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Day20】「信」じる道に動く

1.「信」じる道に動く

「信」を追求すると「利」はその結果として持続的に生じてくる。「利」を追求すると「信」は死んでしまい、「利」も離れていく。

経営実践研究会の藤岡会長のお言葉です。

2.共感が資本となる社会の到来

株式会社eumo

資本主義社会が崩壊し、これからは「共感資本社会」が訪れるとも言われています。
「円」ではなく、共感、共鳴から成る「縁」という貨幣換算できない価値を育み、それを資本として活動していける社会の事です。

今や世の中には数え切れない社会課題が複雑に絡み合いながら存在し、社会の公器とも言える企業にあっては社会課題解決を捉えず、高度経済成長期のように自社の利益の追求のみを考えて、独自性もなく社会から共感を得られない会社はもはや存続していく事は難しくなってきます。

2020年に新たに「風の時代」になり世の価値観の大きな転換期に入ったとも言われるように、これからパラダイムシフトが起こるのはアイデンが属する建設業界も例外ではありません。
社会貢献により存在価値を高め変革する会社が生き残り、独自性もなく自社の利益を追求するだけの変革しない会社はなくなっていく。
存在価値というのはまだ優しく、実際は存在理由という方が合っているのかもしれません。
その会社が社会に存在する価値ではなく、「理由」があるのかどうか。

そしてそれは会社という器だけではなく人にも言える事で、無縁社会という言葉がある様に、「今だけ金だけ自分だけ」を追って仕事をしていては、仕事から離れた時に社会との「縁」をなくし社会的孤独を生みかねません。

無縁社会

無縁社会(むえんしゃかい)とは、2010年に放送されたNHKスペシャル『無縁社会~”無縁死”3万2千人の衝撃~』で用いられた造語です。

人間関係が希薄になっている状況を言いあらわした言葉で、退職して会社組織とのつながりをなくしたり、家族や地域のつながりも希薄であるといった理由で孤立化し、最後は孤独死する人が年間32,000人もいるという内容です。

全国の自治体の調査では、近年、身元不明の自殺と見られる死者や行き倒れ死などの、国の統計には反映されないタイプの死者が急増していることが判明しています。
ソーシャルグッドCatalyst

その中でアイデンも従来の電気・給排水設備工事会社の枠を超え、新たに社会課題解決を会社に属する全員で捉え、VUCAと言われる予測困難な時代に対し、「社会課題解決型事業」を通して、信じる事のできる一本の道を切り拓き、会社ならびに自分たちの「存在理由」と社会との「縁」を、色々な方の協力を得ながら造っていきたいと考えます。

3.信じられる道をつくる

主な社会課題の分類。 出典clement
愛犬共生住宅はどれだけの分野に絡んでいく事ができるだろうか。
答えは1つではないはず。

世の中には様々な分野の社会課題が存在しますが、ソーシャルエンタープライズには動物事は少ないかと思います。
昨年、動物愛護推進員の女性の方と話をしましたが、人間社会の事を課題として動く人は世の中にたくさんいる、だから私は犬や猫の課題のために動く数少ない側になろうと思った、と言われていました。

アイデンのビジョン

アイデンのビジョンの5番目にある、「人は人が救うは当たり前」は同じ思いから来ています。

4.一般社団法人の立ち上げ

この度、アイデンは社団法人を立ち上げます。
「一般社団法人 愛犬共生住宅機構」
目的 : 当法人は、犬と暮らす住環境の開発を図ることにより、人と犬の共生の発展に資し、動物愛護ならびに犬の持つ効用をもって人の健康促進に寄与することを目的とする。

どこまでできるかは未知数ですが、踏み出さなければ始まらない。
その時になったらでは、その時は一生来ない。

挑戦時期に遅すぎるという事はない、とはよく聞きますが、早すぎるという事もないはずです。
初めは失敗の連続かも知れませんが、トライアルアンドエラーを繰り返した分だけ独自性、自信に繋がり、自分たちの信じる道に向かっていくかと考えます。

皆様、どうか宜しくお願い致します。

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