だ。
ちょっと手元に掲載誌が見当たらないのでメモのためシェアしています。

ただ10年くらい在籍した俳句会の恩師の季語論を鵜呑みにしたまだまだ私なりの俳句観には、ほど遠い時期で今も精進しながらですが、季語を現代社会に活かしつつ今をしっかりと俳句に詠めるようになりたいと襟を正したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?