妹の推薦でマネージャーになった件。【7話】

今日1日はいつもの慣れた場所ではない。


さくらさんと天ちゃん（6話）の沖縄ロケでお世話になった櫻坂46マネージャーの星野さんから櫻坂事務所の場所が共有された。


いつもの慣れた場所から少し離れた場所だったため迷うことなく到着した。


車を止め、事務所に入ると星野さんがお出迎えしてくれていた。


星：〇〇くん今日はありがとうね


〇：いえいえ…!急遽だったのでこちらこそ申し訳ないです


星：こっちとしてはいつでも大関係だよ


〇：担当は乃木坂なので…と言わないとに何なれるかわからないので…



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蓮：お兄は蓮加たちのことキライになっちゃたの…?


美：ずっと美月ちゃんのこと見てるって約束したじゃん！


筒：〇〇さんは専属から離れないって信じていたのに…….


田：4期生で初めて名前呼びしておいて私たちのこと捨てるんですか……




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星：それだけメンバーから愛されてるってことだよ


〇：それだと、いいんですけどね、、、




メンバーが居るレッスン室まで向かうまでに今日の仕事内容を聞く




星：今日は1日ってことで主にメンバーの補助をしてあげて


〇：補助ですか…?


星：そう。簡単に言うと水を渡したり、昼休憩の時のために弁当を並べたり。
The・マネージャーって感じだね。
空き時間だったりは乃木坂側のスケジュール確認とか別にしていいからね


〇：わかりました。


星：乃木坂さんのはスケジュール管理大変でしょ？


〇：はい…ほどほどにですが…


星：だろうから、空き時間は無駄にできないでしょ？


〇：お気遣いありがとうございます…!


〇〇は星野さんの周囲を見る力に感心し、これからのマネージャー業の支えになる。



星：じゃ入ろっか。今は休憩してることだろうし


〇：ふぅ…はい…!


星：そう緊張しないで軽くね？笑



ｶﾞﾁｬ



星：ちょっと集合してくれるか？


ざわざわ…


天：あっ！〇〇さんだ！


『〇〇…さん？』『どなただろう…』などの声が多数あがっているなか…



？：天ちゃんが言ってた通り本当に来たんだ！


天：もっちろん！私の情報は正しいのだ！

『保乃ちゃん』よ！

田村保乃。山﨑天と同じ2期生で大阪出身。

愛称は主に『ほのす』や『ほにょ』時に『ホノー・タムラ』と呼ばれている。



保：ほの〇〇さんと会いたかってん！嬉しいわ〜！


星：はいはい。静かに。じゃあ〇〇くん自己紹介を。


〇：乃木坂マネの岩本〇〇です。本日は1日櫻坂のマネージャーとしてよろしくおねがいします！


？：〇〇さん！岩本ってことはれんたんのお兄さん？！


保：声がおっきいよ

『れなぁ』

守屋麗奈。保乃、天と同じく2期生。
某ラヴィット！で罰ゲームで不正をしたれなぁとしても有名である。



麗:れんたんには雑誌の連載でお世話になっていたので！


○:蓮加からも時々守屋さんのお話聞いていたので...!こちらこそですっ！


麗奈と○○が2人で話していると、レッスンの先生からレッスン再開の合図が出た。



いまは新曲の振り入れをしているようだ。


さっきまでとは大違いのメンバーを見て驚きを隠せない。


○:かっこいいとかわいいのメリハリができるなんてすごいグループだな...


櫻坂46に関心しながら、○○はノートパソコンを開き、筒井あやめのスケジュール調整を始める。


○:（...この日はモデル撮影とインタビュー...）


○:（MV撮影がこの日に1日あって...）


○○はお得意の集中力を発揮し慣れない場所でも作業を続ける



『、、さーん！、○さーん！！』


天:○○さんっっ！  


○:あっ...はいっ？！ごめんなさい...入り込んでいました...


天:てんのお水くださーい！


保:あ！ほのも〜！


○:わかりました...！


ひ:、、、


松:るんちゃんも2人みたいに行きたいんでしょ？


ひ:うえっ？！？！そ....そんなこと？！


松:動揺が出ちゃってるよ...笑


ひ:だって,,,前々からてんから○○さんカッコよくて大好きなんだーって言われたら気になっちゃうじゃん,,,


松:恋する乙女なわけだ！


ひ:で、実際見てみたらカッコイイし...さすが乃木坂さんのお兄さんだなって,,,,,


松:思い切って走って抱きついてきたら？笑


ひ:きゅ、急に？！そんなことできないよ...//


松:でも見てみ？天ちゃん実の妹かってぐらい抱きついてるよ



天:○○さ〜んの家で蓮加さんとパーティーしましょうよ〜


ギュゥゥゥ...


○:て...天ちゃん...く" る" し" い"...


麗:○○さん倒れそうになってるじゃん、天ちゃん抱きつくの終わりで〜す！


天:え〜！！やだやだっ！！


麗:お時間で〜す。


天:剥がしさんみたいなことしないでよー！



松:あんなに抱きついちゃって...ってぐらいしてるよ？笑

ひ:ｻｻｯ...


松:あれっ？るんちゃん？


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀ...


○:森田さん...そんなに走ってきて...どうされました...？


ひ:し...失礼します,,,！


ギュッ...


天 麗 松:？！？！


ひかるは○○の胸に顔を埋め


ひ:わたしだって,,,甘えたいので我慢してくださいね...///


ファンの人はこの笑顔を見て落ちたのだろう。


松:るんちゃんが...甘えてる...！

ｶｼｬｶｼｬ


ひ:里奈,,写真撮らないでよ...///


写真をメンバーに撮られるが抱きついて何故か喜んでいる。


天:そんなに抱きついてひかるだけずるいよ！


保:そーだそーだ！ほのにも抱きつかせんか！


ひ:い...いまはわたしの,,時間だし,,,


可愛すぎる笑顔と照れている顔。


危うく推しメンになるところだった...



その後、休憩がある度に○○抱きつき争奪戦が始まったとか始まっていないとか...




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○:今日は一日ありがとうございました！また機会があればぜひよろしくお願いします！


保:○○さん行かんとってぇ〜（泣）


ひ:まだ抱きつき足りてないよ〜


天:ﾌﾞｩｰもっと抱きつきたかったのにぃ〜！


頬をふくらませて言われても...どうしようも無いです...





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○○は自宅に向かい、明日の仕事に意気込んでいた



ﾋﾟｺﾝ



○:ん？



一通の写真とメッセージが




『お兄、これ、なに？』






えっ？







を感じるメッセージと森田さんがボクに抱きついてる写真が送られてきた




○○にメッセージを変えさせる余地も与えず



『れなぁから送られて来たんだけど、なに？』



『メンバーのグループLINEにも送っちゃったから明日もがんばろうね！』

end